313・315系投入案(2020年初頭)
以降315系については両数で区別せず、タイプごとに1000番台ずつ分けて表記する。313系については"タイプ分け"が明確なので、10~1000番台ずつで表記しよう。(※例によって勝手なものであり、あくまで私案であることに留意したい。)
- 313系1100番台(大垣:J1~J10編成)
- 313系1010番台(大垣:J11~J25編成)※0番台改造
- 315系1000番台(大垣:J26~J40編成)
名古屋地区の普通運用向けに混雑緩和を図った313系1100番台を基準に、313系0番台の車端部をロングシート(+フリースペース)化。311系は新製車両に置き換え、共通で運用させる。実に4両編成が40本という大所帯だ。
- 313系300番台(大垣:R1~R16編成)
- 313系3000番台(大垣:R101~R116編成)
2両編成は飯田線への対応が改造によって可能な場合、213系の置き換えとして考えていいかも。中部天竜~天竜峡では安全上の理由でワンマン運転を行わないため、ワンマン対応は準備程度にとどめておく。ボックスシートの313系3000番台は、機器更新等を除けば現状維持でいい。両者とも東海道線での高速運転には対応しており、増結用としても確保。
- 313系6300番台(大垣:Z1~Z5編成)※5300番台改造
同じ313系2両編成でも、5300番台はどうしようかと。全席転換式クロスシートながら、300番台の増備みたく立ち位置がわからない。一応"クモハ"の車端部をロングシート化でどうだろう?数少ないけど。
…でもよく考えたら、飯田線に必要であろう発電ブレーキはこちらに搭載していたり。本数の少ない区間においては、回生ブレーキが失効するためだ。
- 313系2300番台(大垣:Z101~Z107編成)
- 315系2000番台(大垣:Z108~Z114編成)
そこで静岡のロングシート2両編成のうち、パンタグラフが片方のみ装着している車両に着目。これで近距離利用の混雑がある程度緩和されると…。足りない分こそ、315系投入で補おう。
- 313系1000・1100番台(神領:B1~B5編成)
- 315系1000番台(神領:B7・B8編成)
先行投入分については前編で述べたため、ここではスルー。211系5000番台の4両編成向けに増備する選択肢もなくはないが、混雑する中央西線のこと。加えてもう1つ目的を見出すため、後述する。
- 313系1500・1600番台(神領:B101~B107編成)
- 313系1700番台(神領:B151~B153編成)
クロスシート3両編成について、発電ブレーキ等を搭載しない編成は主に関西本線で起用すればよさそうか。搭載する編成はこれまでと同様に2本を飯田線、1本を搭載しない編成の運用でいいかと。もっとも改造によって、両者が共通化できそうならばそれまでだが。
- 313系2500番台(神領:B301~B317編成)
211系5000番台3両編成の置き換えは、静岡のロングシート車両のうち発電ブレーキ等を搭載しない編成で行いたい。後述するロングシート6両編成と共通運用を組めるよう、クロスシート3両編成とも合わせて数えている。
- 315系2000番台(神領:B601~B608編成)
新製車両はロングシート6両編成。これは2両編成(0番台、非ワンマン)を2本つないで4両編成と共有運用にしている、仙台のE721系を参考にしたため。さあ、4両編成と組んで最大10両で運転させるにはどうすべきか。
- 313系1300番台(神領:B401~B408編成)
発電ブレーキ等を搭載しつつ、ワンマン準備設計になっている2両編成。飯田線への転用も考えたが、少々編成数が足りない。結局現状維持のまま、4両編成を組んで共通運用とさせるのが無難かと。
- 313系1300番台(神領:B501~B524編成)
こちらはワンマン運転用設備を備え、ワンマン運転を行っている編成。こちらはそのままだろうが、ひょっとすると武豊線のワンマン方式をあおなみ線と同等な都市型方式へと…。もちろん尾張森岡、石浜への集中旅客サービスシステム導入が前提。
- 315系1000番台(静岡:L1~L20編成)
問題の静岡地区について、全編成トイレ設置は前提条件としたい。車端部がロングシート(+フリースペース)ならば、ロングシート3両よりもクロスシート4両のほうがいいのではと。この20本は211系3両編成のうち、身延線への乗り入れが不可能な編成分を置き換える分。
- 315系1000番台(静岡:S1~S15編成)
身延線への乗り入れが可能な編成もクロスシートで置き換えてみる。ただし4両以上の乗り入れは不透明であり、ロングシート3両編成の代走運用も考慮(逆もあり)して3両編成とした。これらは東海道本線で、原則としてロングシート編成と組ませて5両以上としよう。飯田線の代走運用もこちらから"供給"したい。
- 313系2600番台(静岡:N1~N10編成)
- 315系2000番台(静岡:N11~N18編成)
静岡のロングシート3両編成のうち、発電ブレーキ等を搭載した編成は身延線・御殿場線の運用に対応。東海道本線での運用を前提とし、静岡に残留。神領へ転属させた分の代用を兼ねて、追加で新製投入を行う。
- 313系2350番台(静岡:W1・W2編成)
- 315系2000番台(静岡:W3~W21編成)
静岡のロングシート2両編成のうち、パンタグラフを両側搭載した編成は身延線・御殿場線の冬季運用に対応。このため当該2本は静岡に残留。新製車両は7本が大垣へ転属する代用、9本が211系6000番台の置き換え。残り3本は編成数確保によるものとした。これらは全て身延線・御殿場線の冬季運用に対応させるため、パンタグラフを両側に搭載させよう。
- 313系3000・3100番台(静岡:V1~V14編成)
ワンマン対応のボックスシート車両は現状維持。
- 313系1100番台(※改造予備:B6編成)
で、たらいまわしなのがこの1本。なんだかんだで神領に戻り、クロスシート4両編成を8本となって落ち着きそう。
- 313系5000番台(大垣:Y101~Y117編成)
- 373系5000番台 ※既存編成の指定席車両
- 315系0番台 ※新製車両
さて名古屋地区の快速について、クロスシート6両編成は今回あえて本数に手を付けていない。これは北陸への特急『しらさぎ』が北陸新幹線敦賀開業以降、運転区間短縮の上で全区間直流電化となるため。JR東海による快速として運行すればどうかと考えたことによる。
特急の代替として指定席を設定するならば、専用車両へ差し替えてみる。将来的なホームドア導入を見越し、スタイルは373系をベースにしたほうがいいだろうか。車両長は313系に合わせたい。編成不足分として、こちらを315系の0番台とした。
指定席を設定しないならば、単純にクロスシート6両編成を追加で新製投入するだけだ。
- 315系4000番台
名古屋地区の快速が『しらさき』として指定席導入に至った際、編成によっては余剰となる車両が発生する可能性もある。そこで余剰車両を改造し、新製した車両と編成を組む。"サハ"ならば315系0番台の中間に合わせよう。"クモハ"なら…、さて?
- 315系5000番台(神領:C1~C20編成)
実現性不透明ながらも、あおなみ線経由中部国際空港乗り入れも検討したい。こちらは名鉄の線路を一部経由する以上、より車体設計の条件が厳しいと予想。315系投入が長期化した際、もしかすれば211系4両編成の置き換えがこれになったり…?
- 313系8500番台(神領:B201~B206編成)
最後に特殊設計の3両編成。こちらは特急車両のリニューアルに合わせて、代替運用にあたらせようか。
(20.01.10 おわり)