主に岐阜県美濃地方を東西へ横断する国道418号のうち、前回は"曰くつきの区間"を迂回して進みました。今回はまだまだすることが残っていますので、消化していきましょう。

2019年5月2日(木)午後3時28分 岐阜県美濃加茂市・ぎふ清流里山公園

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岐阜県道342号 ぎふ清流里山公園(美濃加茂市)
 八百津町のコンビニからちょうどよく16.6km。美濃加茂インターに隣接し、美濃加茂サービスエリアを併設。さらに道の駅『みのかも』になっているぎふ清流里山公園へ入ってみる。以前は『日本昭和村』というテーマパークであった。

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 道の駅としては駐車場が普通車148台、大型車5台となっている。実際には公園としての駐車場が加わるため、これより台数は多くなることだろう。

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 かつては入園料を必要としており、ゲートがほぼそのまま残っている。ゲート外にも特産品の売り場があるので、それをもって"道の駅"が大まかに成立していた。

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(現)苺のパフェ(ぎふ清流里山公園/tunaguカフェ) 500円
 旬のイチゴとソフトクリームで大まかに組み合わされるパフェ。ミルク感たっぷりのソフトクリームがイチゴを引き立て、その逆も然り。下にはホイップクリームとイチゴ、イチゴソースに角切りケーキ生地。敷き詰められた麦のポン菓子も独特な食感。

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 道の駅に必要なものは24時間利用可能なトイレと駐車場、そして情報案内施設。この『おんさい館』にあるため、道の駅として正式に成立するのだ。

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 せっかくなので、軽く見て回ろう。公園内は『日本昭和村』だった当時とさほど変わらない。昭和の里山と"家々"が並び、様々な体験が出来ることを特徴とする。飲食系の1つに『ロバのパン』もあった。

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 園内にも田畑があり、まさに"昭和の田舎風景"。

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 美濃加茂サービスエリアとしての駐車場は、外回り(土岐・豊田)方向が大型12台に小型34台。内回り(美濃関)方向は大型12台、小型34台と多くない。そのためこの時期はすぐに埋まるもの。サービスエリアの"母屋"は別途、方向共用で設置。

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 このほか昭和銭湯『里山の湯』があり、入浴せずともレストランが利用可能。外には無料の足湯もある。ひとまずはここまでにして、先へ進もうか。清須市からスタートして、本日早くも126.0kmを走行している。

国道418号 ぎふ清流里山公園(美濃加茂市)→半布里の郷とみか(富加町)
 ぎふ清流里山公園からそのまま進むと、旧道にぶつかるので右折。対面通行の走りやすい道で山を下り、田舎の開けた風景を見ながら進む。

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 今回はスタンス的に"快速"とせず、5.8km進ませた道の駅『半布里の郷とみか』へ。こちらは母屋に特産品売り場と喫茶店しかなく、開いているのかすら怪しい印象すら覚えた。幸いにも開いている中、客は他に来たので何より…。駐車場は普通車34台に大型車4台と少なめ。

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(現)平手石油店・富加町SS(コスモ石油/岐阜県加茂郡富加町) 148円×4.00L
 早めに給油したいと考えつつ、探ろうと思えばわずか0.3kmの至近距離。1万円札を用いて、9000円と小銭に分割。守山区で給油してから110.2km、ガソリン残量自体はまだ余裕があった。

国道418号 半布里の郷とみか(富加町)→高野(関市)
 再スタート後しばらくは対面通行で走りやすい道。ただ拡幅途上らしき様相を見せるなど、次第に怪しくなってくる。そのまま長良川鉄道も並走。さらには直進の国道が示されず、再確認を余儀なくされた。

 関市中心部に向かって県道58号と並行し、国道はセンターラインがない。セルフ式スタンドは両路線とも利用可能な構造となっており、実のところもう少し引っ張ることは出来たもの。

 やがて現れる、右折箇所と直後の左折箇所。以降は県道から続くように歩道つき対面通行、さらに転回禁止標識まである。市街地らしく交通量も多く、流れは悪い。長良川鉄道の踏切からは旧国道248号絡みで、やや交差が複雑。

 以降は東海北陸自動車道の高架下、国道156号との交差を挟んで対面通行が続く。建物は少なくなり、鮎之瀬大橋と関広見インター(東海環状)を挟んで田舎路線へ。

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岐阜県道94号 高野(関市)←→道の駅むげ川(関市)
 国道418号を富加町から14.7km。道の駅『むげ川』は案内に従い、国道から一旦外れる形。駐車場は小さく、普通車47台に大型車8台という。

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 こちらの"母屋"へ来れば、既に営業時間外。夕方5時半を過ぎればこの先、国道256号にある道の駅『ラステンほらど』もおそらく時間外だろう。

国道418号 高野(関市)→谷合(山県市)
 1kmほどの寄り道を経て、引き続き国道走行を再開。根尾までは27km。旧武芸川町の中心部を抜けて、引き続き対面通行の走りやすい川沿い国道が続く。山県市に入り国道256号と交差、名称を『美山大橋北』という。

 すると一転して両側に家々が迫り、道そのものも狭くなってしまった。抜けるとまた対面通行になり、橋を渡る。そんな改良区間は短く、以降はセンターラインなし。さらには集落内でまた広くなる。

 川沿いの渓谷はまた狭い。やがて道なりに左折し、橋を渡ると雰囲気のいいまちへ…。

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 道の駅『むげ川』から15.2km走っており、ちょうど小休憩のタイミングだったのだろう。加えて夕方となっては夕陽に"向かう"格好となり、まぶしいものであった。この『谷合』地区は、どうやら旧美山町の中心部らしい。

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 雰囲気としてはどことなく、木曽平沢に似ている谷合のまち。清須市をスタートしてからは既に161.7km、過去最高記録更新が確実になった。
(つづく)

新元号2日目にして大変なことをやってしまいました。大型連休にして好条件も好条件とはいえ、山間の町から40kmで帰ることはできません。すなわち、大台突破も確実になります。