2018年8月25日(土)午後8時26分 福岡市中央区・福岡ヤフオク!ドーム
さらに松田宣浩、バックスクリーンへ本日2発目のホームラン!1試合2発を目撃したのは2018年だけで3人目。
もも「何アンタ、もう1本欲しいって狙ったわけ?」
めぐ「だから、たまたまだって。」
恒例の『熱男』パフォーマンスは2度目、東京ドーム含めて3度目も収めるタイミングを合わせられなかった。続く中村晃、長谷川勇也と凡退して8回は終了。勝敗はとりあえず決まったようなものだろう。
満員御礼と表示されるも、後で調べれば37681人。38530という"札止め"に若干足りないも、発売初日に手を出した意義は大きくあった当日であった。(※2018年当時)
さく「さあ、後は…。」
なぎ「いいから見ろ。」
そして9回表の攻撃…。
なぎ「あ…!」
秋山がライトフェンス直撃のヒットで、ついに初安打!さすがにノーヒットノーランなんざ、容易に見られるものではなかったのだ。
もも「ほら…、これで気抜けちゃった。」
なぎ「…まあ、これでもういいだろ。」
続く源田のファーストゴロで、ようやく2塁にも到達。浅村はライトの頭を越えるタイムリーツーベースとなり、完封もならず。山川はファーストファウルフライで2アウト。外崎がフォアボールを選んだところで、完投もならず。
めぐ「最初誰かわかんなかったのに。」
さく「わかんないもんだね…。」
マウンドへあがった森は中村を空振り三振にとり、試合終了。ベンチから出迎え、勝利のハイタッチ…。
もも「まとまんないんならアンタ黙ってて。」
そのまま照明が暗くなり、白星風船が合図に合わせて飛ばされる。
めぐ「これで見たいのも見れるし。」
なぎ「そうそう…。」
お立ち台は3安打3打点に2本塁打の松田宣浩と、8回までノーヒットの好投を見せたミランダ。
さく「強いよ…、本当。」
もも「…最初にアレしててよかったかも。」
少しずつ着実に得点を重ねて、8連勝の福岡ソフトバンク。8回までノーヒットだった埼玉西武も、リーグ首位らしく最後は意地を見せた。内野ネット裏上部にあるサブスコアボードは、従来のオレンジ1色タイプとなっている。
勝利"セレモニー"は続く。照明がさらに落とされ、グラウンド上に歴代のロゴ文字が映し出される。
もも「あのピカピカしてるのって大閃光じゃないのよね?」
なぎ「アレは使い捨てだろ、こんなとこない。」
そして"吊り下げ花火"が始まった。名物として長らく親しまれ、今回もこれを目的に来たようなもの。せっかくなのでデジカメと携帯端末を同時にスタンバイ。
野球での花火自体は先月、神宮球場にて見ているもの。ただ実際は1席だけネット裏上段だったとあって、花火が屋根に阻まれていた。
めぐ「あぅ!」
さく「落ち着いてよ。」
それと野球に関係ないが、花火はカメラのタイミングを合わせにくい。
もも「それこそ動画でさ…?」
なぎ「余裕ないって。」
花火が終わって暗い中、再び灯ったビジョン。表示されたスコアボードをもう一度見よう。現在のフォーマットとなったのは概ね2016年であり、その前後年から改良が加えられてきている。
引き続いて、開閉式屋根を用いた"ルーフオープンショー"が始まる。こちらも名物として長らく親しまれ、やはりこれを目的に来たようなもの。
さく「…中の煙、逃すんだよね?」
なぎ「言うな。」
開いた屋根とカラフルなLED照明、そしてグラウンドとスタンドの全景。開閉式屋根を作動させる費用はそれなりに高く、勝利後の"ルーフオープンショー"以外ではあまり用いられない。
ひととおり終わったところで、あとは…?
めぐ「もうちょっとゆっくり。」
もも「そうよね?早く終わったし、すぐ出ても出れないだろうし。」
では時間の許す限り、場内をもう少し見て回ろう。コンフォートシートはナゴヤドームのプラチナ席と同じ形状をしており、座り心地も同じだろう。異なるのは緑色をしていることと、荷物用のカゴも用意されている点。
さく「抜け駆けでナゴヤドームの2軍だね。」
めぐ「はいはい。」
ネット裏のプレミアムシートはコンフォートシートと同形状であり、単に色違い(こちらは濃青色)みたいなモノ。甲子園のブリーズシート(3塁側。1塁側はアイビーシート)と同じく、可動式のカップホルダーが何かと干渉する。
もも「邪魔なら動かしゃいいのに、こういう…。」
なぎ「悪かったな、面倒くさがりで。」
ネット裏後方のプレミアムソファシートは2人用が多く、1人用や3人用もある。前後間隔が広く取られており、テーブルと合わせて物を置く場所に困らないだろう。
さく「ここなんかいいんじゃない?」
めぐ「…でもさすがにお金とかないし。」
最後に屋根の開いた全景を、隣接するホテルの建物と合わせて収めよう。試合後(勝利後)の名物イベントも終わって少々、場内もだいぶ落ち着いてきた。ではそろそろ…?
めぐ「もうちょっとだけ休んでからでいい?」
もも「いいけど…、それ。メモ書きまとめるのまた大変でしょうに。」
(つづく)