2020年11月31日(土)午後1時 名古屋市熱田区・神宮前駅
土曜日に少々出かけたい気分になり、昼食もどこかで食べていきたくなる。神宮前で何かと考えたところ、改札内にある『麺坊かどや』を選択。
(現)油淋鶏丼(麺坊かどや) 550円
2週連続の油淋鶏。手仕込みの唐揚げ3個とあったものの、大きくないのが5個で3個分らしい。少々固まった温玉とご飯に合わせていただきたい。結論にして大正義、唐揚げは旨い。漬物と赤だしが付いており、180円追加できしめんに変えられたかは不明。
(現)串カツ3本(麺坊かどや) 340円
味噌はかかっておらず、とりあえず赤だしに入れるか。備え付けのソースをかけるか。いずれにせよ、大きく切られたキャベツは行場がない。どて煮とセットでいただけということだろうか…?
改札を出ることなく終わったので、神宮前の視察はまたの機会と…。
2.神宮前13:33発→内海14:28着 急行/内海行き 5054
今回は行きたいところが複数あった中で、内海へ向かいたくなった。とりあえず乗るとして、5000系なので特に取り上げることもないだろう。景色もまた、幾度と通ったところなので特に…(略)。
常滑線を名古屋市から東海市、河和線へ進んで知多市,阿久比町。2面4線のホームを持つ阿久比に特急が停車するようになったのは2008年であり、現在では町の代表駅として風格も十分だ(個人の感想)。
半田市から武豊町へ進み、富貴からは知多新線に進む。ここからは単線となり景色も大きく変わっていく。全線で複線用地が確保されている知多新線だが、輸送量からして単線のままで十分という判断が現在まで続いている。
南知多道路を跨ぐところ、若干タイミングは合わなかったか。元々対面通行で開通し、当時の写真が掲載された資料画像をインターネット上のどこかで見て感慨にふけたもの。この辺りに信号場があったようだが、どこだったか。
美浜緑苑は片面にだけホームを有する無人駅。駅だけを見る限り山林しかなく、こんなところに住宅地が開発されたとは思えない。実際にも、駅前から階段を上がっていかなければならない。
この知多新線は鉄道建設公団と無関係ながらも"新線"であり、踏切もなく建設費がかさんだせいか加算運賃が設定されている。内海の手前で高架橋へ進み、神宮前から55分かけて内海に到着。
2面4線のホームを持つ高架駅で、現状は日中毎時3本とあって大きく持て余している。ホーム上に発車案内などは見当たらない。
階段を下りれば、鉄筋コンクリートの構造体そのままで殺風景。目立つのは倉庫らしきものが1つぐらいで、他に何一つ見受けられない。エレベーターもないため、不親切といえば不親切だろうかと…。
改札も開口部こそ広いだけ広いものの現状使われるのは2通路だけで、他は柵で締め切られている。発車案内こそ主要駅で見られるような3段LED式だが、駅そのものは遠隔管理された無人駅。11月のオフシーズンに通りががったのはネコだけで、旅館名が書かれた大看板が寂しい。
高架下に並ぶ店々で開いているのは喫茶店だけであり、見たところ地元の方々が多くみられるようだ。他はひたすらシャッターが下り、寂れ方がよくわかる。
駅前のロータリーを発着するバスも、今や南知多町の『海っ子バス』しかない。他に見られるのは商工会や観光案内所で、コンビニなどは見られない。タクシーはなぜか反対側の位置で待機していた。
その"反対側"。縦型の駅名看板も、名鉄では少数派でどこかそそられる。こちらに広場はなく、店らしき痕跡はシャッターが下りたままで開いていない。先ほどのネコがタクシーを見送る感じになり、駅員の代理だろうかと…。
空調の完備された待合室(休憩室)には"ビーチステーション"とあり、由来はさておきなかなか広くとられている。トイレは改札内になく、出入口からもさらに裏手。小さいうえに古く、積極的に使いたいとは思えないもの。
南知多町の観光案内図を見ておこう。駅から海水浴場は徒歩15分ほどとあり、周辺にも旧家等が見られる。南知多町は温泉や羽豆岬など他にも名所があり、2015年に訪れた篠島も南知多町に属している。
今回は駅に来てみたかったというだけであり、生憎模様とあって周辺の散策までは考えていない。11月はそもそもシーズンオフなのだが、夏場の賑わいも昔話になってしまうのだろうか…?
3.内海14:54発→神宮前15:51着 急行/新鵜沼行き 5054
復路も同じく知多新線として、折り返した同じ車両の急行に乗車。さて内海駅は建設時に用地面で紆余曲折あったらしく、海から離れた内陸に位置している。元々は宅地開発を見越して開通させた路線らしい(外部から引用)。
途中では複線用地を用いてか何やら工事が行われていた。そのまま富貴から河和線、太田川からは常滑線へ合流する形。壁際では手書きのメモ帳か、揺れに任せて寝るところか…。
今回は先週のナゴヤドーム観戦分も残っているため、このあたりで失礼…。
(おわり)
「南知多町のバス路線はかつて知多バスが運行してまして、廃止後『海っ子バス』となった際も2013年まで知多バスに運行委託されていました。その後は別会社へ移管となり、2020年現在に至っています。愛知県の離島はまたいずれ…。」