2020年8月15日(土)午後6時35分 岐阜県恵那市・道の駅『上矢作ラ・フォーレ福寿の里』
道の駅『どんぐりの里いなぶ』から19.2km。道の駅『上矢作ラ・フォーレ福寿の里』はなかなかオシャレな外観を持っており、これも調べれば昨年にリニューアルされていたという。
めぐ「まあ…、やってないよね。」
ひろ「見たかったとかは…?」
めぐ「あるけど、…いいかな?」
(現)やさしい麦茶600ml(サントリー) 130円※軽減適用
駐車場は普通車20台、大型車8台と小さめ。バイク用スペースはまとまった数が設けられているほか、バス停留所も見られる。母屋はすでに営業時間外であったため、自動販売機で麦茶を1本仕入れたにとどまった。なお伊藤園の麦茶は売り切れだった模様。
ひろ「…コンプリート?」
めぐ「…なんとなく。」
国道418号 ※上矢作町本郷(恵那市)→※マンマカフェ食堂(恵那市)
再スタート後も上り坂は続いている。車は少ないので、後続はさほど気にならない。
ひろ「これ、あんまり遅くなると…。」
めぐ「日没ってか…、明るみ?残ってたらまだ行ける。」
1本あったトンネルは長く、抜けてようやく下りに転じてきた。
ひろ「ライト大丈夫だよな?」
めぐ「ライトいいけど、照明?ないのはちょっと。」
岩村町まではもう少々なところ。国道363号との交差箇所には信号があったものの、現地では名称が読み取れないほどに暗くなってきている。周囲は次第に開けており、コンビニやセルフスタンドは24時間営業でなくとも貴重だ。
ひろ「これは助かる。」
めぐ「そう、これね…。調べたら出てきたの。」
国道363号が左折して分かれる箇所にも信号はあり、国道418号も左折して国道257号から分かれる。こちらも対面通行の山道で、進んでいけば視界が開けるといった印象。国道として体裁は保っていたというものか。今回の目的を"完全な形"で果たすには、もう時間が残っていない。
ひろ「あんまり飛ばされてもな…。」
とりあえず国道418号として、国道363号から分かれる箇所まで走行。相変わらず交差点に名称もなければ信号もなく、近くにあった『マンマカフェ食堂』を分岐名称とさせていただく。なんとか明るみの残っているうちに間に合った。
めぐ「じゃあここからは流しても…。」
ひろ「いやいやまだ遠いって。前だってここ、来るのにどれだけ時間かかったか。」
国道363号 裏山(恵那市)→日本大正村(恵那市)
ここからは国道363号としても、可能な限り進行方向を合わせたい。それはそうと、なにやらこちらへ向けて飛んできている。虫なのか、それとも森林から"成分"とか出てくるのか…?
ひろ「気になるんならマスク外さないでさ。」
めぐ「もう、遅いの。外したら袋の中で蒸れるけど。」
道の駅『上矢作ラ・フォーレ福寿の里』から18.4km。日本大正村の『浪漫亭』も暗い中で看板だけが明るく、すでに店じまいの様相。例によって後日調べれば、レストランだけは午後8時まで営業しているという。
めぐ「…はい。」
ひろ「いや…。この時間だから、見れないのはいいけどさ。」
デジカメでもう1枚収めておこう。本来であれば"復帰戦"として、明知鉄道で訪れたかったもの。それに今回はすでに夜間帯であり、いずれじっくり見物できる日に期待したいと…。
ひろ「そうすると、いつもの4人組ってわけだ?」
めぐ「正式にするならそうしたいよ。」
国道363号 日本大正村(恵那市)→大川(瑞浪市)
恵那市明智町。大正時代の雰囲気を残す"まち"を抜けると、ひたすら照明がない対面通行の山道が続く。ここまでくると後続車両以上に、前方のライトを気にしてしまう。
めぐ「ハイビームとロービームがいつに。」
ひろ「ハイで来られるとまぶしいんだ。」
途中からはバイパスとなった区間があり、旧道も通り抜けられることからそちらへ逃げたくなる。もっとも同じ道を両方向ともクリアしたい場合、どちらか一方が昼間であればいいものと考えている。
めぐ「こっちが本線ってなってるし。」
ひろ「もう何も見えん。」
日本大正村から11.7km、いつか目安としたファミリーマートはここだったか。ここから瀬戸市までは進行方向に走行しており、景色も見られない夜間であることから軽く流す程度でいいのかもしれない。
めぐ「419の通ったとこで。」
ひろ「ああ、寒かった日。」
めぐ「中でスープ飲んだ。」
ひろ「あったあった、インスタントだけど。」
国道363号 大川(瑞浪市)→品野町2丁目東(瀬戸市)
何も買わず、駐車場での小休止だけで後にしよう。程なくして『世界一大きい狛犬』があり、信号もなくそのまま国道419号の起終点となる。その後は上り坂に登坂車線があるため、速度の落ちる原付にとってはありがたい。
めぐ「完全に狙って作ったって…。」
ひろ「…何が?」
めぐ「狛犬。419が高浜から続く縁みたいな?」
土岐市に入り、温泉は用具を持参していないため通過。起伏は見られつつ、信号は押しボタン式が1か所あるだけ。途中にはセンターラインのない箇所が1つあり、それを除けば対面通行で終始している。
ひろ「これさ…、たぶん夜だからスピード。」
めぐ「やっぱり?景色見えない分、わかんなくなっちゃう。」
距離感もなかなかつかみづらい。愛知県へ入るまでが長く感じられ、やっと入ったと思えば長く急な下り坂。カーブも多く、前後とも気を遣う。
ひろ「ごめん、ここ夜ダメ。」
めぐ「前のライトまぶしいったらないし。」
下ったら"まち"らしい雰囲気と共に狭苦しく、せと品野インターでようやくまともな信号交差点が出現。そしてそのまま品野交番前で国道248号にぶつかり、国道363号は左折となる。
ひろ「コンビニあったけど、よかったのか?」
めぐ「…道の駅がいいかなって。」
ここからは日中に続いて、本日2度目となる区間。瀬戸市→豊田市→稲武町→上矢作町→岩村町→明智町と経て、再び戻ってくるとは…。
ひろ「ちょっ、前バックすんな。」
めぐ「急にだから困る。」
(つづく)
「また時間かかるかと思いながら、思いのほかすんなり完成しました。過去の未作成分が関係してまだ一部仕上がりはしてないのですけど、ひとまずアメブロではこれで進ませていただきます。では次回、最終回です。」