
リタ「リタだよー。隣にいるのは碧志摩メグ。この組み合わせでピンと来た人…、いるんでしょうかね?一応私の日本語吹き替えと、メグの声。あ、ヒント出しちゃったね。」
ということで、今回は伊勢神宮からの帰り道。例によってすんなり終わらせられるとは思えません。最終的にどうなった?
2019年5月18日(土)午後5時11分 三重県伊勢市

内宮の手前、バス乗り場に向かってアーケード上のわき道へ。既におはらい町の店は多くが閉まり、屋根があっては薄暗いだけ。

バス乗り場は既に乗車列を成している。
4.内宮前17:15発→伊勢市駅着 バス51/徴古館経由外宮前行き 三重交通1086
乗客の多い臨時便に続いて、徴古館経由の定期便が入ってきた。こちらはあまり乗らないまま発車。神宮会館前から乗る客が多い。

往路で庁舎前ルートが合流した交差点を直進し、引き続き国道23号へ。

そのまますぐに国道(南勢バイパス)から外れる。この県道12号が国道の旧道(御幸道路)だろう。

近鉄の五十鈴川で多く下車していった。

伊勢インターが伊勢自動車道と伊勢二見鳥羽ラインの境目になっている。

近鉄の宇治山田でも多く下車していった。皇族方が伊勢参拝等々の際多く利用されることもあり、貴賓室のある大きな駅舎になっている。

JRの線路が近づいて来た。

(S)三重交通運賃:内宮前→伊勢市駅 430円
そのまま伊勢市の駅に到着。少し時間があるうち、ICカードの残額が心許ないので入れておこう。
(現)JR乗車券:伊勢市→津 760円
往路と同様、JRはICカードに対応していない。そのため現金で購入するのだが、名古屋まで単純運賃であれば近鉄が安価。

伊勢市はJRと近鉄が共有する駅ながら、JRと近鉄の連絡通路が長く取られている。これはかつて車両基地を有していたためであり、現在も車両を留置できるようにしている。

気動車の給油設備があり、見たところではガソリンスタンドの給油機とさほど変わらない。燃料は軽油専用となる。

5.伊勢市(17:52)17:55発→津(18:32)18:34着 快速みえ24号/名古屋行き キハ75-6
快速はまた2両編成。立ち客が出ない程度の乗車で発車。

宮川を渡るキハ75。並行する道路橋には『止まれ』とあったことから、国道でもなんでもない道である。

多気からは紀勢本線に合流する形。国道42号バイパスが暫定状態ながら開通し、国道23号との重複や不可解な交差箇所がある程度解消された。

松阪は改札に面した1番線のホームに停車。実のところ"本線"は、普通が待避線として使用する3番線らしい。

国道23号のうち、高架橋で跨いでいるのは中勢バイパス。既に多くの区間が開通しており、残すは鈴鹿市の"末端部"だけ。

往路と逆を辿るように津で降りよう。駅名標に"つ"と大きく1文字で書かれ、下の漢字表記と合わせて"?"に見えなくもない。
(現)近鉄デラックス特急券:津→近鉄名古屋 1110円
(現)天然水・津南(ファミリーマートコレクション) 100円
ここから名古屋へ近鉄に乗るのだが、この機会なので近鉄特急のデラックスシートも調べたくなった。通常の特急料金が41~80kmになるため900円、加えてデラックス料金が80km以内に納まるため210円となる。

6.津18:47発→近鉄名古屋19:35着 特急アーバンライナー717/近鉄名古屋行き 21620※
このタイミングで6両編成が2本しかない『アーバンライナーnext』が登場。従来型と外観が異なり、前頭部は黒色の面積が多くなっている。車両番号は記載されていないようだ。
先頭のデラックスシートは2列1列で座席が並び、座った感は少々固め。電動式リクライニングになっており、ヘッドレストは可動式枕と読書灯を備える。日没を過ぎて、次第に景色が見られなくなる。同じ座席は従来の21000系にも搭載された。

間接照明が雰囲気を演出しているが、昼白色なので"上級席"としては中途半端。座席も背面テーブルはなく、相対的に使いにくいインアーム式。窓枠もモノが置けず、後付けで"突起"を取り付けたようなもの。

名古屋までは意外に長く、乗車時間48分で到着。いまひとつ落ち着いて休めなかったのは"上級席"に慣れていないのか、座席構造によるものなのか。いずれにせよ210円、最大でも510円の追加では致し方ないか。

折り返しはそのまま回送となる。

(S)近鉄運賃:津→近鉄名古屋 1010円
今回は銀時計で締めくくろう。

7.名鉄名古屋20:34発→木田着 普通/佐屋行き 6221
最後はそのまま帰るだけ。来たのも工夫なく6000系列の"鉄仮面型"…、と思われた。

(S)名鉄運賃:名鉄名古屋→木田 300円
しかし後ろ2両が、三河線ワンマン用の6000系リニューアル車両。側面の行先表示がなかったところ、わざわざカラーLED方式で新設している。車内も壁面や座席横の仕切りなど、3300・3150系後期型のパーツに交換。結構本気である。
(おわり)
おまけ・名阪特急が全てアーバンライナーになる可能性
2020年登場予定の、名阪"ワンストップ"系統向け新型車両。デラックスカー、レギュラーカー共に従来の『アーバンライナー』よりもグレードアップが図られる。
投入予定本数は6両編成8本と8両編成3本とあり、これは従来の21000系(アーバンライナーpuls)と一致する。一方でリニューアルと同時に追加投入された21020系(アーバンライナーnext)は、6両編成2本で処遇に触れていない。

それより古い12200系が多数残っているので、まずはそちらの置き換えだろうと。なんなら21000系と21020系は"2度目のリニューアル"を施して、ある程度共通運用とか?
(おわり)
最終決定が前日の夜でありながら、なかなか充実したものになったかと思います。ありがとうございました。