2020年1月1日(水)午前9時21分 岐阜県羽島郡笠松町・笠松駅
3.笠松9:25発→新羽島9:47着 普通/新羽島行き 3217
いたのは3100系であり、現状見る限り駅番号に対応していない様子。乗客はほとんど見られない。
ひろ「にしても、よく飽きないよな。」
もも「本当、いつも…。」
めぐ「飽きないってより、変化とかそういうのを。」
豊橋行き快速特急、(名鉄)岐阜行き普通からの接続をとって発車。駅舎が枝分かれしたホームにあるものの、タイミング悪く収められない。竹鼻線は住宅地に入り組んだ単線で、カーブも多ければ速度も低い。
柳津は各種設備を導入する際、少々離れた位置から移転した駅。ホーム1面だけの無人駅であることには変わっていない。
めぐ「カラフルタウン~って、離れないの。耳からずっと。」
ひろ「この近くだっけ?」
さく「近くあったね。」
岐阜県道1号と並走し、南宿に停車。相対式ホームを有する交換駅であり、スペースの余裕がないことから改札機は複雑な配置となる。
なぎ「ワンマンとかするなら、どうなんだろうか。」
さく「する…?笠松から岐阜も。」
羽島市役所前は途中駅で唯一の島式ホームで、駅員も配置されている。ここまで不破一色を除いて、交換設備を交互に有している。
めぐ「1回降りて…、それだけ。」
ひろ「…いいのか?」
江吉良からは竹鼻線から外れて羽島線へ進み、高架橋に上がる。これはかつて大須まで線路が通じていた名残であり、当時は名実共に分岐駅だったため。
さく「一応言うけど、名古屋の大須じゃないよ。」
もも「そんなのは分かってんの、想像もできない。」
新幹線の高架線路が近づくと、新羽島に到着する。
なぎ「少しは街っぽいとかは…?」
めぐ「…ないかも。」
新羽島は高架駅にして終着駅だが、ホームが1本しかなくシンプルなもの。完成から年月が経過し年季を感じさせるも、ホーム床面など改良はなされている。
隣接する新幹線、岐阜羽島から『こだま』が発車。N700スモールAであり、JRマークが青色で5000番台だったことから西日本の編成だ。名鉄の新羽島からはそのまま笠松へ折り返すしかない。
さく「折り返しとかすぐだし、見る余裕…。」
もも「あっちもあっちで間に合わないもん。」
階段を降りよう。かつてはこの階段しかなかったため、高架駅にしてバリアフリーとは程遠かった新羽島。
もも「なんということでしょう、って?」
ひろ「…お初の人ここにいるけど?」
現在はエレベーターが設置されており、バリアフリーに対応するようになった。新しい通路が装飾もなく、殺風景に続いている。
めぐ「なんか…、新しいのって。」
なぎ「またそれか。」
改札は1階にあり、もう少し通路を隔てた位置。現在は無人化され、他と同様に各種システムを遠隔で操作している。
さく「でもエレベーターあるって、いいよ。」
もも「それ、誰に言ってんのよ?」
(M)名鉄運賃:中部国際空港→新羽島 1510円
ところで実のところ、今回はすでに(木田からの)合計運賃が2600円にもなっている。元日なので、『迎春1DAYフリーきっぷ』を前売り購入したほうが明らかに安価(1800円)だったろうに…。
もも「前もって決めてりゃ…。」
めぐ「そんな乗るつもりなかったもん、決まったのも直前だし。」
いくら価格面を見比べても、今回は早々に切り上げなければならない理由があった。それは元日であり、親戚も集まることが1つ。
なぎ「天皇杯決勝って、新国立だったよな?」
めぐ「それの後で、テレビがカブってて。」
外へ出よう。駅前は立派なロータリーがあり、バス路線も発着している。新羽島と岐阜羽島は事実上一体なので、以降も駅前の写真などは同一として扱いたい。
さく「ホテルがドーンと2つあって。」
なぎ「新幹線で隣だと、結構余裕とかあるんだよな。」
新幹線開業時から単独の駅であったため、鉄道のみで利用するには不便なもの。一方で自動車利用に配慮しているのか、駐車場やレンタカーは充実している。
めぐ「名鉄はここまでかな…?つなぎもよくないし。」
駅前から続く大通りは、短いながらも県道指定がされている。その他近辺にはホテルや集合住宅が多く、飲食などの商店はほとんど見られない。それどころかコンビニが見当たらない。
もも「回ればいいのに、県道クリアとかあるでしょうよ。」
さく「そこまでは時間ないかも。」
新幹線の高架駅を見よう。装飾等もシンプルにまとまっており、新幹線が16両で固定されていることから駅そのものも横に長い。ロータリーの中央部分はタクシーが待機所として使用。
ひろ「…これで終わり?」
なぎ「多分、中とか反対見るんだろ。」
駅内部も広くとられている。飲食はコンビニ売店のほか、そば店と喫茶店が1つずつ。利用客はそれなりにいるようだ。
めぐ「最後までお茶持たないかも。」
(A)おーいお茶・新緑(伊藤園) 125円※軽減適用
手持ちの水分が不足しているので調達。この手の緑茶は、総じて中身が黄色くなるものと決まっている。加えてベルマート(東海キヨスクによるコンビニ売店)でもauPAYが使えるように…。
なぎ「何かあるな…。」
さく「そう言って期待してたり?」
反対側は南口となる。こちらも周囲にめぼしいものはなさそうで、ホテルが少々見られる程度。周辺住民も行楽(ないし遠方への出張)ならば1本目がいきなり新幹線でいいのだろうが、通勤利用となれば新幹線料金がかかるのでよろしくなさそう。
もも「アンタらみたいな低予算系で、どこまでやれるのやらね?」
そんな岐阜羽島。駅はおそらく開業当時からほとんど形を変えていないものと考えられる。さあ、時間が無くなってきた。
めぐ「…以上。」
もも「尚更何もないって、全然落ちてないオチ。」
(現)JR普通乗車券+新幹線特定特急券:岐阜羽島→名古屋 1460円
内訳は運賃590円、新幹線特急料金870円。隣接する新幹線駅(50km以内)であるためこの価格となり、券売機で購入したところ乗車券と合わせて1枚になっている。元日からわざわざ新幹線に乗る目的は、岐阜羽島の駅にこれまで触れていなかった他にあらず。
(つづく)