2019年、年末スペシャル。秋のプレミア野球観戦旅行記!今回からは初日の模様を流していきましょう。
めぐ「はい、皆様おはようございます。今年は4月に東京ドームで2日間、7月は仙台周辺で実質3日ちょっとですか。結構なペースだと思うのですけど、また…。ということで、名古屋駅でお会いしましょう。」


2019年11月10日(日)午前7時52分 名古屋市中村区・名鉄名古屋駅

 いつものように名古屋駅に降り立てば、隣に三柿野行きの快速特急が入ってきた。2200系の車内案内LEDは上段を固定表示、下段にニュースなどを停車中も流している。


 発車案内には見慣れぬ『三柿野』と、満席の文字。これは岐阜基地で航空祭が行われ、臨時で延長運転を行うためである。


 晴れた朝の名駅通。今日はここからどこへ向かうのか…?


 予定の時刻まではもう少々ある。軽く仕入れておこう。


(現)北陸道ハイウェイバス金沢線乗車券(名鉄バス) 4500円
 この路線はコンビニ端末で取り扱っていなかった。そこで名鉄バスセンターへ出向き、金沢への高速バス乗車券を購入。晴れて決定した次第。来たのは名鉄バスの3600番台、つまり"新車"といっていい分類。


 …だが、どうもおかしい。予約内容とバスが一致しない。

(現)バス変更手数料(名鉄バス) 100円
 このタイミングにして失態が発覚!購入時に方向が逆(金沢→名古屋)になっていたのだ。とりあえずわずかに時間はあるので、窓口で変更を申し出る。幸いにも空席があったので、手数料の追加でバス予約を変更できたもの…。


1.名鉄バスセンター8:30発→金沢駅前12:33着 特急北陸道金沢12108便 名鉄バス3603
 改めて、座席は4列ワイドシートタイプで黒系モケット。上下稼働式ヘッドレストを備え、さらに最後部は"大型化粧室"まで搭載。ハイグレード感を演出するとともに、座席間隔も車両左右で統一が図られている。座席定員が36人と少なめなのもそのためだ。


 ある程度座席が埋まって発車。県道68号からは新幹線口へ直接出られず、名駅通を回り込む必要がある。


 各種バスツアーの集合場所となるJR新幹線口。今日も人が多い…。いつもならば多く乗る新幹線口で、今日は3人乗車しただけ。


 名駅入口から高速走行が始まった。米原までのルートは名神高速線京都便と変わらず、名古屋高速6号清須線へ進む。


 赤とんぼ橋で庄内川を渡れば、名古屋市から抜ける。清須市に入って少々、ジャンクション手前で2年前は高速から一旦降りていた。


 そのまま16号一宮線へ進むと、最高速度80と表示。別料金になるが本線料金所はなく、出口で支払う方式だ。


 一宮からは名神高速へ進む。かつてはインター付近の国道22号沿いに『名神一宮』バス停があり、名古屋高速として直結後も国道を経由していた。


 渋滞もなく一宮ジャンクションを通過。今回の行程で第1希望は東海北陸自動車道を経て、高山へ向かう路線であった。


 木曽川を渡って岐阜県へ。高山までならばともかく、高山から乗車を希望した路線がほぼ満席であったのだ。


(S)直巻和風ツナマヨネーズ(ファミリーマート) 118円※軽減適用
 長良川を渡って安八スマートインター、揖斐川を渡って名神大垣を通過。この点、名神高速線の特急便とは異なる対応だ。ここで1個目のおにぎり、ツナマヨ入りツナご飯をを投入。


 養老ジャンクションで東海環状自動車道が交差。西部分は慎重なペースだろうが、着実に完成形へと進んでいる。


(S)たっぷりタルタルチキン南蛮(ファミリーマート) 210円※軽減適用
 養老サービスエリアからは山岳部へ進み、最高速度が80km/hとなる。4月の大型連休前に下り線施設を訪れており、機会があれば上り線もじっくり味わいたいもの。ここで2個目、おにぎらないチキン南蛮とレタスを投入。


 関ヶ原トンネルを抜けて滋賀県へ。並行する国道21号沿いに廃墟と化したガソリンスタンド跡があり、規模が大きいことから目立って仕方ない。伊吹パーキングは下り線のぷらっとパークがないため、原付では探索できない。


 米原から北陸自動車道へと進路を変え、名神高速特急便の復習は終わる。その大昔、現在のジャンクション付近に小さなパーキングがあったらしい。


 トランペット型のきついカーブを持つランプウェイを経て、検札所の跡地は除雪基地となった。現在はそのまま本線となり、最高速度100km/hとなる。


 北陸自動車道に進んで最初となる神田パーキングも、原付シリーズで圏内というのだから大したもの。分岐元の名神高速が最高速度80だったのに、いきなり100というのも違和感。線形はいいので相応のことだろう。


 合戦で知られる小谷城跡。織田信長に仕えていた浅井長政が、朝倉義景のもとへ寝返ったことに端を発するという。


 そんな城跡を冠した、小谷城スマートインターを通過。合戦の行われた旧跡を名称にしたのもどこか奥ゆかしい。


 木之本からは最高速度80km/hの山岳区間。休憩箇所となる南条まで47kmだが、舞鶴方向は賤ヶ岳を逃せば150km以上給油にありつけない。


 賤ヶ岳サービスエリアからは県境の山越えに向けて進んでいく。写真はタイミングが合わずに逃した。トンネルの手前で上下線が少々離れる。間にある使われていない舗装路は、工事の際に対面通行とするため存在しているのだろう。


 トンネル前後も履道があり、道路にして側面が開けた"部屋"らしく独特な雰囲気。福井県に入って、最初のパーキングとなる刀根はトイレだけ。


 敦賀ジャンクションから舞鶴若狭自動車道へ回れば、料金が割高な大阪近郊区間を通ることなく中国自動車道へ抜けられる。カバーの被さった標識は、積雪時におけるチェーン専用区間を示すものだろう。
(つづく)