お待たせしました。今回の話は9月下旬、部分公開済みの大阪遠征において用いた交通手段。予約段階で1つ見誤り、現地での滞在時間にあまり余裕がなかったのです。もう、ある程度分かったことでしょう…?

2019年9月21日(土)午前7時2分 名古屋市中村区・名古屋駅広小路口

 いつものように広小路口からスタートとして、いるのは『広島ドリーム名古屋』に用いられる中国JRバスの4列シート車両。最初に言うと今回は高速バスで大阪へ向かい、帰りの時間を間違えなければこちらへ帰ってくる予定ともなっていた。


 JRの高速路線バスが発車するのは、ほぼ無条件で新幹線口となる。3連休の初日らしく、午前中の便はほぼ全て満席だという。


1.名古屋駅新幹線口7:30発→大阪駅JR高速10:26着 超特急名神大阪3便/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行き 744-14959
 JR東海バスが担当するこのバスも2台体制となっている。指定されたのは1号車であり、4列ワイドシートを搭載したエアロエース。緑色の座席モケットとなっていた。2号車は貸切用のセレガであり、4列スタンダードシートにトイレなし。あちらも結構乗っている。


 発車すると県道68号へ出てから環状線に進み、黄金跨線橋を上がらず県道115号。


 黄金から名古屋高速5号へ。情報として表示されているのは『雨走行注意』だけ。名古屋西から東名阪自動車道へ進む。


 木曽川を渡って三重県へ。ミントグリーンに塗られたトラス橋は、周囲からも目を引く存在だ。合流後の長良川と揖斐川も同様となる。


 桑名を過ぎて渡る員弁川。さあ、運命の分かれ道…!


 四日市ジャンクションで進んだのは左、新名神高速道路である。新四日市から亀山西まで開通後、公式発表が一切なかったもの。6月の『甲子園リベンジ』で高速バスルートを見送ったのは、この他にない。


 片側3車線の用地を2車線分だけ施工し、将来的なものに留めている。加えて所々に災害復旧工事現場や、土砂等仮置き場が見られた。タイミングが悪ければ通行止が続いており、ルート選択の余地もなかったに違いない。


 新四日市から新規開通区間に進み、菰野までは平坦な地形。鈴鹿パーキングまでは10分と表示。

 霧のかかった山々を見ながら進んでいく。トンネルは片側2車線幅で掘られており、拡幅に手間を要するもの。


 鈴鹿パーキングは施設を(進行方向から見て)左側に集約させた形。改元間際となる連休初日、高速道路の外から出向いている。


 ダイナミックに映える鈴鹿山脈。並行することとなった国道1号も、険しい山脈を縫うように上下線が分かれている。


 亀山西ジャンクション付近で上下線が分離し、高い高架橋もダイナミックなもの。東名阪自動車道へ戻るランプウェイは、合流後の位置になるだろうか?


 土山の手前まで、こちらは片側3車線。土山からは西日本高速道路の管轄となる。


 甲南パーキングへ入るとトラックもそこそこ多く見られる。休憩時間は8:53までと余裕もあまりなく、この時間では何か開いているかも怪しい。


 建物はトイレと分かれて2階建ての"母屋"たる『忍者の里甲南』が構えており、規模があまり大きくない。


 駐車場はトレーラー4台に大型58台、小型30台となっている。雨も降る中、そもそもトイレへ入りたいので手短に…。


 トイレから出たところで、入ってきたのは神戸行きの名鉄バス。小型が少なく埋まりやすいため、兼用となっている大型8台分を"転用"。こうすることで大型50、小型46になる。

 再スタート後は最高速度が80km/hと表記。先のトンネル内で故障車らしく、ダンプカーが停止していた。


 近江大鳥橋は上下線で高低差があり、地表からの高さも併せてこれまたダイナミックな構造体だ。


 やはり"バッテリー切れ"は避けたいので、バス乗車前に購入していた"おにぎり"を投下。持参したミレービスケットと並べれば、まさしく"ごはんとおかし"。


 大規模な工事現場に差し掛かったことから、"渡り線"へのランプウェイへ進んだらしい。本線は工事開始が遅れたため、当面は"渡り線"を介することとなる。


 草津ジャンクションからは名神高速へ進む。ランプウェイは片側1車線しかなく、反対側の流れが悪くなっていた。


 以降は2年前に見た景色が基本なので少々割愛として、京都東でも反対側の流れが悪くなっている。大津まで渋滞2km10分、拡大傾向にあるらしい。


 京都深草で4人下車。また反対側の流れが悪くなっているようだ。


 京都南の第1出口でも流れが悪くなっていた。大津までは渋滞12km、25分と出ている。

 


 大山崎は左へ進んだ。カメラは基本設定をほぼそのまま使用しており、自動でピントが合わなくなってしまう。


 左右合流後、新名神高速の開通済み区間が分離。神戸ジャンクションまでの交通量が分散するようになった。このバスはそのまま直進し、大阪市内方向へ。


 吹田では先に中国自動車道が分岐。従来はこちらへ交通が集中していたため、繁忙期は特に渋滞が激しくなっていた。


 バスは近畿自動車道と共に流出し、パナソニックスタジアム(吹田サッカー場)を横目に高速走行終了。大型6430円と出た。

 


 片側3車線の大阪中央環状線(府道2号)が、片側2車線の中国自動車道を挟む格好となる。


 ジャンクション構造の箇所にある『OSAKA』の文字。大阪府道2号(中央環状線)から国道423号(新御堂筋)へ。


 新御堂筋(国道423号)は片側2車線の本線が北大阪急行電鉄を挟む格好となる。原付は本線を走行できず、ほぼ全区間にわたって側道を走行しなければならない。加えてこの付近、側道と本線の合流と分離が非常に短く危なっかしい。
(つづく)

ということで、次回はかなり中途半端でイレギュラーな構成となります。