管理者「実は今回ですね…、前から作っていたものがありまして。二次創作とかクロスオーバーとか、そういうものです。それと、やはりいるじゃないですか。使われずに捨てられるキャラクターとか、表に出てこなくなったらどうなるのでしょう?」

 松野トド松(おそ松さん)への戦力外通告が、各所で波乱を呼んだ。6つ子の末っ子にして1人だけモテようとするなどという、ドライモンスターぶりを発揮していたトド松への非情な宣告。再挑戦へのアピール、そして思わぬ形での復帰…。

 だが、物語はこれだけに終わらなかった。トド松以外にも、非情な宣告を受けた者がいる。ドラマも、その分だけある。アニメでの話を拡大して、彼らの物語を見届けたい…。(以下、各種資料から引用あり。)


ビチエ(銀魂/GKB48)
 かつて銀河系最強アイドルグループとして輝きを放った『GKB48』と、そのリーダー格だったビチエ。だがその手法は、決して正当な行為といえなかった。

 標的としたのは、アイドル歌手として不動の地位を築いている寺門通。くしくも同時期、期間限定ユニット『HDZ48』を結成。挑戦状を叩き込むと、トップアイドルの座を奪うために手は尽くさなかった。合成写真を使った偽のゴシップ記事をマスコミに流すなど、卑劣な行為を行ったのである。

 対決の場とした握手会『天下一アイドル決定戦』。しかし、寺門はすぐに現れなかった。ビチエに立ちはだかったのは、『HDZ48』のサポートメンバー。そして寺門通親衛隊…。

ビチエ「あの頃は今思ってもどうかしてた。ただ頂点でありさえすれば、もう何もかもよかったって。まさかね…、正しいアイドル像をあの場で教えてもらったなんて考えないわよ。」

 ビチエ、そして『GKB48』。その輝きは触角が引き抜かれたことで失われ、洗脳行為も発覚して全てがご破算。最後は肉弾戦に敗れ、アイドルグループ『GKB48』は解散を余儀なくされたのだ。対する『HDZ48』も活動は取りやめられ、寺門は引き続きソロで活動。便乗してソロで再出発しようにも、先行き不透明な業界…。

 ビチエが"無の境地"へ至るに、時間はかからなかった。ところが帰り道、記憶が途切れてしまう。

 


ビチエ「なんとなく屋台でおでん食べたら、なんて言ったらいいか…。それぐらい美味しくて。お酒もたっぷり入ってたと思う。そっから全然覚えてなくって、気づいたら部屋だったのね。」

 酒のせいだとしたが、早くも覚えた違和感。触角は剥ぎ取られたまま、"現役時代"とほぼ変わらない容姿。何より、他人への洗脳行為は一切できなくなっている。恐怖感と共に、根拠のない希望すら沸いてきた。

 実際、寺門もかつてどん底を味わっている。スキャンダルで仕事を失った際、自らの原点である路上で歌い続けたことで再度注目。トップアイドルとして返り咲き、現在も君臨し続けている。

 もう、アイドルとして失うものは何もない。そんな矢先、手にしたのは合同トライアウトの告知。決意は固まった。

 迎えた、トライアウト当日―

 各アニメ番組、ゲーム作品等で戦力外通告を受けたキャラクター達。来期のレギュラー番組を懸けて、合同トライアウトに挑む。業界の常識は、世間の非常識。実は表舞台から消えてしまったキャラ達は自ら、他作品へのアピールに参加していたのだ。


管理者「で、ここまでが完成していたところ。長きにわたって使わずに放置して申し訳ありません。ということで、ビチエ…。この名前もどうかしてるんですけどね。トライアウトは内容が野球に偏るので、他だとあんまりしっくりこないんですよ。ということで割愛させていただくとして、それ以降の動向はいかに?」


 トライアウト後は概ね1週間以内に、興味を示した団体から連絡が来るようになっている。この間にも連絡が入り、移籍先の決まったキャラクターも見られる。その代表といえるのが岡田似蔵で、『かぐや様は告らせたい』へ"移籍"。案内役に転身すると、アニメも大ヒットしている。

 ただ多くは連絡もなく、現役を続けられるのはごくわずか。ビチエも焦りを隠せない。連絡が来ないまま、思い浮かんだのはおでんの味…。不思議と、おでん屋台の場所は分かっていた。

 屋台の店主、チビ太(おそ松くん→おそ松さん)も個性的な人柄で人気だ。常連には人気ソロアイドル、橋本にゃーもいる。さらに加えれば同じソロアイドルとして弱井トト子も常連であり、取っ組み合いの喧嘩が絶えないこともお約束…。タイミング悪く遭遇してしまった。

ビチエ「そのへんにしたらどうだ?」
トト子「あ!?」
にゃー「お前に何がわかるんだよ?」

 これが"差"なのだろうか?実感すると同時に、どこか吹っ切れたらしい。すると…?

チビ太「見てたぞ、トライアウト受けたんだってな?」
ビチエ「はい…、まだ連絡なくって。」
チビ太「…そうだな。待っても来なかったら、ここ手伝いでも。」


 今のところ他に居場所らしい居場所はなく、オファーもない。ならばと暫定的ながら、おでん屋台の手伝いとなった。ただあくまで"手伝い"、本編に出られるわけでない。その後もオファーらしいオファーはなく、1週間以上が経過。そのまま定着し、仕込みの術をも覚えつつあった。

 月日は流れ、予想外のオファーは突如訪れる。

ビチエ「はい、いらっしゃいませ…。」
???「すいません、客ってより。あなたにお話ありまして。」
ビチエ「…?」


管理者「そう、オファーを出したのはこの私…。さすがに一流アニメから誘うのも、ゲストとしてならばまだしもですよ。1回2回出てもう使わないなんて、キャラによってはすごいもったいなくないですか?」

 ならば版権を著作者へ帰属させたうえで、ブログ(快速アクティー3765M)で使えないかということ。戦力外となったキャラクターと、底辺のブログ。加えてもう1つ、オファーを出した理由があったのだ。

 このブログは案内役を除き、オリジナルキャラクター21人で回している。そのうち19人が某野球ゲームで作成した"選手"をベースとしており、野球チームとして組成する構想があったもの。ただそれ故、大きな欠陥を抱えていた。キャッチャーがいないのだ。

チビ太「行って来いよ。」

 おでん屋の後押しも受け、引き続き屋台の手伝い。さらには"ヘルプ"としても担いつつ。新天地へ…(中略)。


 そして2020年。10月期に『よりぬき銀魂さん』として"ポロリ篇"が再放送され、その際一時的に"再契約して復帰"。終了をもって再度"自由契約"となり、改めて当ブログと"契約"。主に新作旅行記、ベーシック仕様での案内役を担う予定だ。


 トリオを組むのは独自に女子高生化させたリタ(ジェリージャム)と、女子高生化診断の際に採用しなかったハンドルネーム(快速アクティー3758M)。リタとビチエはピンク系で"色被り"が著しく、リタはピンク系を譲らない。このためイメージカラーとなる衣装類を黒色系にして判別させた。


 なお快速アクティー3758Mは、現在ライブドアブログへ引き継いだ旅行用ブログのハンドルネーム。身長169cmとしつつ、バストがDカップなこともあって全体像をふっくらさせてみる。紫でさらさらな髪色に、緑でぱっちりな目。おっとりした性格で、かわいい子とくらい子とは相性よし。

 得意科目が保健体育で眼帯してることは、不思議なことに採用した管理者(快速アクティー3765M)と一致。通常期は女子高生化させた管理者と共に、4人組としたい。なお"再利用"した理由も、野球チーム組成におけるキャッチャー要員を見越してのことだ。


 問題は登録名。前述のとおり、ビチエという名前では大いに問題がある。候補としては『ビーチェ』があるものの躊躇したまま。ハンドルネーム2名と共に、今後とも考えたい。
(とりあえず今回はこれにておわり)

おまけ

 エルフ耳を改め、洗脳させたとされる触覚も除去させてみた。すると…、アンタ誰さ?とりあえずギャル系キャラとしては十分すぎるので、ギャル系キャラとしてこのまま継続させようか。


 ついでに忘れていると思うが、豆の木ジャンプはゲストキャラにもプレイしてもらったという設定。リタとビチエも行っている。リタは1回目1214、2回目は2659。ビチエの1回目は3405、2回目が3429となった。


 そもそもハンドルネームの由来となった『快速アクティー』も、東京遠征で東海道本線の快速に乗ったため。アイコンとして用いたE233系電車がまさにそれだ。付け加えれば2021年元日現在であまり意味を成しておらず、3月のダイヤ改正で夜間帯の東京発を除き廃止される。
(おわり)