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リタ「リタだよー。今回は伊勢ってとこに来たけど、お参りだけじゃないんだよ。」

2019年5月18日(土)午後2時28分 三重県伊勢市・豊受大神宮(伊勢外宮)

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 人々に食(をはじめ衣食住)の恵みを与えてきた『豊受大御神』(とようけのおおみかみ)。伊勢神宮の正宮では日ごろの感謝を伝えるものであり、個人的な願い事をするものではない。正宮の手前から収めよう。

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 個人的な願い事は別宮ですることになるが、時間等の都合もあるので今回はパス。せんぐう館は一昨年の台風による被害を受け、休憩所としてのみ利用可能。館内で流れていた資料映像が、ここで見られる。

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 外宮前から内宮前へバスが出ているが、今回は一旦伊勢市の駅まで参道を戻りたい。

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(現)赤福氷(赤福) 520円
 きめ細かく、ふんわりと崩れやすいカキ氷はなかなか出会えない。しかしこれだけならば、単なる抹茶氷で終わっていたもの。そこへ、赤福の餅2個とあんこが入っている。赤福といえばあんころ、それをあえて別々に入れたのが興味深い。ありがちな"キンキン現象"に対しても、口直しを兼ねた温かいほうじ茶が添えられるのでありがたい。冷やしぜんざいも同様に夏季限定で、頂ける店舗も限定される。

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旧三重県道21号 外宮前(伊勢市)→伊勢市駅(伊勢市)
 気付けば午後3時を回っている。食べたいものは他に数あれど、内宮へ向かうならば外宮参道は長くいられない。

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 ランチ営業もほぼ終わっており、結局赤福氷だけで伊勢市駅へ戻ってきた。新しい建物は景観に合わせて、外壁に木材を多用している。

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3.伊勢市駅(15:21)15:27発→内宮前着 バス55/庁舎前経由内宮前行き 三重交通1000
 駅前のバスロータリーから発着するので、そちらから乗るのがいいと考えた今回。来たのは『ポケモン電気バス』で、外装のみならず内部も"でんきポケモン"で満載。

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 伊勢市駅では乗っていた客がまとまって降りた後、さほど乗ることなく発車。車内にはバッテリー残量やモーター回転数、充電状態か放電状態かなどを示す画面が設けられる。走行音はエンジンのそれがないものの、タイヤの摩擦音が伝わってくる。

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 内宮までは参宮街道を4kmという道のり。通っているのは御木本道路だという。

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 伊勢自動車道と交差。伊勢西インターからは名古屋・大阪方向へしか向かうことが出来ない。その先には猿田彦神社がある。

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 国道23号と合流。あとは伊勢内宮まで車道はほぼ一本道だ。

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(S)三重交通:伊勢市駅→内宮前 430円
 本来であれば1つ手前、神宮会館前で降りるのがよかっただろう。これは先におかげ横丁やおはらい町を食べまわったりしたい考えであり、運賃も340円と少々安くなるため。ただ遅くなっても参拝できない可能性があり、今回は終点まで乗車した。

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国道23号 内宮前(伊勢市)
 この伊勢内宮が国道23号の"終点"であり、国道標識にもわざわざ"終点"と表記。距離は元々の起点である四日市市から70.9km。場所は国道1号バイパスとしての分岐箇所であり、国道25号の起終点でもある大里町だ。

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 伊勢神宮の2つある正宮の1つ、正式には『皇大神宮』という内宮へ。まずは宇治橋の前、鳥居が構えている。

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 デジカメの2Mサイズでもう1枚。天照大御神(あまてらすおおみかみ)はこの国をつくったと…。

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 右側通行の宇治橋から、五十鈴川の流れを見る。この宇治橋は式年遷宮の4年前に架け替えられるという。

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 手水舎から先に"御手洗い"はない。

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 五十鈴川に面して御手洗場がある。手水舎の手前ではトイレがないことを意味していた。

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 伊勢神宮の正宮では日ごろの感謝を伝えるものであり、個人的な願い事をするものではない。まずは正宮の手前から収めよう。

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 デジカメの2Mサイズでも、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭る『皇大神宮』を(手前から)収めたい。個人的な願い事は別宮ですることになるが、時間等の都合もあるので今回はパス。

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 参集殿の中央には能舞台があり、能や狂言など各種行事が奉納されるという。休憩所は午後3~4時で閉められていた。

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 改めて、人の賑わう『おはらい町』へ。2011年に内宮へ参拝した際は、先にこちらで食べ歩いている。ただ今回はそろそろ夕方の4時半、何があるか…。

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(現)松阪牛燻製ソーセージ(寶来亭) 600円
 時間が遅く残り1本だったので、50円引きとなったものを購入。言われればなんとなく牛肉らしいものを思われるが、言われなければ美味しいものの単に割高なフランクフルト。

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 やはり店じまいしている店も多く、食べたくなれどなかなか見つからない。やはりバスを神宮会館前で降りて、先に食べられるものを食べまわったほうがよかったか。

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 そのまま『おかげ横丁』の入口に立つ。示す"札"はあるものの、おはらい町との間に境目などはなく事実上一体化している。

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(現)特製コロッケ(豚捨) 100円
 以前メンチカツを食べた店で、今回は"おそらく本命なほう"を購入。小さなコロッケは、ソースなしでも肉の味がしっかり感じられるもの。人気があるのも当然だ。

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 おかげ横丁は平成初期になって、江戸時代末期のまち並みを再現したものという。店々はまだ多く開いており、もう少し楽しめそうだ。

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(現)伊勢焼きうどん(伊勢醤油本舗) 400円
 本来伊勢うどんは柔らかな太麺と、濃厚にして比較的あっさりしているたまり醤油タレが特徴。それをあえて"焼く"といい、型にはまっていたであろう名物料理に変化をつけている。注文後に鉄板で焼き上げるため、熱々で上々のお味。黒胡椒は自由だがかけすぎに注意。

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 午後5時、中央の広場で『神恩太鼓』の演奏が始まる。その"音色"に乗せて、おかげ横丁を後にしよう。
(つづく)

これでひととおり伊勢神宮の参拝を終え、グルメ系も味わいました。あとは帰るだけです。