2019年11月12日(火)午後3時6分 岐阜県高山市・崇教真光総本山前
12-1.高山濃飛バスセンター15:00発→ひるがの高原SA 高速ひだ高山16号/名鉄バスセンター行き 濃飛バス
高山駅の白山口から見えた"悪目立ちする建物"。それこそ『崇教真光』総本山であり、崇教真光総本山前のバス停も道路沿いに設置。ここでは乗車がないためスルー。
(S)和風ツナマヨおにぎり(NewDays) 134円※軽減適用
市街地からは着実に離れていくよう、建物も少なくなっていく。くすんだ色合いの看板を持つ『エネジェット』は、景観を重視するためにそうなっているのだろう。長く引っ張ってきた2個目の和風ツナマヨを、ここで投入。
飛騨せせらぎ街道が分かれており、高速道路を用いずして郡上市に向かう際はこちらへ進みたい。疑問なのはそちらが国道472号とならなかったこと。結果として以降重複する国道257号共々分断されてしまっているが、最終的に合流する。
続くバス停は道の駅『ななもり清見』の敷地外に設置。ここでも乗車はなく、そのまま隣接する高山西インターから高速走行を開始。
本線に合流し、程なく対面通行となる中部縦貫自動車道(高山清見道路)。松本市内の計画区間や安房トンネルと同様に国道158号バイパスであり、飛騨清見までは無料で通行することができる自動車専用道路。岐阜まで121km。
長さ4346mの小鳥トンネルを抜け、飛騨清見からは"高速道路"たる東海北陸自動車道で有料区間。ここからしばらく中部縦貫自動車道は、そちらへ重複していく。
ひるがの高原まで24km。この区間は片側2車線への工事が完成し、最高速度が80km/hになった。トンネルにも岐阜に向けて番号が振られており、残り36本。
日本の高速道路で標高が最も高い箇所、そこに松ノ木峠のパーキングが位置している。常設されている付帯設備はトイレと自動販売機だけであり、物足りない印象と同時に冬季は営業できない印象。
軽岡トンネルを抜けて、高架橋の下を通っている道路。それが国道257(・472)号であり、分断箇所へ続く"末端区間"。
11月中旬の午後3時半過ぎ、荘川の先では早くも夕日が山々を照らしていた。ひるがの高原まであと4km…。
ひるがの高原のサービスエリアにて、16:00まで最後の休憩となる。日本でもっとも標高の高いサービスエリアとして、設備は充実させつつもコンパクトにまとめている。
駐車場はまとまったスペースが確保され、上り線では大型16台に小型72台。バスは優先区画に入った。
(現)鶏ちゃん唐揚げ(ひるがの高原サービスエリア上り) 400円※軽減適用
鶏肉を味噌ダレで鉄板焼きにした、奥美濃地区や下呂市周辺の名物料理。そんな"鶏ちゃん"を唐揚げにして提供。味は好みだとして、そこそこの大きさが5個入り。もう一押し欲しかった。
バス停の設定があるサービスエリア。出入口を兼ねて、隣接する『クックラひるがの』と行き来可能になっている。ハイウェイオアシスではない。
母屋とは別にコンビニとセルフ式スタンドがあり、そちらは24時間営業。両者を隔るようにスマートインターもあり、ひるがの高原へはここから向かうことができる。
12-2.ひるがの高原SA16:00発→名鉄バスセンター(17:40)18:05着 高速ひだ高山16号/名鉄バスセンター行き 濃飛バス
泣いても笑っても、これがこの『プレミア野球観戦旅行』における最終スティント。反対方向のサービスエリアと共に山々を眺め、本線へ戻っていく。そしてデジカメの電池も残量が尽きそうな様相。
主塔を持たない道路橋として、日本一の高さを持つ鷲見橋。片側2車線化で"追加されたほう"は橋梁高が125mあり、開通時に対面通行で用いていたほうを上回る。
高鷲は片側1車線対面通行だった当時、岐阜方向からの出口が2車線になっていたという。混雑対策ながら、なかなかアンバランスだったものだ。尾西から一宮にかけて渋滞という情報があり、4km15分だったところ20分へ拡大しているらしい。
これも高いところに高架橋を通している。加えてまた逆光…。
白鳥までが中部縦貫自動車道との重複区間となり、油坂峠道路として福井に向けて分かれていく。かつては有料区間だったこともあり、高架橋がダイナミックに続く光景も圧巻。2019年現在、油坂峠からは開通に至っていない。
ぎふ大和まで4km。ここからは2010年までに片側4車線となっていた区間であり、高低差とは別の起伏が目立っている。標高も気づけば300~400m程度まで下がっていた。
ぎふ大和はパーキングを併設しているが、規模は上下線で異なっているもの。これは上り線において次の古城山がトイレと自動販売機しかないことから、それぞれ補完しあう形にしているため。
郡上八幡はインターから出ることなく、本線に沿ったバス停へ入る。乗降可能なところで下車客はなく、6人が乗車。
引き続き、部分的に上下線の高低差が生じている東海北陸自動車道。瓢ヶ岳は売店などの設備を有しており、下り線にしかないことからぎふ大和の規模を上下線で異なるものとしている。で…、瓢ヶ岳ってどこだったっけ?
古城山のパーキングを過ぎて、美濃インターまでは早くも2kmへ迫ってきた。もうすっかり夕焼け空だ。
美濃関ジャンクションで東海環状自動車道と交差。2005年に同時開通した東側と異なり、延々としながらも着実に開通へ進めている西側。ここから名古屋まで51km。
(つづく)