(※引き続き在宅のまま、3"密"を避けてお楽しみください。)

2020年4月25日(土) 札幌市大通公園付近からスタート

 5日目は札幌での"メインイベント"。時間に余裕はあるので、出発を遅らせることもできるとして…?
さく「そう言って、案外早く出たりも…。」
なぎ「いや、わからん。」

 せっかくならばと今回、4年前に乗っていない地下鉄路線も押さえておく。
もも「完全に続きよね。」
さく「荷物は置いてこうよ。」
めぐ「大通にコインロッカーあったかな…?」


22.大通8:49発→真駒内9:06着 真駒内行き
 南北線は4年前、大通から麻生まで乗車している。今回は逆向きに真駒内へと向かいたい。
もも「あそこに何があったってわけでもなく。」
めぐ「駅…、見て終わっただけ。」

 この南北線は地上区間を有するということだが、シェルターで覆われているという。
めぐ「…どうしようね?」
もも「いや…、見えないなら寝ていいんじゃない?」

 昨年までの地下鉄乗車(東京,仙台)と同様、終着駅及び周辺の滞在時間は20分程度を見越しておく。
なぎ「ああ、駅見るんだっけな。」
めぐ「そりゃ、せっかく来たんならね。」
さく「これ…、逆に時間足りなくなるってのは?」
めぐ「なくはないかも。京都の国際会館とか?結構見ごたえっていうか。」

23.真駒内9:28発→大通9:44着 麻生行き
 折り返しは往路で逃した景色を押さえたいものだが、やはり地上区間はシェルターで覆われている。
もも「…あきらめたっていいんだし。」

 大通はまさに札幌の中心部であり、地下鉄3路線が"交差"している。乗り換え時間は10分程度を見越しているものの、距離次第で長くも短くもなる。南北線と東西線は比較的近接していたはず。
もも「また、あるんじゃない?良かれと思って、効率悪くするパターン。」
さく「そんなもんわかんないよ。」


24.大通10:01発→宮の沢10:16着 宮の沢行き
 東西線は4年前、大通から新さっぽろまで乗車している。今回は逆向きに宮の沢へと向かいたい。東西線は全区間地下を通っているといい、景色は見られない。
さく「これさ…、空港泊まってたらこっち先とかって。」
めぐ「それも一応ある。」

 こちらも終着駅として、滞在時間を20分程度確保しておきたい。
もも「終着駅は押さえたいったのがね…、また。」
めぐ「乗った以上は記録として、全部の駅までする気はないし。」

25.宮の沢10:38発→大通10:53着 新さっぽろ行き
 折り返しも地下区間では景色など考えなくていいだろう。大通はまさに札幌の中心部であり、地下鉄3路線が"交差"。東豊線は東西線との距離を有していたので、乗り換え時間を多く見越しておく。
めぐ「お初だと場所とか、全然わかんなかったのよ。」
さく「2回目でもわかんないかも。」
もも「本当、場所とか例のモノ?入れときゃいいの。」


26.大通11:17発→栄町11:30着 栄町行き
 東豊線は4年前、さっぽろから福住まで乗車した。今回は逆向きに栄町へと向かおう。こちらも全区間が地下を走行しているようなので、景色を見られないということ。
めぐ「見れないならメモ書きに使えるけど。」
もも「…ゆっくり落ちついてできない?」
めぐ「忘れるといけないの。」

 駅名が名鉄瀬戸線と同じ『栄町』は、こちらもやはり終着駅。小腹が減る頃合いでもあるため、滞在時間を少々追加で確保しておいた。
さく「…何かある?」
めぐ「一応、コンビニとかはあるっぽい。」
もも「いいけどさ…、次札幌ドームで結局食べるんじゃなくって?」
めぐ「つなぎに満満満足あれば。」

27.栄町12:05発→福住12:31着 福住行き
 折り返したら、次は札幌ドームの"メインイベント"。大通で降りることなく、そのまま最寄り駅に向けて全区間乗り通そう。
もも「結局全部乗るんじゃん。」
なぎ「前も札幌ドーム目的だったろ。」
さく「ああ、アウェーで罰当たった。」


(前)北海道シリーズ2020・C指定席(札幌ドーム/北海道日本ハムファイターズ) ※中止
 4年前は時期柄、展望台へ上がって終わった札幌ドーム。今回こそは野球を目的として、チケットを発売初日に確保している。それもこれも、ユニフォーム配布試合だからである。全席指定となっており、例によって内野上段を選択。価格は3300円となる。
もも「本当、わかりやすいったら…。」
なぎ「また…、完全アウェイなるな。」
さく「ああよかった、アウェイゲーム終わった後で。」
めぐ「あの…、上のほうにしたの。」


 正直なところ4月21分が延期(東京ドームが中止)になった時点で、さらなる延期になったほうが早いとも考えていたものだ。
さく「ホテルとか、予約はしてないんだよね?」
めぐ「何も、出発1か月前でああなったんだし。」

 特にこちらは道内のみを観戦対象としても、場所によって移動距離が長大なものとなる。例えば札幌から釧路は348.5km、東京から名古屋は新幹線実キロで342.0kmだ。仮に決行でユニフォームが当日配布できず、後日配布となっても容易には訪れられない。
もも「それこそおかしいわよ、ユニフォームもらうために名古屋から東京で。もらったらもらったで即帰って。」
なぎ「それは最初につぶれたって言ったろ。こういうウイルスなかったらフルで見て、そのまま…。」

 だからこそ試合実行可否問わず、後日配布(ユニフォームに限らず)とする場合は宅配も必要なのだ。これは2020年中"間引き"販売する際、前売り済みだった分の"早期払い戻し"を促す手段にも応用(代替特典)できそう…。
めぐ「8月に1つ買っちゃったものがあるんだけど…。」
もも「それで、行かずに返すから何かブツよこせって?」

 問題は宅配先住所等を、どのようにして球団へ提供するか。コンビニ端末へ入力する個人情報に住所は含まれていないため、そのまま何もなしでは届けられない。加えて手数料、送料等の問題もある。
さく「ま、モノは試しでいいじゃん。こうなったら設定無視してさ。」
なぎ「お前も設定忘れんなよ。」


 再度延期の決定が下され、こちらもまさに"不要不急"なもの。結局こちらも配布されないこととなった。
めぐ「…でもあのデザイン、来年持ち越されたら欲しいかも。」
さく「そもそも欲しくないなら手出ししてないよね?」

28.福住19:20発→大通19:32着 栄町行き
 閑話休題。デーゲームなので可能な限り遅くできるとして、札幌ドームを後にしよう。大通としたのはネットカフェを"拠点"として、コインロッカーを使用するため。
さく「それさっき言った。」
めぐ「ディナーどうする…?」
なぎ「ドームで食べて、残ってるだろどうせ。」
さく「残っても朝まで持つかわかんないよ。」


 そもそも"机上旅行企画"であるため、実際には何もしていない。
もも「…もう、帰っていい?」
なぎ「いや、せっかくなら最後まで聞け。」
さく「戻すけど、どこか場所あった?」
めぐ「地下にセイコーマートあったじゃん。」


29.札幌21:00発→南千歳21:34着 快速エアポート210号/新千歳空港行き
 5日目の夜は単純に、昨晩"キャンプ地"としなかったほうを選択するだけ。夕食後にそのまま向かおう。
めぐ「一応ここでは、大通のネットカフェから始めたことにして。」
もも「なら、空港の温泉で。入ったら大広間のベッドみたいな?」

30.南千歳21:48発→新千歳空港21:51着 普通812M/新千歳空港行き
 新千歳空港から名古屋市内まで、普通運賃は17380円。札幌市内からは17600円。加えて札幌から新千歳空港は1130円、南千歳からは片道200円となる。
もも「…このワンポイントいる?」
さく「それなかったら途中下車とかも…。」

 これにて今回考案していた旅行計画は、その大部分の目的が果たされたこととなる。さあ、あとは帰るだけ…。
(つづく)