2018年8月27日(月)午前6時59分 香川県高松市・JR四国高松駅
(現)コインロッカー・小(JR高松駅) 300円
朝7時という時間であるためか、昨夜確認したコインロッカーには空きが多いようだ。今回は高松を出て当日中に戻るため、大きな荷物を預け入れる。この身を軽くする"手法"を最初に用いたのが南千歳であることから、これを"南千歳方式"とした。
ユン「南千歳からどこまで…?」
もも「帯広、釧路からどこまでだっけ?釧路湿原の。」
めぐ「塘路…、わかる?」
なな「まあ、要するに釧路湿原見たかったってわけね。」
(前)バースデイきっぷ・普通車自由席用(JR四国) 9500円
JR四国と土佐くろしお鉄道、阿佐海岸鉄道のそれぞれ全線。特急自由席が3日間乗り放題となるフリー乗車券。しかし今回これを使用するにあたって、キャラ設定上の問題が発生する。
なな「で…、誕生日いつなの?」
めぐ「7月19日。」
もも「2月22日。」
なぎ「11月12日。」
さく「7月28日。」
実際の旅行者(ブログ執筆主)は8月生まれなのだが、旅行班メンバーに8月生まれがいないのだ。そこで"本人"を別で用意するが、今度は"お連れ様"が3人までという某現象が生じる。
なな「4人だものね…、1人でも欠けたら成立しない。」
さく「まあ、抜け駆けの1回2回ぐらいは。」
なぎ「やめろ。」
このような理由で"本人"2人に対し、それぞれ"お連れ様"を2人ずつという設定で進めていく。購入価格自体は"本人"と"お連れ様"が共通であり、同行していれば問題ない。グリーン車用は13000円。
ユン「本当、私でよかったんですかね…?」
めぐ「なんか、他にいなかったし。」
もも「…先、いい?」
自動改札から入れるので、自動改札から入っていこう。高松は頭端式ホームであるため、改札部分から全体を見渡せる。階段なくすべてのホームへ平面移動できるのが特徴であり、特長ともいえようか。
さく「とりあえず朝、何か買ってからでいい?」
なぎ「ああ、ホテルのなかったもんな。」
(現)ジョージアジャパンクラフトマンラテ(コカ・コーラ) 150円
朝食のパンと共に甘さ控えめ、すっきり系のラテを購入。この手の商品は、どうも先行した同業他社商品を追うようにしか思えない。
四国の非電化幹線で主流となる2000系特急気動車。宇多津で連結する『南風』の後方2両にあたるため、6~7号車となっている『しまんと』。指定席は6号車の一部となる。
全席自由席となる7号車へ。この車両はリニューアルされておらず、ブルーグレー色の座席など全体的に単調な色遣い。リクライニングシートは初期のJRらしいフリーストップ式で、背面テーブルといいどこかJR東海のキハ85に似ている印象だ。
なな「これはこれで嫌いじゃないかも。」
ユン「で…?」
もも「…アンタらに聞いてんの。」
めぐ「座ってからじゃなきゃわかんないよ。」
(現)ベーコンポテトドッグ(ウィリーウィンキー) 216円
座ったところで、ホームのパン店で購入した朝食としよう。ベーコンとポテトサラダはよく合うものだというのが定説であり、このパンも例外にあらず。パンはフランスパンベースの生地なのか、少々固めの仕上がりか。
なぎ「大阪のいてまえドッグか何かもこんな。」
めぐ「パンそのものが、最初から固いんだよね。」
(現)しこく88パン(ウィリーウィンキー) 88円
四国の交通網は"8の字"状で形成されており、このパンもそれを模したような形。加えて『四国八十八ヶ所』を意識してか、価格も『88円』。パンそのものはカステラのような甘い味。
なな「これだけでよかったの?」
もも「さあ?どうせケチったんでしょ、後で足りなくなるって言いますよ。」
59.高松7:20発→高知9:39着 特急しまんと3号/高知行き 2120
あまり乗らないまま高松を発車。しばらくは高松"市内"らしく、建物が多く見られる。
なな「で…、高知ってのは来たことあるの?」
めぐ「1回ありますけど。18きっぷで、着いたの夕方だからすぐ戻って。」
10分も進まないうちに建物は少なくなり、山々が近くに見られる田舎風景となった。
さく「美味しいうどん屋ってこういう、ちょっと駅からわかんないとこ多かったりするんだよ。」
なぎ「そうなんだよな…。」
坂出からは高架区間となり、そのまま宇多津へ。手前で高速道路のジャンクションらしい立体交差を成しており、瀬戸大橋を渡ってきた"上階"を3両の南風1号が通っていく。主要駅らしく周辺は住宅が多い。
宇多津からは5両となった2000系。発車してそのまま、すぐ丸亀に停車する。国鉄民営化とほぼ同時に完成した高架区間は、もう少しだけ続く。
ユン「…すっかり黙っちゃいましたけど。」
もも「いいんじゃない?変に口出しすると、また文句だろうし。」
高架から降り、多度津からは土讃線へと進路を変える。予讃線はこのまま海沿い主体で進んでいき、旅行班は2010年3月に松山まで乗車済み。
めぐ「…話、どうします?」
なな「じゃあ、今日は高知のほうだから後でいいかな。」
特急は善通寺へ。坂出から琴平まで停車が続き、2駅(讃岐塩屋,金蔵寺)しか通過していない。
さく「これ特急としてどうなんだろうね?」
なぎ「乗る人いるんなら、それでいいだろ。」
(つづく)