2020年9月21日(月)午前11時30分 名古屋市瑞穂区・名鉄堀田駅
2.堀田11:30発→知立11:47着 急行/吉良吉田行き 3663
1時間居座り、入ってきた急行は3500系のリニューアル車両。これ以上居座るわけにもいかないので乗ることとしよう。
もも「絶対、これ来るまで待つ気だったでしょ。」
名古屋市内はカーブが多く、そこまでスピードを出しているというわけでもない。JRと比べてその点も不利な条件となる。
もも「…アンタ結局、最寄り駅でしょ。」
めぐ「最寄だもん、名鉄しかない。」
大高緑地を見つつ、急行は左京山を通過。2003年頃は朝に1本だけ急行が停車したと…。
もも「そんなもん覚えてないっての。」
前後の次。豊明は検車区を有することもあって、3面6線という堂々たるホーム構成をしている。豊明市の中心部からは外れているようで、立派な橋上駅舎を有しながら無人駅扱いだ。
長時間といわずとも、17分ほど乗車して知立に到着。駅の工事は着々と進んでおり、正面にあった階段が柵で塞がれている。
なぎ「何、どうかした?」
めぐ「…前にあった階段ってどれだけ使ってた?」
仮設ながら構造のよかった階段に代わって、また新しく仮の通路が設けられた。見る限り、どうも屋根天井などが軽く貧弱そう。
さく「これ、どれだけ使うんだろ…?」
もも「いや…、たまに来るだけの人が言うことじゃないし。」
(M)名鉄運賃:堀田→知立 410円
長らく現役だった駅舎は高架用地に当たるため解体され、新しく仮設の駅舎が建てられている。こちらも構造はしっかりしているようで、2年前に完成した木田の北口駅舎と比べて遜色ない。
三河の弘法さん(遍照院の遙拝所)も改札から外へ出された格好らしい。隣にはコンビニが入っており、ある程度必要なものは入手できる。
めぐ「…完全体には合わないかも?」
もも「…この建物がってことよね?」
知立クロスゲートには飲食店がいくつかあるものの、夜の居酒屋ばかりでいまひとつしっくり来ない。駅の周囲は他にも再開発ビルが建ち並んでおり、雰囲気もそれらしく…。
なぎ「相変わらずまとまってない…。」
高架駅も重厚な鉄骨で組まれており、高架橋というよりかはビル工事をしているような印象を覚える。駅そのものは上下2層でホームが組まれるため、かなり大きな構造体となる。
さく「これ写真だとよくわかんないかな…?」
もも「あの鉄骨ね…、実際見たときとか。」
他にも少しずつ2層の高架橋が組まれてきている知立。昭和レトロな地上駅が大好物だったもので、近未来な2層式高架駅も完成が待ち遠しい。
もも「アレもアレであんな高いとこだし。」
めぐ「…じゃあ、次。」
3.知立12:05発→豊田市12:29着 普通/猿投行き 6239
三河線のワンマン車両について。中期型の2両編成はリニューアルが全て完了したようで、現在は多数派を占めている。さらに前期型の2両編成が1本あり、製造から40年以上経過して2度目のリニューアルを施されたという。
刈谷,碧南方向と分かれて、三河知立に停車。
めぐ「…ごめん、もう1回。」
先代の知立駅は三河知立として、現状は三河線のみ単独で残っている。現在の知立駅で高架工事が完了すれば、こちらも新しく移転する予定だ。
なぎ「何やってんだ?」
めぐ「これ…、昔のが残ってるでしょ。それを…。」
高架駅となって幾分か経った三河八橋だが、今になって周辺で区画整理が行われている様子。若林,竹村の周囲は田畑が多いものの、前者はこれも高架工事が予定されているという。
めぐ「反対側なんだよね…、こっちだと。」
なぎ「…間に合わなかったとかじゃなくって?」
上挙母の手前で、右側の周囲が開けてきた。面積の大きな豊田市は様々な"顔"を見せて興味深く、中心市街地から少し離れただけで雰囲気まで変わってしまう。
なぎ「香嵐渓とかもな。」
めぐ「そうそう。」
25分程度の乗車で到着した豊田市駅。年季が入った2面3線式の高架駅で、ホームにあるLED発車案内も比較的初期の導入されたタイプだ。いつから使われているのだろうか?
さく「…調べてよ。」
もも「…調べられる人。」
トイレもやはり古めかしく、便器数は多くない。手洗い場には石鹸液が置かれることとなり、今後とも継続してほしいものだ。
めぐ「緑の液体なんだけど…、名鉄で共通っていうか。入れ物だけあり合わせでバラバラなのかな?」
なぎ「…石鹸液の話な。」
(M)名鉄運賃:知立→豊田市 410円
西三河の大都会にして企業城下町、豊田。昼食時間にかかることは当初から想定しており、一方で昼食場所は決めておらずどこでもよかったり。
さく「…別になんでもいいんだけど。」
もも「ま、たまには決めないパターンも。」
名鉄トヨタホテルのバス発車場にいたのは、名古屋駅と中部国際空港を結ぶはずの『セントレアリムジン』用車両。おそらくは名古屋発着便がホテル等を経由する関係もあり、需要面から相次いで減便ないし運休となっているためだろう。
下へ降りたところへイタリア料理店らしき構えがあり、そちらへしようかと思えば閉店済みな模様。これは紛らわしい。
もも「いや…、そういうのはもっと確認とかさ?」
めぐ「いいと思ったのに。」
芝生広場で過ごすのもいいだろう。こちらにも店はあるようだが、どうもしっくりこない。調べればこの芝生、豊田スタジアムと同じものらしい。
なぎ「やっぱりイタリアン的な?」
めぐ「…じゃなくてもいいんだけど。」
何にしようかと探してみて、手頃なところは台湾和食堂『台湾ケンちゃん』。天丼などのテイクアウトもやっているようだが…?
さく「とりあえず入ってみりゃいいじゃん。」
めぐ「じゃあ、ここかな?」
ということで店頭で手指消毒後、空きの多い店内でまた消毒液を使用。やはり"台湾"だけあってうどんやそばだけでなく、台湾風メニューもそろっているようだ。お得なランチメニューもそうだが、やはり来た以上はオリジナリティを求めたい。
(つづく)