2020年5月11日(月)午後3時13分 愛知県清須市
須ヶ口駅付近の道路高架橋は少し前に形を成している。現状はまだ両端の地平部で"土入れ"が終わっておらず、開通させるにはそれを済ませなければならない。時期はいつになるだろうかと考えつつ、ひょっとすると県道126号が経路変更される可能性も…?
場所は変わって、二ツ杁駅から西枇杷島駅にかけての徒歩移動。距離にして600m程だが、途中で1人専用の"超狭小トンネル"へ…。天井周りがレンガ調、下部は石積み調。これはこれで残るのだろうか?
西枇杷島駅の改札は踏切操作優先となっており、いわゆる"列車別改札"となる。常駐する踏切操作係は改札業務を行わないため、無人駅として扱われる。この風景が見られるはあとしばらくか…。
工事は2面4線式だったために狭く、危険を有していたホームの改良が目的。相対式となるため、実質的なホーム幅は拡大。もともと極端に狭かった箇所は、土とブロックで新しく造成される。
構内踏切を介する階段は継続使用も、残る"極端に狭い箇所"は仮設構造となっていた。待避線のあった面はパイプで柵を設け、点字ブロックも撤去。前後とも高架橋があるため、4両以上への延長はできない。
2020年5月現在、津島方向の先頭部分のみ形ができている。ホームも新しくかさ上げされ、舗装と点字ブロックが新しく美しい。名古屋方向は"三角線"への分岐があるため、甚目寺のような2面3線らしいモノになるだろう。駅舎もこちらへ移され、もしくは構内踏切もスロープ設置で存続…?
西枇杷島15:40発→二ツ杁 普通/佐屋行き 6561
(S)名鉄運賃:西枇杷島→二ツ杁 170円
本当の目的は、二ツ杁の改札内写真が欲しかったこと。2月に改札外から撮影した分では足りず、情勢上自粛していたこともあって3か月空いてしまった。この乗車運賃は事実上、両駅の入場券として考えたほうがいいだろう。車内は空きが多かった。
そんな二ツ杁駅ホームのうち屋根がある部分は造りもよく、単に"急行通過駅"とするならばオーバースペックにも思えた時期すらあったりも。これらは西枇杷島の待避設備が手狭なため、1987年にこちらへ"移転"させたものだ。ホームは当時のままで、かさ上げ等の改良はされていない。
このとおり、2面2線+通過線という新幹線にあるような駅ホーム。待避線の枕木は古来の木製であり、通過線は以前からコンクリート製となっている。岐阜方向に向けて、速度を上げていく特急。造作共々豪華だと思わないか?
最後はあま市へ戻り、七宝町沖之島。新市役所建設予定地付近で拡幅造成されていた道路は、その"フチ"に新しい電柱が建てられていた。これで形も明らかになっただろう…。
(おわり)