2019年4月3日(水)午後3時41分 愛知県あま市・県道68号バイパス(再)

 県道68号バイパス、その"終端部"に"動き"があったらしい。現状ではこのとおり、七宝庁舎の交差点で途切れている県道バイパス。しかし知らない間に、経路に当たる部分の家々が姿を消している。景色はすっかり変わってしまった。
 


 正直なところこの住宅密集地では整備も苦しいと思っていただけに、この部分の進捗は大きい。あま市内のルートも、これである程度見えてきただろう。ただ住宅密集地。全てが"開かれる"のは時間を要しそう。
 


 ということで抜けた先。蟹江川を渡る手前は、すでにある程度形が出来てきている。先月にケーブルテレビで工事の様子が取り上げられ、当該区間の地盤改良が施されていた。


 工事箇所にある完成予想図。ひとまずは川を渡る箇所を優先させるらしく、開通区間は短いものだろう。


 橋を渡ったところも工事現場らしい。手前側に工事用の道路が設けられており、一般用と区切られている。


 とりあえず現状の工事区間はここまでらしい。直進左右とも道が広いとまでは言えず、まだあまり使いやすいとまではならないだろう。そこは、今後の工事次第だ。


2020年9月30日(水)午後3時43分 愛知県あま市・旧七宝庁舎跡地

 2020年現在、愛知県道68号バイパスがあま市で"端点"となっている箇所。七宝庁舎が閉鎖されたことから、交差点名称も『七宝小学校南東』となった。その先は用地が確保され、道筋が見えてきている。


 1軒残っていた家も解体され、既開通区間から見ればいよいよ手をつけられそうな段階か…?ここでカーブしており、進路を整えている。


 バイパス予定区間を、名古屋市内へ向けて見る。ここまでは形になってきており、改めて"道路"となった際はまた景色が変わりそうだ。


 そのまま工事区間へ振り向こう。その先も用地が順次確保されつつあるものの、建物がまだそこそこ残っている状態。バイパスの"七宝工区"は全長1.4km程となっており、完成はまだ先の話になりそう。


 蟹江川を渡る橋へ近づけば、その前後が先行して工事を進めている段階。これは橋を架けることで、より…。


 名古屋方向はまだ全容が見えてこない。予定地には建物だけでなく農地もあるので、調整をどうするか。


 現在の橋は対面通行にして広いといえず、歩道は別で橋が設けられている形。向こうに架かる橋は片側2車線分の橋脚が用意され、片方だけ桁を架けて暫定で対面通行とするだろう。


 渡った先、工事用道路となっている箇所までが"七宝工区"となる。地盤など改良すべく用いた道路を転用し、仕上げれば完成。開通まではどれぐらいか…?


 ここからはどうするか。計画では津島日光橋まで現道と接することなく、ヨシヅヤ津島本店付近のルートがバイパスに切り替わったのはつい先日。途中の用地は手付かずながら、県道65号までは農地を突っ切る様相らしい。


 ついでなので、木田の区画整理事業にも触れておこう。より"自然な線形"となった車道に沿うよう新しい電柱が立ち、歩道が設けられる。
(つづく?)