今回は無性にといいましょうか、加工用にヘルメットカップを入手したくて企画しました。完全に欲望のまま…、今年10球団目です。内容は速報版の補足が主体であり、試合については軽く流す程度とします。

2019年9月21日(土)午後0時12分 大阪市西区・京セラドーム大阪

 思えば4月、レギュラーシーズン最初の野球観戦は大阪だった。9月も下旬になり、レギュラーシーズンもそろそろ終わり掛け。諸事情あって、チケットを確保できたのは大阪ぐらいであった。


(A)上段中央指定席(京セラドーム大阪/オリックス・バファローズ) ダイヤモンド前売2700円
 今回の諸事情。最大の要因はローソンチケットを介して、しかも『三太郎の日』にauPAYで支払ったためである。通常200円ごとに3ポイントのところ、後から20%相当が追加付与。さらに若干奮発した結果、実に520ポイントを一気に獲得予定。


 今回は『SOMPO認知症サポートデー』として、認知症啓発・支援のテーマカラーであるオレンジ色の小旗が配布される。材質は紙製でチープ感は否めず、再利用に適さない。

(A)奥大山の天然水(サントリー) 108円
 ペットボトルは750mlまで持ち込み可能となっており、特に今回は帰りの水分を調達する余裕がなくなる可能性もある。駅売店がローソンとなったならば合計200円以上にして、auPAYで支払えば常時3ポイント獲得できる。(2019年9月現在)

(A)特産三ツ矢青森県産ふじ(アサヒ飲料) 162円
 三ツ矢サイダーの中でも、高級志向にあるであろう新商品。果汁1%ではあるが、確かにリンゴの味はした。…これでは昨年の『王林』と変わらないか。


 さて取り込み事も終わって、ようやく今回の自席から眺められる。試合そのものを上段中央から眺めるのは、やはりいいものか…。


 毎日のように通う人種でなく、ましてや"遠征"になる分類。スタメン発表の時間が、相変わらず読みにくいものである。レフトスタンド下段は比較的早々に売り切れ、黒く染まったところから小旗が揺れ動く。


 昨年に東京ドーム2試合目で"登場"し、ハムに続く2球団目となる"スシボーイ"。移籍後は千葉の外野中間縮小効果もあってかホームランを量産も、シーズン通じて移籍前までの低打率ぶりに落ち着いたか。


 ライトスタンドはどうだろうか。2019年シーズンの5位以下が確定しているものの、チケットをそれなりに前から確保した以上は出向くのが当然だろう。


 こちらは昨年にナゴヤドーム"昇竜祭"で、お立ち台に上がって以降の"登場"。外国人枠の都合もあって出場機会が限られたところ、今年4月にホームランを見たメネセスが薬物違反で契約解除。白羽の矢が立って夏以降、大阪へとやってきたのだ。


 最後に審判団と公式記録員が発表されて、この時間は終了。予告先発はオリックスが山岡、千葉ロッテは西野。


 試合開始前のレフトスタンド。3位(ポストシーズン進出)でのレギュラーシーズン終了に向けて、残り僅かな試合を落とせない黒装束。肉眼で文字が分からずズームアップした写真を帰宅後に見れば、『勝利への意地』『恐れるな立ち向かえ』などと出ていた。


 1回表、1アウト1,2塁のチャンスをダブルプレーでつぶす。そのまま3回表まで無得点で終了。

 3回裏は0アウト1,3塁から若月がセンターへ先制タイムリーヒット!1アウト2,3塁になって、福田はセンターの好守に阻まれるも犠牲フライで2点目。吉田正がレフトフライで終了。


 ここまでスタンドを見る限りでは外野下段が埋まり、外野上段は両側ともあまり埋まっていない。内野下段は1塁側が全席指定のため埋まらず、自由席となる上段がそれなりといったところ。3塁側は内野下段の自由席が結構なものか。

 4回表もまた3人で終了。4回裏は1アウト3塁になり、中川がセンターへのタイムリーヒットで3点目。

 5回表、角中がフォアボールを選ぶ。三木は粘ってライトへのヒットを放つも、そのライトから好返球で3塁がアウトとなった。田村のセカンドゴロで2アウト2塁、レアードは空振り三振で無得点。以降無得点が続く。


 7回表の前にレフトスタンドではタオルなどが掲げられ、手がふさがるのか風船はあまり飛ばない模様。流れる球団歌に合わせて合唱も、やや遅れて聞こえるため合わさらない。イニングとして2アウトから角中がセンター前へのヒットも、三木はショートフライ。


 他ごとをしていたため、風船飛ばしのタイミングと写真が合わなかった7回裏。佐々木が登板して3人で終わらせる。

 8回表、2アウトから藤岡がフォアボールを選ぶ。荻野がレフトへのヒットで1,2塁となり、113球投げた山岡は交代。ここでディクソンがマウンドにあがる。鈴木がセンター前へタイムリーヒットで1点返すも、マーティンはショートゴロ。


 8回裏に入ったキャッチャーは、2015年の大阪『鷹の祭典』以来であろう細川。少なくとも今日で2球団以上となり、おそらく東北楽天では見なかったと思う。イニング自体は3人で終了。


 9回表もディクソンは続投。2アウトから代打の清田がライトへヒット、代打から守備に入っていた中村奨もレフトへのヒットで1,2塁。次がレアードとなれば何か起こるのか…?


 しかし一発逆転の場面で、レアードは空振り三振!試合終了の風船飛ばしは、ひとまず形にはなっただろうか…。


9月21日(土) オリックス3-1ロッテ(25回戦)
オリックスは3回裏、若月の適時打と福田の犠飛で2点を先制する。続く4回には、中川に適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・山岡が8回途中1失点の好投で今季12勝目。敗れたロッテは、打線が終盤に追い上げを見せるも及ばず、3連敗を喫した。(戦評引用:Yahoo!スポーツナビ 再記載)

 思いのほかスムーズに2時間53分でまとまったこの試合。観衆26282人にして、埋まっている席種に偏りが終始見られた。


 これにて2019年シーズン、千葉ロッテは大阪での最終戦を終えたこととなる。選手が出てきた後、ライトスタンドへも一礼。


 お立ち台は8回途中まで好投を見せ、12勝目(勝率基準:13勝)を挙げた山岡。先制タイムリーにして決勝打点の若月。さらに3点目の犠牲フライと、シーズン30盗塁に達した福田。ホームならば複数人数のインタビューも珍しくない。


 歴代の『Bs spirits』ユニフォーム。個人的には2018年モデルが好みなデザインだ。


 外に出れば、雨どころか晴れ間すら見せている。やはりビニール傘のジンクスは健在だった。


 帰りのルートは徒歩距離を考慮しても、経験があってスムーズなJRが有利と考えている。することもなしに大正の駅へ…。


 321系の投入が完了し、晴れて3ドア車両で統一された大阪環状線。運行間隔からすれば東部分、新今宮~福島の快速運転は通過3駅だけ(今宮,芦原橋,野田)で意義があるのかと疑問視してしまうもの。階段は大阪方向にしかないため、乗客が固まりやすい。


5.大正17:32発→大阪17:43着 紀州路快速4588H/大阪環状線外回り クモハ224-5008
 JR最終目安としていた17:58発の大和路快速から繰り上がって、関空快速の前方に連結された225系5000番台へ。座席が2列1列で通路幅を広くとっており、混雑時には有利となる。あとは立ったままなので取り上げることもない。


 11分で大阪駅に到着。ここから外回り方向は天王寺まで全て各駅に停車し、表記も『普通』に統一されている。3ドアに統一された弊害として女性専用車両の有無と、寺田町~新今宮における直通本数の減少がある。


 北口の"大広間"に出てきた。
(つづく)

その後山岡投手は13勝目を挙げ、パ・リーグ最高勝率投手のタイトルを獲得しました。千葉ロッテは大阪で3勝10敗に終わり、最終的にレギュラーシーズン4位。ポストシーズン進出はなりませんでした。

さて、今回は大阪への往復も目的に含めていました。その理由は…?