2019年6月21日(金)午後5時24分 名古屋市東区・ナゴヤドーム

(前)パノラマA席3塁側(ナゴヤドーム/中日ドラゴンズ) 2600円
 既にペットボトル飲料を飲みきっており、入場時点で何も持ち込まない。そのまま程なくして、スタメン発表が始まってしまった。席に着く前、3階から覗き見…。


 なんとかビジターの発表が終わるまでに席へたどり着く。気のせいか以前より発表時間が早まっており、レフトスタンドは埋まっていない。通常はレフトスタンドの半分ほどがビジター席となっており、一部プレミアム設定試合以外で縮小されることはない。


 ビジョンが106mに拡大して3年目。今回は内野5階席を購入したため、ようやく全体像を実感できるに至った。その『106ビジョン』を全面に生かした、ホーム側の演出も目的で…。


 試合前に特別なイベントもないらしく、ライトスタンドもまだ埋まっていないようだ。これはスタンスの違いだろう。


 今シーズン、好成績を挙げている背番号3。ここまでにいくつかフラグを立てていたことを、まだ知らなかった。


 昨日の甲子園と同様、セ・リーグ球団主催試合では9人制を採用。顔写真つきで1列に並ぶのは、他にどこだったか。


 今回の予定先発メンバー。控え選手も左右にそれぞれ表示され、外野5階では位置しているほうを見られなかった。ただタイミングもあるとはいえ、ズームはもう少し延ばしたほうがよかっただろう。


 最後に審判団を発表して終わる。今回は『ガールズシリーズ』と題して行われるため、背景画像がパステル調の水色をベースとした専用モノとなっている。


 例によって何か食べるものが欲しくなる。しかし今回は時間もないのに加えて、他店が軒並み長い列を成している状態。


 注目するものもあまりない中で、何もなく終わるのもよろしくない。とりあえず『味噌カツバーガー』セットと『海老カツバーガー』で妥協。交通系ICが使用可能となったことも含め、まずは調べたかったのだ。


 試合開始の後、最初に動いた1回裏。2アウトから大島がライトへのヒットで出塁、ビシエドは死球を受ける。高橋が先制3ランホームラン!


 実はこのとき、あるアクシデントが発生していたという。


 3回表は中島卓也がレフトへの二塁打、有原は見事に送りバントを決めて1アウト3塁。西川がセカンドゴロの間に、三塁ランナー中島卓也が本塁へ生還。


 北海度へ渡ってから一気に主力選手となり、長打力を見せている大田。しかしこの打席はセンターフライで3アウトチェンジ。


 イニングの始まる演出は"ビリビリさせるもの"で対になっており、ビジターが黄色系に対してホームは青色系。その3回裏は3人で終了。


 席を外した4回表は2アウトから連打も、ショートゴロで無得点。以降もすっきり3人で終わらない。


 アイスコーヒーが欲しくなって席を外した6回表は、並ぶ間に3人で終了。アイスコーヒーを受け取った6回裏。1アウトからビシエドに左中間へのホームランが出た。


(S)アイスコーヒー(ナゴヤドーム/PRESENCE) 300円
 コーヒー自体はなんてこともないが、大手チェーン系や喫茶店で頼めばこれぐらいにはなりそう。6回裏に話を戻せば、それ以降続かなかった。


 7回表1アウトから代打に清宮が登場し、レフトへのツーベース。以降は外野フライ2つで3アウトチェンジ。


 7回裏は決定機を逃した。8回表、連続三振からのゴロアウト。8回裏も3人で終了。


 9回表、代わったR.マルティネスから中田は左中間へのホームラン!


 その後連続で空振りの三振、清水はライトフライでゲームセット!


 過去の観戦実績では、北海道日本ハムがビジター試合(但しホーム試合は2試合とも東京ドーム)でしか勝っていなかったもの。しかもこのところの中日から考えて、勝利で終わるとは思っていなかった。ホームにしてあまりに失礼な了見だ。


 後で発表された観客数は34766人と、予想以上に入ったこの日。試合そのものも2時間41分と、コンパクトにまとまった。


2019年6月21日(金)中日4-2日本ハム 1回戦
中日は初回、高橋の3ランで先制に成功する。その後1点を返されるも、6回裏に主砲・ビシエドのソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・柳が7回1失点の好投で、リーグ単独トップとなる今季8勝目。敗れた日本ハムは、打線が好機を生かしきれなかった。(戦評引用元:Yahoo!スポーツナビ)


 お立ち台は7回1失点の好投を見せた柳、先制点にして決勝点となった3ランの高橋。実はベルトが壊れていたといい、昨夜のシャワーでベルトが壊れたのはフラグだったのだろうと…。そして6回に貴重な追加点となる1発を放ったビシエド。


 梅雨時の6月とあって、ビジョンではカエルの大合唱。1塁側フィールドシートでは勝利時に防球ネットが上げられ、選手とハイタッチできるようになっている。


 しばらくすると場内が暗くなり、ほぼ天井のカラー照明だけで照らされる。それに合わせて、ビジョンではハイライトシーンが流される。


 さて今回は"アフターゲームショー"も用意。東海地区初にして、唯一の男子チアリーディングチーム。『名古屋SPIDERS』によるアクロバットダンスパフォーマンスだ。せっかくなので、見てから締めくくろう。


 今回のダンスパフォーマンスといい、大阪『鷹の祭典』等における"光のセレモニー"といい。"アフターゲームショー"は帰宅の流れを分散させる役割も担っていることだろう。こちらも土曜日を休みにしており、見る時間は十分にある。


 合わせて今回、女性客に先着で"ハートバトン"が配られた。これは持ち手部分が"大閃光"と同じ方式で光るようになっているらしく、このパフォーマンスに合わせて光らせている。ただ見たところ、残っている客はあまり多くない様子。


 これで正味1日半にかかった、甲子園との変則2連戦が終了…。


 最後にもう1つ、1塁側3階にある『ゆったりボックス3』を"視察"。3人がけのソファーを可動式肘掛で区切っているタイプであり、テーブルも3人分。前後が広くなるので快適だろう。


(現)富士山麓のおいしい天然水(ポッカサッポロ) 110円
 これで正味1日半にかかった、甲子園との変則2連戦が終了。帰りの水分を確保して、夜明かりに照らされたナゴヤドームを後にする。次はいつになることやら…?
(おわり)