11月ともなればレギュラーシーズンどころか、ポストシーズンも終わっているであろう野球界。そんな時期に海浜幕張ですけど、前回から世界野球とか"海外勢同士"だとか日本戦じゃないとか…。
2019年11月11日(月)午前11時9分 千葉市美浜区・ZOZOマリンスタジアム
(現)チキン南蛮タルタルバーガー(ZOZOマリンスタジアム/ロッテリア) 450円※軽減適用
場内で探そうにも、選択肢がなかったのだから仕方ない。ただ包み紙を見たところでは店舗限定品らしい。チキンはジューシーなもも肉を使用。甘酢タレにタルタルソースはわかるとして、個人的には中華風の甘酢にマヨネーズも食べてみたい。
それからしばらくの間、いつものプロ野球と異なる海外らしい雰囲気へ。グラウンドに目をやれば、大きな大会旗と共に対戦国の国旗が入場。今回はオープニングラウンドA組1位のメキシコが、B組2位のチャイニーズタイペイを迎え撃つ形。
セレモニーが始まった。まずは中華台北の監督、コーチが読み上げられグラウンドへ。選手はスタメンからとなるも、一旦先に顔写真(と選手名)がビジョンに表示されてしまいフライング。
改めてスタメン選手が順に読み上げられ、グラウンドへ並ぶ。今回は事前に資料も用意しておらず、聞きなれない名前ばかりが並ぶ。知っているのは6月のナゴヤドームで見た、"大王"ことワン・ボーロン(北海道日本ハム)ぐらい。
スタメン選手の後は控え選手が、読み上げられることなく一斉にグラウンドへ。この世界野球では青ベースのユニフォームを着用している。先発バッテリーは準備のため、セレモニーには姿を見せない。
続いてメキシコの監督、コーチが読み上げられグラウンドへ。ついでに2014年当時からの変化として、外野にビジョンが増設されたことも挙げておきたい。
続いてスタメンの読み上げ。実はこちらこそ、日本球界経験者が目立っていたりする。クラークは2013年に中日でプレーし、ナゴヤドームで実観戦していたことが調べて分かった。ユニフォームは赤と緑を併用しており、背ネームが入っていない。
スコアボードは全面ビジョン式に更新され、選手名の横書きは"維持"。打率と本塁打数を併記するなど、全体的に配置が変わっている。背景画像は『プレミア12』専用で用意され、国際試合らしく英語表記に対応。
最後に審判団が発表される。この大会では各国から派遣され、試合に参加しない国が担当する。このため厳密には、日本からも出場があるということ。場内アナウンスは通常の公式戦をベースに、英語アナウンスを加えたもの。
チャイニーズタイペイオリンピックアンセム、メキシコ合衆国国歌が流された後。両監督と審判団が最終のメンバー表交換を行う。
日本とは異なる台湾野球の応援団だが、予想に反してレフトスタンドから鳴り物で応援。ワン・ボーロンは代表における応援歌が北海道日本ハムと異なり、別のどこかで聞いたもの…。
3回表、グォ・イェンウェンがライトへ初安打。1アウト1,2塁から2アウト1,3塁にするも、ユエ・ツンファがセカンドゴロ。台湾(チャイニーズタイペイ)の応援は守備中も行うようで、メキシコは3回裏までランナー出せず。
4回表、0アウト1塁からのゴロ。この判定(1塁がセーフ)でメキシコがリプレイを要求するが、この段階では日本式(審判団が中継映像をもとに判定)かアメリカ式(専用の審判員によって管理)かわからなかった。また、9回までに1度しか要求できない。
判定が変わった(アウト)ので、メキシコはもう1度要求できることとなる。ランナー2塁のまま、動かすことはできなかったチャイニーズタイペイ(台湾)。 メキシコも4回裏1アウトから、フォアボールのまま動かせない。
(現)汁なし担々麺(ZOZOマリンスタジアム/千客万来) 900円※軽減適用
時間が経過して提供を開始したメニューもあり、これがその1つ。秋深き11月とはいえ直射日光下で、熱く辛いひき肉麺を食して流れる汗。6月の甲子園球場で頂いた『メッセの豚骨醤油ラーメン』を悪く言うつもりはないが、こういう場では汁なしが向いている。
5回裏のメキシコ。2アウトからソリスが左中間へのホームランで、初安打ながら先制!
6回裏、1,3塁からキロスの犠牲フライで2点目。2塁への判定(セーフ)で台湾がリプレイを要求する。見たところではヘッドホンでやり取りしていることから、別室に専用の審判員が配置されているとみていいだろう。判定は変わらず権利を失った。
続く内野ゴロの判定でメキシコが2度目の要求。早々にセーフとなった。
2アウト1,3塁から2番手で登板したのは、千葉ロッテのチェン・グァンユウ。リリーフカーは通常と異なり、大会スポンサーの日産によって電気自動車『リーフ』が提供。オープンカー仕様へ改造されている。
ホームの地でチェン・グァンユウ、ナバーロ(阪神、甲子園で見なかった)をファーストゴロに打ち取った。
7回表からメキシコは継投策に出る。リリーフカーは用いず、外野のブルペンからそのまま走ってマウンドへ。チャイニーズタイペイも1アウト1塁から代打攻勢に出る。2アウト1,2塁も、センターフライで得点ならず。
以降そのまま動きはなく、メキシコが勝利となった。両者が健闘をたたえあう様子は、逆光気味でカメラ映りがよろしくない…。
ロースコアのまま2時間49分にまとまった試合。平日の日中にして台湾から来客が多く、観客数は2803人と予想より入った千葉の"第1試合"。スコアボードはピントが合わない。
(つづく)
ということで、平日昼間から楽しませていただきました。それと4月(東京ドーム)の"BLACK橙魂祭"で見たビヤヌエバ(読売巨人)は、この試合に出場していないようでした。