何せハイブリッド車両(HC85系)は現状4両編成で1ユニットらしく、細かな増結に対応できるかわかっていない。快速用の一般車両(HC75系)も登場させたいところだが、同じく…。
機関更新改造案(全般)
長年の運用からして機関更新は必須。エンジンはハイブリッド車両と同等のモノへ交換(ハイブリッドエンジンではない)し、図らずも"モンスター級"の性能を得ることとなりそう。その他床下設備も最新のモノへ交換したい。前照灯は高輝度LEDになるし、車外行先表示もカラーLEDとなる。何よりこれら気動車をすべて共通させ、1両単位で混用させるのが目的。形式名も"DC85系"と"DC75系"にしよう。
車内の案内装置もできれば液晶画面が望ましかった。ただ現実にはよくわからないので保留とし、車内照明のLED化としておく。共通で連結する以上は、案内装置も連動することを求めたい。車内防犯カメラも必須だし、1両単位での混用となれば車いす対応等を全車両に…。キハ85に導入されたフリーWi-fiを"DC75系"にも設ければよろし。
キハ85改造案
展望型+車いす対応追加+機関更新:2001~2014
ここでは初期型も全車両リニューアルさせるものと考えよう。座席は長年の酷使がたたって劣化し、可動式アームレストは緩くなっていた。内装と共に座席交換は欠かせないし、やはり全座席で電源コンセントを利用できればありがたい。車両番号について+2000番台を基本に、下2桁は現番号を尊重した(以下同様)。
貫通型+車いす対応+機関更新:2101~2106,2108~2119
1両単位の増結運用となるからには、貫通型先頭車両の数に余裕を持たせたい。そのため現状のまま車いす対応設備を有する100+1000番台は、そう簡単に捨てられない。車両番号について下2桁は現番号を尊重したため、2107を欠番としている(重要)。
貫通型+車いす対応追加+男子トイレ+機関更新:2201~2208
貫通型先頭車両であるからには車いす対応を施し、共通化を図りたい。特に後期型は劣化が少ないだろうから、波動用車両としては主力となるべきもの。座席はこちらを電源付きの新型に交換し、前期型の一部へ"玉突き転用"させてもいいかもしれない。
貫通型+車いす対応+男子トイレ+機関更新:2209
ということで、現状で車いす対応となっている1両が後期型で再度共通化される。
キハ84改造案
車販準備撤去+車いす対応追加+機関更新:2001~2014
前期型を改造し、余剰となっている車内販売設備を撤去したところで。トイレのない中間車両はそこまで残す必要あるだろうかと…。展望型先頭車両は快速の指定席にして、形態次第で"キロ75"にもできるところ。
車販準備撤去+車いす対応+機関更新:2201~2205
後期型は車いす対応が標準でなされていたため、今後も活躍の場が与えられそうな感じ。ただそのために車内販売設備を撤去後、有効活用できるものがあるかといえば荷物置き場ぐらいしかない。まあ車いす拡充対応含めて、なんぼあってもいいけど。で…、トイレはなかったっけ?
座席のみ+車いす対応追加+機関更新:2301~2305
中間車両のうち、座席のみで構成される車両はキロ85とのペア続行。後期型で座席数を確保したいため、こちらは簡単に捨てられない。
キロハ84改造案
グリーン合造車+車いす対応追加+機関更新:2001~2010
そうなれば中途半端にグリーン車を連結させる必要性も怪しくなる。四国みたくイベント用に残すならともかく、今の汎用性を重視するJR東海が求めているとは思えない。旧式の横4列グリーン席をわざわざ新座席へするぐらいならば、ハイグレードな横3列を選びたい。
キロ85改造案
展望型+車いす対応追加+機関更新:2001~2005
ということで横3列のグリーン席に、電源コンセント等の設備を追加できるか。すでに長らく使用停止(のち撤去)されたままのオーディオパネルがあるのだから、その余ったところへ入れられるか。座席のみで構成される中間車両とのペアは続行させたい。
キハ75改造案
共通事項
トイレ横の座席は撤去し、車いす等のスペースへ充てることとなる。トイレなし車両は車端部のどちらかを車いす等のスペースへ充て、もう一方は座席を残すかロングシート化。ドアボタンは新車同様のモノへ交換となるだろう。床は滑りにくい材質に変えてくれるとありがたい。
前期型トイレあり+寒冷地追加対応+ワンマン追加対応+機関更新:2001~2006
前期型トイレなし+寒冷地追加対応+ワンマン追加対応+機関更新:2101~2106
全車両を共通で使うため、これまで快速『みえ』でほぼ専業だった0番台を改造。寒冷地対応とワンマン設備を追加対応させよう。ペアは一応崩さないでおいたものの、1両単位での組み換えなどは可能としておく。ドアボタン交換となれば2回目だったりする。
後期型トイレあり+寒冷地追加対応+ワンマン追加対応+機関更新:2201・2202
後期型トイレなし+寒冷地追加対応+ワンマン追加対応+機関更新:2301・2302
当然ながら、後期型も同様の改造を施すこととなる。寒冷地対応とワンマン設備を追加対応させることで、後述する美濃太田へ転属した車両と同等となるはず。前期型は0+2000番台としておくので、こちらは200+2000番台でいいだろう。
後期型トイレあり+寒冷地対応+ワンマン追加対応+機関更新:2203~2205
後期型トイレなし+寒冷地対応+ワンマン追加対応+機関更新:2303~2305
先に寒冷地対応させた車両はワンマン対応のみ追加すればいいので、1200+1000番台となるか…。ってか2000番台縛りになるだけじゃね?
後期型トイレあり+寒冷地対応+ワンマン設備+機関更新:2206~2208
後期型トイレなし+寒冷地対応+ワンマン設備+機関更新:2306~2308
ところで急行『かすが』に用いられた車両は決まっており、2本相当(計4両)が制御部分でも手を加えられていたらしい。現在はいずれも寒冷地対応改造を受け、共通で運用されているかと。内壁はともかく、改造後もモケットはそのままのグレー系がよさそう。
後期型トイレあり+寒冷地対応+ワンマン標準装備+機関更新:2401~2406
後期型トイレなし+寒冷地対応+ワンマン標準装備+機関更新:2501~2506
元400番台についてはすでに大まかな装備を有しているため、後はエンジンなどの部分を更新する程度であろう。ではなぜ2000番台とするのか、それは単純に空いていたからに過ぎない。…相変わらず何を言ってるんだ。
ひとまず車両についてはここまでとなる。次があるならば、指定席料金の改善案などを述べてみたい。
(おわり?)