今回目をつけたのは国道365号。どうやら本当に、四日市から関ヶ原へ向かうつもりです。目的は、走ることだけでしょうか?そうは思えません。

2019年4月20日(土)午後2時35分 三重県四日市市

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 建物が多く迫っており、対面通行にして狭く走りづらい道。県道8号との名称不明交差点から15.0km走ったので、可能なうちにコンビニの駐車場でトイレ休憩としたい。

 再スタート後、建物は着実に少なくなっていた。案内標識にそのまま従うと東名阪自動車道の下を潜り、国道1号北勢バイパスの工事現場を通過。起伏も次第に現れてくる。

 新しい住宅地も出現。そのまま対面通行の道を進み、関ヶ原まで46kmとあったことから国道だとわかる。住宅地を抜け、そのまま新名神高速の高架下を通過。以降は片側2車線幅を片側のみ対面通行としており、バイパスだとわかる。

 実のところバイパスへ移行する以前の国道365号は、古い家々を縫うように狭い道が指定され"軒先酷道"と呼ばれるものであった。原付であれば機動力面で優位なものの、そもそもルートが不可解なモノだ。

 話をバイパスに戻そう。勾配はゆるくもやや長く、速度の劣る原付ではやや不利。東海環状自動車道(国道475号)の東員インターを過ぎて、イオンモールを横目に少し先を左折してからが員弁バイパスだったのかもしれない。

 この区間は開通したばかりの東海環状自動車道が並行し、片側暫定方式であることから橋脚上に片側だけ橋梁がかけられている状態。並行する国道365号も片側ずつ、交互に整備して現状は対面通行らしい様子。そのままいなべ市へ入る。

 関ヶ原まで38km。対面通行のままもう1つ川を渡る橋で"反対車線側"へ移り、その先で中央分離帯を隔てた片側1車線となる。そのまま大安インターへ至り、東海環状自動車道の開通済み区間が終わる。

 以降は橋脚のみ続いている状態が続いており、国道365号はそのまましばらく並行。突き当たる交差点は右だが、これも直進になることだろう。関ヶ原まで35km、対面通行のままどこまで進められるか。

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 雰囲気はさらに山が近いものとなってきた。引き延ばし気味に20.3km、国道306号と"合流"する箇所にあるミニストップで休憩しよう。気づけば"メモリアル"まで9.3kmに迫っている。

 国道306号との重複区間も基本的に変わらず、しばらくは郊外の穏やかな雰囲気。やがて本格的な山間部へ進みつつ、対面通行のまま走りやすい状態が続く。起伏が多くなりながら、信号も少ないので速い流れは続いている。

 案内によれば国道306号は鞍掛峠から先、滋賀県へ抜けられないという。途中の簡易パーキングにはトイレだけでなく、麺処まであった。そのままハイペースで進み、国道306号が左折となって分岐。

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 ということで0.1km少ないが、通算走行距離表記12222.1kmのメモリアルとしよう。迎えたその場所は『いなべ市道路資材備蓄倉庫』になる。

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 周囲は完全なる山々。土地勘もないので、国道から外れようもんならどこへ迷い込むかわからない。

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 関ヶ原まで22km。ここから先も引き続き山間部を縫う対面通行の"国道"であり、走行ペースは引き続き速い。こちらにもパーキングがあり、こちらは直売所を有している。同じ山間路線でも国道419号と異なり、日中に走行できたのがいい。

 信号もほとんどない中、建物がなくなると岐阜県大垣市上石津町へ"サイレントで"入っている。以降は引き続き山間の路線であり、起伏すら走りやすさを増徴させてしまう。

 上石津トンネルは長さ1802mとなかなかのもの。実態は緩い上りが続いた後、トンネルの"切れ目"らしい箇所を通過。実は3本つないだものであり、外の光が明るい箇所も途中に1つ。

 抜けた先は周囲も開けて、穏やかな田舎風景になった。牧田川を渡り、もう1つ川を渡った先。経路変更された痕跡を見ながら右カーブし、牧田小学校南にて四日市市から長浜市までが実績上つながった。

 ただ以降は福井県、さらには石川県へつながっている国道365号。原付の調子を考えても、これ以上は現実的でないだろう。

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 いなべ市道路資材備蓄倉庫で迎えた"メモリアル"から17.5km、四日市からは既に52km進んでいる。付近のコンビニで小休止するも座れるスペースはない。トイレだけで引き下がろう。

岐阜県道227号 広瀬橋北(大垣市上石津町)→???(養老町)
 そのまま県道56号を少々"戻って"、川の手前で左折。県道227号も川沿い道で、交通量はやや少ないもののペースが速い。県道そのものは、知らない間に川沿いから離れていた。

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 今回の目的地、ぷらっとパーク養老下りまでは牧田小学校南付近のコンビニから4.9kmと近かった。こちらの駐車場は新たに整備されたようなもので、一般向けスペースと従業員用らしきスペースに分けられている。

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 では、サービスエリアの敷地へ入っていこう。

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 下り線の駐車スペースは大型車86台、小型車193台と大きい。ガソリンスタンドとスマートインターがあり、敷地内にして出口誘導線が表記されている。入口からはサービスエリア施設を利用できない形態なので、ぷらっとパークを用いることとなる。

 母屋に入ったら、インフォメーションコーナー(コンシェルジュ)の隣にあるテレビで野球中継が流れている。ティーサービスの水は無料で頂けることもあり、しばらく見入ってしまった。

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 現在はメインルートから外れているのか、広大なスペースは特に奥が持て余し気味。施設に面したほうが小型専用となっており、やはり手前から埋まっていくことだろう。高速道路本線はここから山岳区間になり、最高速度が80km/hとなる。
(つづく)

養老のサービスエリアは以前より目をつけていまして、今回ようやく来ることが出来たということです。続きは次回。