2018年8月の四国旅行ですけど…、少々お忘れではありませんか?最終日に宇多津で1人だけ別行動となり、どうなったのかという話。登場人物は実在しませんので、想像でお楽しみください。
2018年8月29日(水)午前8時45分 香川県高松市・高松駅を出発
79.高松8:45発→宇多津9:10着 特急いしづち3号/松山行き 8311
四国旅行最終日。ひとまず『バースデイきっぷ』の有効日数分を補うべく、高松から宇多津まで特急の自由席に乗車。これをもってお役御免となるはずだった。
宇多津からは全国のJR路線で期間中、誰でも利用可能な『青春18きっぷ』を用いる旅行班。しかし神宮球場(TOKYO燕の祭典)から続く"回数"を計算した結果、1人外す必要が生じたのだ。
その要因は7月24日。すっかり定着していた大阪『鷹の祭典』に2人送り込んだという理由で、2回分の『青春18きっぷ』が使われたこととなったためだ。(※実際には出向いていないため、こちらもまさしく机上旅行となる。)
3~4回目は"岡山合流組"が8月26日に2人で使い、残ったのが1回分というわけである。加えて『バースデイきっぷ』は"本人用"が単独で使用可能であるため、なな先生が1人で"別行動"となった件を話そう。(以下、2018年の時刻表を基とした。)
A1.宇多津10:06発→松山12:10着 特急しおかぜ5号/松山行き
とりあえず旅行本編で訪れなかった愛媛県へ向かうとして、温泉要素はあまりなかったもの。せめて少々でもと道後温泉に行こう。※道後温泉本館は2019年1月から改修工事に入っており、入浴のみ可能となる。
B1.宇多津10:06発→今治11:34着 特急しおかぜ5号/松山行き
ただ、せっかくならば今治名物『焼豚玉子飯』も頂きたい。今治で特急から下車し、市内には提供している店がある程度見られるという。なんでも、最速で注文から提供まで1分を切るらしい。(『秘密のケンミンSHOW』より。)
B2a.今治12:41発→松山13:15着 特急しおかぜ7号/松山行き
次の特急までは1時間強の待ち時間となる。乗るとして、松山まで34分でたどり着く。道後温泉までは松山駅からもう少々距離を残しており、伊予鉄道の路面電車で向かうこととなる。片道およそ30分といい、時間的にはこれが限界だろう。
B2b.今治13:05発→松山14:09着 普通4539M/松山行き
特急に乗り遅れれば、さらに24分後の普通となる。松山までは64分かかってしまうため、道後温泉までは往復で終わりそう。足湯…、いや。路面電車だけでも価値はあるとして、坊っちゃん列車までは望まない。
C1.松山17:37発→坂出19:42着 特急いしづち28号/高松行き
さあ、当日中に名古屋まで帰らねば。特急で長距離をできるため、夕方5時半までは松山に滞在できるはず。それ以降はさすがに厳しいか。
C2.坂出19:54発→岡山20:35着 快速マリンライナー60号/岡山行き
この『バースデイきっぷ』で瀬戸大橋までは渡れるものの、そこからは普通乗車券(および本州用の企画乗車券)を用意する必要がある。そこであえて坂出へ向かい、普通乗車券に切り替え。乗り換えたマリンライナーは景色も見られないので、1号車下階の普通車指定席もよさそう。
C3.岡山21:13発→名古屋22:50着 新幹線のぞみ96号/名古屋行き
東京への最終(のぞみ64号)は混雑しやすいため回避し、名古屋行きの最終1本前を選択。岡山では38分あるので、駅での食事ならばともかく購入時間は十分。買い込んで座って食べて飲み、ある程度寝て進んでもいいだろう。
メインの旅行班に遅れること69分、なな先生も四国旅行を終えて帰ってきた。2018年時点で坂出から全て自由席の場合、運賃と特急料金の合計は11390円となる。
(おわり)
この『鉄旅リターンズプラス』…、シリーズどうしましょうか?