「こんばんは。2021年になりまして…、なんとなく"説"を考えてみました。」
東京オリンピックを望む人、70歳以上説
「まあ、日に日に諸問題が大きくなりまして。現状では先のない70歳以上、特に"利権がらみの上級国民"ばかりが開催を望むと…。世界的事情で大目に見てもらえても…、そういうことなんでしょう。」
本題はここから。ひょっとすると、このままでは近代オリンピックの持続可能性は低いかもしれない。これを機に近代オリンピックを終わらせ、新しく"第3世代オリンピック"へ進めたらどうか。そこで今回、勝手ながら提言させていただく。
1.メジャーなスポーツ
野球・ソフトボールを含む"世界選手権が大規模に開催されている種目"を、ここではメジャーなスポーツと定義。陸上も世界選手権が2年おきに開催されるため、そちらへ全面移行したい。
マラソンについても同様。2019年に東京で開催された『マラソングランドチャンピオンシップ』を世界大会へ"昇格"させ、東京と"持ち回り国"を2年ごとに交互開催としたらどうかと。マラソンの"紀元"とされるアテネで調べれば、『アテネクラシックマラソン』なる大会があった。
球技は基本的に世界選手権を最高峰とすべき。23歳以下(+オーバーエイジ枠)とすみ分けられていた男子サッカー競技も、新規で"U-23ワールドカップ"を設けたい。ただそうなれば、出場レベルに達しない"マイナー国"はどうするか…?
そこで"総合競技大会"たるオリンピック。出場を逃すなりした国の代表チームが、"敗者復活大会"という形で行うとどうだろうかと。それならば下手に規模が大きくなりすぎ…、ないとは思うが。アピールの場としては十分だろう。男子サッカーの年齢制限も、これなら不要だろうし。
(男子野球は『ワールド・ベースボール・クラシック』準拠か、『プレミア12』準拠かで資格がやや変わってくる。後者の場合、世界ランキング13位以下でなければならない。)
2.マイナーなスポーツ
一般知名度の低い競技については、"総合競技大会"たるオリンピックにまだまだ頼らざるを得ないだろう。オリンピック(および日本人選手のメダル獲得)なしにフェンシングの知名度は上がらなかっただろうし、カヌー競技も同じく。
中にはライフル射撃みたく、メディアミックスで取り上げて知名度獲得と…。(個人の見解。それすら『水曜日のダウンタウン』で紹介されたのがきっかけという噂。)
2020年以降の(野球・ソフトボールを除く)追加予定種目はまさにそう。そうでなければ、スポーツクライミングの知名度が上がることはおそらくなかったはずだ。
さらに前項目で述べた球技も、種目によって例外に非ず。バスケットボールは3人制があるし、オリンピック以外では野球の5人制というのもある。あとは…、知名度が高くても世界選手権を開催できない種目。アーティスティックスイミングの男子団体はこっちのカテゴリ?
3.eスポーツ
エレクトロニック・スポーツ、略して『eスポーツ』。電子競技ともされる。いくら"テレビゲーム大会の域"を出ずとも、世界規模で大会が行われている現状もある。こちらも将来的には加えることになるかもしれない。何せ"オンライン対戦"が可能ならば、現地へ集合させる必要もないかもしれない。
電子競技でなくとも、過去にチェスや囲碁がアジア大会で行われていたと。派生的に"そういう系統"もこちらへ含まれるか。個人として、最近あまり"テレビゲーム"に縁がない。現状オリンピックでeスポーツが行われない理由の1つに、スポンサーの問題があるという。
まとめ
国際オリンピック委員会もすでに"縛り"が大きくなりすぎた。もしかすると東京オリンピックを現状未定な2032年以降、もしくは"無期限延期"させた後。そのまま"近代オリンピック"を終わらせたいのかもしれない。そうなればeスポーツ共々、答えもわかるだろう。
2021年にオリンピックが行われないとして、無理やり"独自大会"を行うかもしれない。開催可能か状況は一旦置いておくとして、むしろ"オリンピック縛り"がないだけ楽になれるか。ひょっとすると、答えはそこへ…!?
(おわり)