2020年12月12日(土)午後0時20分 愛知県あま市・鳳凰山甚目寺観音
土曜日は何しようかと考えつつ、毎月12日だったので『甚目寺観音てづくり朝市』という結論に至った。近隣各地からあま市甚目寺観音へ集まり、雑貨や飲食などの出店が並ぶ。
めぐ「ごめんね、急に決めちゃって。」
なぎ「ちょうど来たかったんだ、毎月やってるのにタイミングも。」
めぐ「早速悪いけど…、トイレいい?」
甚目寺観音のトイレは内装が木質系で比較的美しく管理され、洋式便器も完備。閉鎖時間も決められている反面、手洗い場に石鹸液は用意されていないようだ。
なぎ「終わった?」
めぐ「OK。」
さく「で、次入るんでしょ。」
改めて、この"朝市"。いわゆる"キッチンカー"も並ぶが、どういうわけか東門に集中する傾向らしい。なかなかオシャレな店も出ており、何かと気にさせてしまう。さあ、何にしようか…?
もも「いいけどさ…、アンタまた無計画で。」
めぐ「こういうの気になっちゃうもん。」
今回は予算を概ね2000円とし、タコライスにしよう。この『喫茶oheso』は喫茶店らしくドリンクメニューも豊富で、ハワイのドーナツたるマラサダ。さらにはタコスもある。支払いにauPAYはコードスキャン方式含め対応できないが、コードスキャン方式が標準のPayPayは使用できるという。
なぎ「それより場所ないだろ。」
めぐ「…とりあえず適当に見つける?」
タコライスの実食は後程として、続いては向かいの『78BURGER』。注文後にパンと肉を焼き上げ、出来立てをいただけるのも魅力。特に肉は鉄板の上で焼きながら"成形"するという。列ができて待ち時間も長いのか、店の方が個数を聞いてきた。
メニューはハンバーガーのほか、オリジナルのテリヤキソースを用いたテリヤキバーガー。ナチュラルチェダーチーズと共にいただく、チーズバーガーとテリヤキチーズバーガー。だし巻き玉子を加えた『ナナハチバーガー』もある。今回は価格を見て、全ての基本となるハンバーガーを選択。
もも「ちょっとぐらい冒険?したっていいのに、チーズとかも。」
めぐ「チーズいいよね、塊から溶かすし。」
(現)ハンバーガー(甚目寺観音てづくり朝市/78BURGER) 600円※軽減適用
肉のみならずパンもお手製で、これこそまさしく手作りハンバーガー。大手チェーンの品と比べてサイズが大きく、食べ応え十分。特製のオーロラソースとも相性よろし。レタスは茎の部分しか残ってないのか…、ロメインレタスじゃなくって?
(現)タコライス(甚目寺観音てづくり朝市/喫茶oheso) 単品800円※軽減適用
本来は味付けされたひき肉(タコミート)とライスだけが基本となり、レタスやチーズなどはトッピングとして扱われるのが沖縄式。この店ではレタスが最初から入っており、野菜不足が顕著な身としてもありがたい。サルサソースはマヨネーズと合わさることでまろやかにさせるが、元々辛くない味かもしれない。ドリンク付きは950円となる。
ここまで合計1400円、満足するかどうかといえば…?
もも「で、何にしようって?」
さく「前に来てたっていう焼きそば?」
めぐ「美味しかったけど、出てないね。」
なぎ「それいつの話だ?」
ということで、続いて目を付けたのは台湾屋台料理の『タイペイシャオツー』。ここで少々予算をオーバーしてしまったようで、いかにこのような屋台料理が意欲を注がれるかわかってしまう。
めぐ「これよくない?」
さく「なんか、鶏肉じゃないほうとかで。じゃあ1杯。」
(現)魯肉飯(甚目寺観音てづくり朝市/タイペイシャオツー) 750円※軽減適用
豚バラ肉を細かくして台湾醤油などと共に煮込んだもので、ルーローハンと読む。それをご飯にかけ、高菜漬けや煮卵を添える。さらにどういうわけかたくあん漬けが2枚。そのお味は日本と異なる台湾風で、少々癖はあるものの辛くなく頂ける。で…、香草は結局何?
ここまで合計2150円、今日はこれで満足だ。昼の2時前ともなれば食事系の数量も残り少ないようで、たい焼き店ではハムチーズマヨ味が売り切れている。
もも「あとはハワイのドーナツ?とかたい焼き。」
なぎ「いや、団子で。醤油の甘くない。」
さて諸々あった2020年は遠征をしなかった分、費用はあまりかかっていない。よく考えれば近隣でもまだ"未開拓地"が数多くあり、そちらも押さえておきたいものだろう。
めぐ「一応、今日はこれで。」
さく「あ、もうこれだけ?」
もも「十分じゃない?今年あれだけああなったんだし、1回そこそこできただけでも。」
2020年内の1本分は原付で少々という程度にする予定であり、いよいよ3県内から出ないという"怪挙"が果たされる…!?
めぐ「…ってか、いつぶりだろう?」
もも「まあ、アンタらと毎年遊びまわってんだもん。1年ぐらい。」
さく「そういえばそうだよね。1年ぐらい休んで、その分来年に回せるし。」
(おわり)