今回は時間が押しているとしていましたが、それにはもう1つ目的があったのです。前回までの都会的雰囲気から、一転したものをお見せしましょうか。

2019年2月16日(土)午後3時44分 愛知県豊田市・八草インター北

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 名古屋市交通局藤が丘工場付近で再起動させてから11.8km、八草インターから出たところのミニストップで休ませよう。
ひろ「これ、動かなかったらどうするってんだ?」
めぐ「どうかな…?とりあえず駅近いから、帰れないことはないかも。」

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 野菜ジュースともう1品、悪い癖である。
めぐ「本末転倒かも。」
ひろ「そういうのは、もっと考えてからでいいってんだ。」

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国道155・248号 八草インター北(豊田市)→朝日小学校北(豊田市)
 ひとまず起動したら山の麓らしい、山下りのような対面通行区間を豊田市中心部へ。
めぐ「ちょっとペース考え直そうかな?」
ひろ「動いてよかったし、あんまり無理とか…。」
めぐ「…でも、1つクリアしておきたいのよ。」

 ここまでの遅れを取り戻そうと、ペースを上げすぎたかもしれない。ただ県道54・58号と交差する前後箇所からは、そもそも流れが悪かった。
めぐ「次、これもいいかも。」
ひろ「ここまでに何を求めてんのさ?」

 さて名鉄豊田線の高架を潜り、よく見れば豊田厚生病院だったり。以降は次第に建物が増えていく。
ひろ「病院に用でも?」
めぐ「いや、浄水の近く出るんだけど。竜泉寺の湯あるから、原付でもどうかなって。」
ひろ「ああ、時間合うならいいかもな。…長期シリーズ持つかだけど。」

 今回は国道153号で走りたい区間があったため、国道155(・248)号から離れるように内環状線を直進。片側2車線となっている。
めぐ「どうせならこっちを国道155?で。」
ひろ「で、ってまた何だ?」
めぐ「248は今までと同じかなって。」

国道153号 小坂町10丁目(豊田市)→陣中町1丁目北(豊田市)
 昨年8月に小坂町10丁目まで走行しており、今回はそこから国道419号と離れる箇所まで走行したい。中心市街地に向けて片側2車線で下ったら、以降は中央分離帯が設けられている。
めぐ「前に『とんから亭』入ったじゃん?」
ひろ「あった…、な。それが?」
めぐ「店、『から好し』に変わっちゃってた。」

 愛知環状鉄道の高架下からは都会的雰囲気。国道155号との交差(そして分岐)箇所からは、今回の目的となる国道419号と重複している"説"がある。国道153号は挙母町1丁目で左折し、引き続き中央分離帯ありの片側2車線。
ひろ「全部、香嵐渓の逆を埋めようってんだな?」
めぐ「半分当たり。」

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国道419号 西町4丁目(豊田市)→世界一の美濃焼狛犬(瑞浪市)
 豊田市役所を囲む区間は2つの"説"があり、1つは今回のように国道153号と重複するルート。もう1つが一旦国道155号と再重複し、右折後に国道248号と重複するルート。仮に後者であっても、過去に通ったはず…。
ひろ「覚えてないのか?」
めぐ「覚えても、この辺はあんまり関係なかったかもって。」

 国道248号がすぐに分かれて、名実共に国道153(・420)号と重複する。飯田への105kmを辿る日がこの原付で来るのかと考えつつ、国道153(・420)号と離れて直進。引き続き片側2車線だ。
ひろ「これで持つか?」
めぐ「行くなら、あの連休がどうなるかわかんないし。そういう、寒くないぐらい?」

 さあ、瑞浪まで44km。次第に郊外めいた雰囲気となり、建物が少なくなって対面通行へ。
ひろ「遠いし…。帰るなら、まだ間に合うぞ。」
めぐ「…行くなら、あと2回刻まなきゃね。」

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 八草インターのミニストップから19.1km。そろそろ夕方5時になり、2月で日没も遅くなってきたとはいえ迫ってきている。見たところ"生え抜き"であろうファミリーマートからは、少し装備を固めよう。
めぐ「考えたらそろそろだった。」
ひろ「ってか、新ヘルメットすげえな。」

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 で…?
めぐ「…行こうよ。」
ひろ「…瑞浪?」

 次第に山へと入っていくものの、全て対面通行なので走りやすいはず。旧藤岡町では東海環状自動車道、猿投グリーンロードと潜っていく。瑞浪まで39km、建物はまだそれなりに見られると…。
ひろ「…どうなのさ?」
めぐ「なんか…、まとまんなくって。」

 勾配は次第に目立ってきており、上りもあれば下りもある。登坂車線が用意されれば、速度の低下する原付にとって役立つ。建物も少なくなってきた。
めぐ「とりあえず最後までこういう道だから、大丈夫だと思うけど。」
ひろ「大丈夫か?暗いとこで止まったら、アレだからな?」

 日没を過ぎて、次第に暗くなってきた山間部。交差する県道には情報案内表示が設けられ、路面凍結注意の表記も見られる。
ひろ「完全にガッツリコース進んだな…。」

 そのまま旧小原村へ入り、コンビニを1軒通過したのが最後。建物は更に少なくなり、対面通行はそのままに勾配のきつい山岳区間へ突入。交通量は尚更少なく、交差点には信号もない。
ひろ「いよいよやってくれたな。」
めぐ「…さっきのとこ入るんだったかも。」

 そしていよいよ建物もなくなり、頼れるのは取り付けられた反射材ぐらい。上り勾配がきつく、不調を危惧した原付の正念場。トンネルを潜った先は…、岐阜県手前だった。

 岐阜県では下り勾配の様相を見せ、やはり建物もないため反射材が頼り。カーブもゆるくないので、スピードが上がり過ぎないよう気を付けたい。そして建物が現れ始めると、勾配やカーブもゆるくなった。
(つづく)

早い話が今回は、元日(高浜市→知立市)の続きでした。それと国道248号について、現状のまま朝日小学校北で左折分岐を推奨させてください。