2019年10月20日(日)午後2時36分 愛知県西尾市・道の駅『にしお岡ノ山』
25.3kmもの"ロングスティント"を経て到着。蒲郡バイパス方向へ向けて"高速道路のパーキング"として機能しており、駐車台数は大型車34に普通車66という規模。身体障害者用4台と二輪車スペースも用意されている。
道の駅『にしお岡ノ山』の駐車場から向かって、右の建物が右から順にトイレと休憩所。左の建物は特産品売り場とレストラン、コンビニ売店。建物外でも特産品等を販売している。
トイレから出て、周辺地図を見ておこう。今回はここを出てから碧南市方向へ向かうべく、ルートを見たいのだ。
さて以前に別件で来た際、売店は『ヤマザキショップ』の看板を有していた。2019年現在では独自の看板を掲げているが、焼きたてパンや商品を見たところでは変わっていないようだ。実態として旧来から独自経営であり、キャッシュレス5%還元対象となる。
(現)抹茶ソフトクリーム(道の駅にしお岡ノ山) 330円※軽減適用
ミルクたっぷりソフトクリームに、ほんのり苦い西尾の抹茶を加えて名物化。定例化しているとはいえ、手軽なものが頂けるのはいいことだ。不思議と今回、ミックスにはする気が起らなかった。
情報提供施設として機能する休憩所で、もう1休みして過ごそうか。大まかにここからのルートをいうと、県道43号→県道383号→国道247号となる。
愛知県道43号 小島インター(西尾市)→江原町東(西尾市)
まずは"併設する"小島江原インターから"流出"し、県道に突き当たるので左折。対面通行であり、国道の旧道らしい雰囲気。県道383号と交差するので、右折して碧南方向へ進もう。
愛知県道383号 江原町東(西尾市)→寺津大明神(西尾市)
西尾東インターに向けて片側2車線となっている県道。過ぎた先では片側1車線となるものの、中央分離帯付きで片側2車線分の用地は確保されて余裕あり。
やがて対面通行となるが、やはり片側2車線の用地は確保済み。橋の前後にある照明が形状として物語っているが、拡幅予定があるわけでもなさそう。その後は再び中央分離帯付き、幅余裕ありな片側1車線となる。
対面通行となる箇所は高架橋である。渡って下れば、やはり元の中央分離帯付き幅余裕ありな片側1車線。路肩部分で抜かせてもらえるのがいい(逆は自粛すべき案件)。この間、建物は少ない風景。
菱池町外河原では"イの字"状に、県道41号と"合流"。橋の工事もあって対面通行となり、完成後は片側2車線となるだろう。進んでいくと、拡幅完成済み区間となる。
県道の上を跨いでいる高架橋。これは2004年に廃止された名鉄三河線のもので、完成から短期間しか使われなかったものだ。その直後、国道247号と交差する。
国道247号 寺津大明神(西尾市)→港本町(碧南市)
国道は進路を変えており、今回の進行方向と一致。県道から片側2車線で続いている。橋1つ渡った先、建物は尚更ない風景。そこそこの交通量にして流れは速い。
もう1つ大きな橋を渡れば碧南市に入り、衣浦トンネルまで2km。建物が目立つようになってきたが、日も傾いてきている。
港本町で国道は右折、直進が県道265号(衣浦トンネル:有料)。左折は衣浦東部浄化センターとなっている。今回は直進後に側道へ進み、方向転換したい。
午後4時8分、程よきところでそのまま転回しようにも塞がれていた。近くを通る道はあり、用いて回り込む以外に方法はない。ついでに気温も下がって、風が加われば寒くもなる時間帯。上に羽織ろう。
国道247号 港本町(碧南市)→亀崎海浜緑地(半田市)
臨港道路から続くように、古くからの片側2車線。駐停車禁止となるなど高規格道路らしさを感じさせる。信号1つ過ぎると片側1車線。2つ目の信号から対面通行となり、片側2車線分の用地が長らく使われていない様子。
しばらく信号はなく、流れの速い国道。中央分離帯が乏しいなど、さすがに古いままでは問題あるのだろう。ところどころ工事が行われ、片側2車線用地がひとまず役立った格好だ。並行する衣浦臨海鉄道は貨物専用の非電化路線。
明石公園からは元日に走行した区間。高浜市に入って車線が増加し、信号も1か所。そのまま国道419号が分岐する形になっており、右車線が高架橋を上がる国道419号。国道247号は左車線から、側道へ降りる形。
常時左折可能な交差点で進路を変え、渡る衣浦大橋は流れが悪くなっていた。上下でそれぞれ時期的な構造が異なり、こちらは"通常"の橋。元日は逆向きにトラス橋を渡っている。古めかしくなっていた衣浦大橋で、車線増加を兼ねたのか"第3の橋"が建設工事中。
渡った先で半田市に入り、左折した国道は片側1車線対面通行となる。こちらも元日に逆向きで走行済み。こちらへ進む車が多いため、流れも相応に悪いもの。
亀崎海浜緑地で休憩しよう。道の駅『にしお岡ノ山』からは23.9kmと、また"ロングスティント"にしてしまった。
海に面した、その名も『渚のプロムナード』。貨物専用でこそあるものの、大型船が停泊しているので雰囲気は見せているかと…。
人工海浜が広がっている。10月中~下旬の夕方4時半過ぎなので、あまり人は見られない。たぶん夏場には賑わうのだろう。
新美南吉の記念碑があり、自筆による『煙の好きな若君の話』の一節が記されていた。
(つづく)