2019年7月22日(月)午後4時16分 仙台市青葉区・仙台駅

 74分で仙台に到着。実のところここから福島へ向かう場合、在来線では18:05発まで空くこととなる。加えて福島では、逆に22分しか確保できない。

(現)JR乗車券:仙台→福島(JR東日本) 1320円
(現)JR新幹線自由席特急券:仙台→福島(JR東日本) 1840円

 結論として2019年夏シーズンの青春18きっぷ旅行は、これにて幕を閉じることとなった。合計3160円の追加出費だが、夕食込みで安定した乗り継ぎならば致し方ない。


(現)ずんだシェイク(ずんだ茶寮) 290円
 時間があるならば頂きたかったものもあった。それこそ『ずんだ』であり、ずんだ茶寮のシェイクである。バニラシェイクにすりつぶされた"ずんだ"が、独特の食感と味わいを生む。東京駅八重洲口の大丸は、もう4年も前になるのか…。


32.仙台17:43発→福島18:09着 新幹線やまびこ154号/東京行き E225-1411
 新幹線に乗り込むこととなった。この『やまびこ』は福島で『つばさ』を連結するため、現状ではE2の固定運用。うち0番台は全廃しており、いるのは1000番台だと必ず決まる。自由席はまずまずな埋まり方をしているようだ。


(現)ずんだ餅ぷち(ずんだ茶寮) 345円
 文字のとおり、餅は白玉団子程度の大きさでカップ入り。ずんだもカップに敷き詰められ、独特の食感と甘い味は健在。このサイズが持ち運びにちょうどいい。

 往路で通過した白石蔵王は2面3線と通過線で、こちらが島式ホームとなる。


 福島では連結を伴うため、平面交差を繰り返して最も右の線路へ進む。


 26分で到着。2面4線と通過線を合わせて広大な構内を持つ福島だが、山形新幹線に限っていえば実質単線だ。カラーLEDの発車案内は他にない独特なものらしい。


 山形方向からE3が口を開けて入って来た。ここに連結器が格納されており、一旦停止を繰り返して接近。


 連結すると17両になって、客扱いを経て発車。3年半前はここから東京へ向かい、3年半後の今回は見送るだけ。


 そのまま実質的な鉄道乗車を終えた。考えればオリンピックまでもう1年、パラリンピックはちょうど残り400日。この福島でも野球とソフトボールが行われる。

 夕食は2年半前と同じ、JR東日本系列のラーメン店にしようか。当時は"福島らしいもの"だからと、エスパル福島店限定の『福島味噌らーめん』選んでいる。


(現)味玉らーめん・Cセット(らーめん粋家) 1030円
 今回はあくまでシンプルかつそれなりに期待し、レギュラーメニューから選択。野菜系のあっさり醤油味が優しくて何より…。Cセットにすると、前回にも頂いた『まかないチャーシュー丼』が20円引き。タレのしっかり効いたもので、そのまま食べてもよし。あっさりしたラーメンのスープと合わせるもよし。


 湿度が高い福島の夜。今回は夜行路線バスで、一気に東京都内も飛ばして名古屋へ帰還する手段を確保。可能な限り休めておきたい。


33.福島駅東口19:50発→名鉄バスセンター6:13着 夜行名古屋~宇都宮・福島線/名鉄バスセンター行き 福島交通


(現)バス乗車券:夜行名古屋~宇都宮・福島線(福島交通) 10000円
 来たのは少々古めかしい車両。乗車時点でカーテンが閉められており、夜間である以前に景色が見られないようにしていた。車内はいわゆる"3列スタンダードシート"で、リクライニングは結構深く倒れるもの。


(現)グリーンDAKARA(サントリー) 98円
 今回は長期戦を見越し、ドラッグストアで飲料を確保して乗車。そこへ乗務員から紙パック入り緑茶が渡され、この時点で残している水と合わせて結構な"残量"を有している。開放休憩箇所は赤塚パーキング(愛知県)までなく、東名高速ルートであることも確定。


 よくよく考えれば本宿と岩津、豊田の停留所は東名高速だ。この時点ではさほど乗っていない。そもそも夜間で外の景色が見られない以上、特に一般道路のルートなどを割愛せざるを得ない。


 とりあえず高速走行をスタートさせた福島交通。次がETC専用であること、トンネル1本介したことから福島西でいいかと…。途中、最初に停車する二本松で親子3人が乗車。


 郡山駅へ向かうため、郡山で高速走行を一旦終了。福島もそうだが"アウェーの地"、一般道路を介した位置関係がわからない。


 郡山駅前で乗車扱いするバス。一旦ここまでで"ルート追跡"はやめておこう。


 午後10時25分、上河内でバスは小休止。外へ出て気分転換できないのは、利用客にとってやはり苦しい。


 午後10時59分、宇都宮駅まで来た。乗車時間のバランスを考えるならば、ここから乗るのがちょうどよくなりそうか。


 午後11時54分、佐野新都市バスターミナルで乗車扱い終了。

2019年7月23日(火)午前0時21分 埼玉県久喜市・久喜白岡ジャンクション

 東北自動車道から首都圏中央連絡自動車道(圏央道)へ。こちらへ分かれると首都高速(少なくとも東京都心部)を経由せずして、中央自動車道や東名高速方向へ進められる。


 午前0時26分、深夜にトラックの多い菖蒲で小休止。バスは運転士を交代、休憩を繰り返しながら進めていく。その昔に"本番は寝てるとき"だと名言があり、まさしく体現。こちらもルートを気にしてしまう。


 午前2時30分。東名高速を経て御殿場から新東名高速に入ったらしく、停止した駿河湾沼津では雨が降っている。


 午前4時20分、浜松いなさからは東名高速への連絡路に進む。そろそろ夜が明けて、景色も見られる頃合いか。


 昨日までの雨が上がり、晴れて朝霧になって現れてきた。まだ日も上らず暗い中、幻想的な雰囲気を見せてくれる。すっかり交通量が少なくなったであろうこの連絡路…。


 午前4時33分、三ケ日から東名高速を名古屋方向へ。いよいよ愛知県が見えてきた。


 検札所跡地を活用し、下り線にだけ開設された豊橋パーキングを通過。売店は設けられておらず、大型予約スペースが(空きまくりだったものの)用意されるなど実用に特化している。
(つづく)