(※机上旅行記は今回が最終回です。最後まで在宅のまま、3"密"を避けてお楽しみください。)
2020年4月26日(日) 11時間で帰還せよ!?
31.新千歳空港8:40発→南千歳8:43着 快速エアポート87号/札幌行き
最終日は旅行日数を縮小しつつ、空路なしで帰宅できるかに重点を置いた。ここでは5日目に新千歳空港温泉を"キャンプ地"とし、夜を明かしたパターンで記載する。
さく「そりゃ、最後まで楽しみたいもん。直行便じゃ面白くない。」
もも「そう言って、また予約とか会員とかでしょ。」
32.南千歳9:07発→新函館北斗12:07着 特急北斗6号/函館行き
まずは新幹線の接続する新函館北斗まで南下。4年前は東室蘭から自由席へ座れず、できるならば指定席を確保したい。復路も261系(キハ、1000番台)と記載があり、帯広まで座っているタイプだ。
めぐ「まあ景色見てるし、座っても同じだし。」
なぎ「あきらめんな。」
めぐ「時間合わなかったもん。」
新函館北斗で"北海道リベンジ"は実質的に終了。少々時間があるので、この間に昼食を仕入れておきたい。
めぐ「何かあったはずなのよ。」
さく「駅にないなら…、多分ないかもね。」
もも「あんなとこじゃわかんないわよ、内地の素人に。」
33.新函館北斗12:48発→東京17:04着 新幹線はやぶさ28号/東京行き
新幹線に乗ったら最後、4時間16分で一気に東京都内まで突き進むだけ。全席指定なので、この復路は指定をとろう。
もも「乗っても何もすることなくね…。」
めぐ「メモ書きとかかな?」
なぎ「絶対、写真残すパターンだ。」
さく「いっそ…、グリーン車とっちゃったり?」
もも「そんな金どこにあんのよ?」
金銭的余裕があればグリーン車もアリだとして、グランクラスは遠慮させていただこうか…。
めぐ「なんか…、どうもサービス?軽食ってあるんだけど、好みとかあんまり。」
さく「まあ、それこそ?経験ってなら1回ぐらいなくはないんだろうけど。」
東京まで来れば後は早い。自由席ならば往路とは逆に、新大阪発着便が狙いやすいはず…。
もも「最後にどれだけ帰り、荷物とか…。アンタらが言う若干の余裕。」
なぎ「買わなかったら埋まることもないし。」
34.東京18:00発→名古屋19:39着 新幹線のぞみ101号/岡山行き
東海道新幹線でスピードを重んじるならば、最繁忙期に最大毎時12本とかなりの頻度で運行されている『のぞみ』を選ぶことだろう。この改正で号数に変化が生じており、西明石~広島を発着する定期便には80~120号台が割り振られている。
さく「考えたらこれもあっという間に。」
めぐ「…これぐらいがちょうどいいかも。」
野球観戦(+ユニフォーム配布)のチケットも確保し、ある程度計画も進んでいた『北海道リベンジ』は以上となる。今回予定していた行程は、今後のために残しておこう。
さく「正直言うけど、野球とかのメインイベントは先に回したほうがいいと思う。」
めぐ「あ、やっぱり?」
なぎ「四国もそうだったろ、最初にノーヒットノーラン逃して…。」
初日に福岡(ヤフオク! 現:PayPay)ドームで観戦し、翌日は早々に本州へ戻った後四国へ。そんな2018年8月『西日本だって愛してほしい!』も"遅れられないメインイベント"を先に行い、後半の四国周遊と"2本立て"にしていたもの。
めぐ「今更だけど、直せてよかった。」
さく「じゃあ、海外組が戻ってこないうちに…。」
もも「いいけど、最初の東京ドームどうすんのよ?」
時期は正直全く見通せないもの。しかし旅行班ができるだけ早く実行に移したい理由は、他に2つほどある。
めぐ「網走のほうとか、なくなる前に乗っていきたいし。」
なぎ「アレ結構…、アレだしな。」
石北本線や釧網本線が廃止される前に乗りたいというもの。そして…?
めぐ「札幌ドームも移転で…。」
さく「ああ、あの新しい?」
もも「どうせ新しいほうも行きたいってんじゃないの?」
札幌近郊、北広島市に建設される新球場。完成予定は2023年とあり、それより前に札幌ドームで観戦したいというもの。
めぐ「できればちょっとぐらいは札幌ドーム残して、そうすると4万人いかないぐらいで…。」
なぎ「まあ、今は何も言うな。」
そして今後、旅行モノはどうあるべきか…。
めぐ「落ち着いたぐらいに、リハビリ的なのを1回やろうかなって。」
もも「そうなら…、あんまり大きくしないことね?」
ただ現状、未確定なまま8月の野球観戦分を1件入手してしまっている。そちらも可能ならば、キャンセルとなったほうが早く済むはずだ。
さく「その代わりに何か、ユニフォームとかよこせって?」
めぐ「まあね…。送ってもらえたら、いくらでも待っていい。」
加えて2020年4月現在、現実的な問題を抱えていた。それこそ、今になって"空白の2010年"が役立つとは…。
めぐ「おととし?四国のがまだできてなくって…。」
もも「リハビリとかいいから、まずそれ片付けなさいよ。」
旅行班の"緊急机上集会"もこれにて終了。当分は過去旅行分が未編集のまま溜まっているので、そちらを消化させなければならない。それこそまさに"旅行しなくていい時期"、極端な"神のお告げ"。再び動き出すその日まで、ありがたく活用しよう。
さく「…奈良?」
めぐ「もっと手ごろなとこ。」
春は結局、弥富市へ通院する際に桜を見る機会があっただけ。これだけでも十分だろう…。
(おわり)