2020年10月31日(土)午後0時14分 名古屋市東区・ナゴヤドーム
4階のプライム・ツインが今年リニューアルされ、座席には5G通信という"新たな観戦体験"を得られると…。公開される以前にオープン戦が有観客開催だった場合、2席1100円でどうだったのだろうか?
ひろ「プレスとか…、なかったんだっけな?」
めぐ「まあ開幕して、5000人かそれぐらい?」
ひろ「じゃあ、座席だけっぽいな。」
例によって上段席、内野3塁側。今回は購入時に座席位置を指定している。空席のあるように位置を考えず選んだため、思いのほか外野へ近づいてしまった。引き続き収容人数が50%に制限されるため、事実上の満席が17400人となる。
ひろ「そうせんだって、隣空けるんだろうに。」
めぐ「だって…、せっかくならちょっとでも隣がよくない?」
ひろ「…じゃあ。」
今回の『昇竜』ユニフォームについて。1990年から2020年の30年間をデジタル柄で表現しつつ、濃淡ドラゴンズブルーに"昇竜"のグラフィックを挿入。胸番号は1990年代の赤色で、配布用には"2020"と入っているのが特徴。
めぐ「だんだん手書きに向かなくなるんだけど。」
ひろ「そんなもん、こっちは知らんし。」
空席に荷物を置くならば、ぜひチームカラーのユニフォームなども上掛けしておきたい。このように空席を用いて"染め上げる"手法、東京ヤクルトが神宮球場で呼びかけている。(2020TOKYO燕プロジェクト、ページ中寄りを参照。)
めぐ「合法的にできるのがね…。」
ひろ「とりあえず今年いっぱいな。」
とりあえず控えめながらも何か探すとしつつ、5階コンコースは店もあまり開いていない。今回はあまり場内移動をしない方向でいるため、あらかじめ少々入れておいたのだ。
ひろ「ああ、それでさっき。」
めぐ「そうそう。今日は中であんま買わない作戦。」
(A)ピルクル500ml(日清ヨーク) 110円※軽減適用
何せ今回は飲料の移し替えがない。このため瓶や缶はもちろん、ペットボトルもサイズ問わず持ち込みが完全にできなくなっている。このため紙パック飲料だけが頼りとなり、麦茶などが見当たらない中で乳酸菌飲料を選択した次第。
ひろ「…紅茶は?」
めぐ「紅茶はあんま飲まない。」
(S)QOOオレンジ(ナゴヤドーム) 200円※軽減適用
場内のドリンクも、ドリンクそのものを目的とした購入にあらず。紙パックの飲料をカップへそそぐほか、ドリンクごと飲料で割って飲む行為。移し替えを全面廃止するならばやはり面倒なので、概ね700mlまでのペットボトル持ち込みを全面解禁してほしかった。
ひろ「ってか、カップ大きくないし。」
めぐ「そのままじゃダメだね。」
さて試合終了後は人の滞留を回避するため、区画ごとに分散させる規制退場を実施。元々原付で来たために時間はたくさん確保できたところ、最初に呼ばれるのがパノラマ席だという。以下プライムツイン及び下層部上段(35~47列)、最後に下層部下段となる。
めぐ「…これさ、呼ばれたら出なきゃいけない?」
ひろ「さあ…?スムーズならそれでいいんじゃなくって?」
バックスクリーン横に設けられた区画を収めようとも失敗。これはテレビ中継で用いられる解説席で、レストランシートのチケット販売が解禁されるまではそちらに設けられていた。
ひろ「それ、設定は?」
めぐ「一応合うようにしてるつもりなんだけど。」
さあ、スタメン発表だ。まずはビジターの広島東洋から始まり、2018年7月の大阪以来2球団目となる長野久義が1番打者(意味深)。着席位置からはビジター席が見られない。予告先発は中村祐太。
めぐ「こういうのやって、結構フラグ立っちゃったりする。」
続いてホームの中日。オープニングなど演出は毎年新たに用意され、2020年用も例外に非ず。日の目を浴びられてよかったと思う…。
めぐ「最初…、開幕もできないかと。」
ひろ「考えたら大げさだったかもな。」
現状のメンバーは満足なものでなく、4番打者として捕手登録のアリエル・マルティネスが一塁に入る。当面の措置として鳴り物を用いないため、発表される際の"静寂"がまた新鮮。
めぐ「なんだろうね…?特別だからこういうのもいいかなって。」
ひろ「メジャーも鳴り物なかったんだっけな。」
セ・リーグは現在まで9人制を用いており、投手も打席に入る方式。予告先発の松葉貴大は昨年オリックスから移籍し、オリックス時代はお目にかからなかった。
めぐ「…どうも期待できないんだけど。」
ひろ「始まる前からあきらめんな。」
最後にベンチ入りメンバーと審判団が発表されて終了。ビジョン中央部分の背景画像は2020年『昇竜』ユニフォームのデザインがなされ、イベント感を演出している。
ファーストピッチセレモニーは始球式と別扱いらしく、打席に立つのはドアラ。画的にはなかなかシュールだ。
ひろ「…別に、これからだって遠征とか。」
めぐ「そうするなら…、いっそ年内は岐阜と三重だけで回すってのも。」
続いて最終のメンバー表交換のため、両監督と審判団はホームベース付近へ集合。監督やコーチ,ベンチ入りメンバーはマスク着用が原則となるため、各球団もこぞって個性的なマスクが取り入れられた。
ひろ「あのピッタマスク?」
めぐ「どうせすぐ売り切れるし。」
(つづく)