前回は以前に用意しておきながら、未使用のまま放置していた創作ネタ。昨年下半期にとある"何か"がネットを騒がせたのを、皆様お覚えでありませんか?今回は登場すると共に、当ブログの見解を示します。
リタ「ねえ大変!プリンセスがいないの!お留守番任せてたのに、帰ったらいないし。ドームにも置き忘れてなかったし。どこへ行っちゃったの…?」
ところが吉報は、偉大な親分から届く。今後のことを考え、新たな配信サービス向けの旧作で代役を務めて欲しいという。期待半分、不安半分。かつての居場所だったところへ、思ってもみなかった出戻り。(以上、前回の復習。)
ミニクッパの前に現れたのは、黒いドレスをまとった上背があるお姫様。クッパが理由をつけて散々さらってきたピーチ姫とは、見たところ違うらしい。しかし呼び戻した親分たる、クッパも見当たらない…?
クッパ姫「ワガハイはここにおるぞ。」
ミニクッパ「…どちら様ですか?」
クッパ姫「わからないのか?」
姫様が頭上の王冠を外すと、それは不思議な出来事。姿が一変し、見慣れた偉大な親分へ。
クッパ「どうだ、驚いたか?」
ミニクッパ「これはこれは…!失礼を申し上げて申し訳ありません。」
厳密には"時空軸"の概念が定かではないシリーズモノ。ただ現実と同様ならば、とうに現役30年を過ぎている大魔王クッパ。日々"ガタ"が来るのは否めない。そこで新たな配信サービス向けの旧作で代役を任せるべく、呼び戻したはずだったのだ。
ミニクッパ「で…、その王冠は何か関係あります?」
クッパ「これは拾っただけなのだが…。」
拾った王冠をかぶると、大きく荒々しい外見は一変。ピーチ姫のような美しいお姫様となってしまった。そしてその姿が瞬く間にインターネット上へ拡散し、注目を集めた"クッパ姫"。
ミニクッパ「それは…。」
クッパ姫「ワガハイが一番驚いとる。」
そして動画配信で収入を得る者にも注目。クッパもクッパ姫として、副業の動画配信を始めてしまったのだ。よせばいいのに…。
クッパ姫「おかげでガッポリ丸儲けだ。すごいだろ。」
ミニクッパ「まあ、代役の仕事こっちが増えますし。」
こうしてクッパはこれまでと同様の"偉大な悪役ぶり"を新作で見せ付ける一方、クッパ姫として副業の動画配信にも勢力を拡大。ミニクッパも来るべき、新媒体向け旧作配信サービスの代役に備えていた。ついでに、境遇を一変させた王冠の名は『スーパークラウン』という。
しかしある日、ミニクッパは『スーパークラウン』がないことに気づいてしまう。あくまで副業だったとはいえ、これがなければクッパ姫にはなれない。再び恐れるミニクッパ。せっかく呼び戻されながら、再びよぎる"戦力外通告"。
その頃、リタ(ジェリージャム)は王冠を発見。お気に入りであり"半身"でもある、人形の『プリンセス』に似合うだろうとかぶせていた。その後用事があるからと、準備する間に目を離してしまう。
やむを得ずプリンセスを"留守番"させるリタ。しかし帰ってきて驚愕、姿が見当たらない。以前に目を離し、プリンセスが"いなくなった"記憶。探しにいくも、やはり見つからない。
???「リタ。ねぇ、リタ。」
声が聞こえたので向いてみれば、見慣れないお姫様が立っている。
リタ「…誰なの?」
プリンセス「私はプリンセス、ずっと一緒の人形さん。お話したかった。」
リタ「プリンセス…、その王冠って?」
プリンセス「リタが被せてくれたのよ。そしたら、動けるようになっちゃった!」
その後は見失った間も心配してくれていた話、持ち歩いて少なからず汚れたにも拘らず汚くないと言っていた話。その他、他愛もない話。楽しい会話は、時間をあっという間に流していた…。
さて、ミニクッパは『スーパークラウン』を探している。何せ、再びクビを宣告されるかもしれないのだ。だがいくら探しても、王冠は見つからない。半ばやけくそ気味に、手当たり次第探るミニクッパ。そして…。
リタ「誰か来たの?」
リタの家に飛び込むようなミニクッパ。奥に目をやるとまた違うお姫様、そして"あの王冠"。
ミニクッパ「その頭の…!」
リタ「ダメよ、これは私のプリンセス。」
プリンセス「…わかった。どうやら、お別れのときが来たようね。」
リタ「プリンセス…?」
プリンセス「ありがとう、リタ。お話できて楽しかった。これ、返してあげて。」
リタはプリンセスから、王冠を渋々外す。するとプリンセスは、元の人形に戻ったのだ。
リタ「…ごめんなさい。」
名残惜しげなリタから『スーパークラウン』を受け取り、大魔王の元へ帰ったミニクッパ。しかしクッパの姿を見て、さらに驚愕を隠せない。
クッパ「ああ、帰ったのか。」
ミニクッパ「クッパ様、これですか!?」
クッパ「それはもういらん。」
クッパは興味本位で『バーチャル・リアリティ・キット』、すなわちVR装置を購入。動画配信として"さらなるステージ"へ進んでいたのだ。よせばいいのに…。
クッパ「最近バーチャルなんとかってあるからな、ネットで探したらあったのだ。」
ミニクッパ「ああ、それで物々しい…。」
こうして『スーパークラウン』にかわって、VR装置を介した『クッパ姫』が誕生。副業と本業、どこまで両立できるのやら…?
(おわり?)
ということで、ここでは"クッパ姫というVチューバー"を見解とさせていただきます。あくまで非公認ですので、公式各所へ問い合わせないでください。そしてくれぐれも皆様、公共の場で物を拾ったらポリスメンに届けましょう。

リタ「ねえ大変!プリンセスがいないの!お留守番任せてたのに、帰ったらいないし。ドームにも置き忘れてなかったし。どこへ行っちゃったの…?」
クビを宣告されていた大魔王の分身兼手下
とある年末、ミニクッパ(マリオパーティシリーズ)への通告。ミニクッパはそれに応えるかのように、合同トライアウトの受験を決断。そして迎えた当日、ミニクッパは不本意な成績に終わった。偉大な親分の分身として、これでは顔向けできない。ところが吉報は、偉大な親分から届く。今後のことを考え、新たな配信サービス向けの旧作で代役を務めて欲しいという。期待半分、不安半分。かつての居場所だったところへ、思ってもみなかった出戻り。(以上、前回の復習。)

ミニクッパの前に現れたのは、黒いドレスをまとった上背があるお姫様。クッパが理由をつけて散々さらってきたピーチ姫とは、見たところ違うらしい。しかし呼び戻した親分たる、クッパも見当たらない…?
クッパ姫「ワガハイはここにおるぞ。」
ミニクッパ「…どちら様ですか?」
クッパ姫「わからないのか?」
姫様が頭上の王冠を外すと、それは不思議な出来事。姿が一変し、見慣れた偉大な親分へ。

クッパ「どうだ、驚いたか?」
ミニクッパ「これはこれは…!失礼を申し上げて申し訳ありません。」
厳密には"時空軸"の概念が定かではないシリーズモノ。ただ現実と同様ならば、とうに現役30年を過ぎている大魔王クッパ。日々"ガタ"が来るのは否めない。そこで新たな配信サービス向けの旧作で代役を任せるべく、呼び戻したはずだったのだ。
ミニクッパ「で…、その王冠は何か関係あります?」
クッパ「これは拾っただけなのだが…。」
拾った王冠をかぶると、大きく荒々しい外見は一変。ピーチ姫のような美しいお姫様となってしまった。そしてその姿が瞬く間にインターネット上へ拡散し、注目を集めた"クッパ姫"。
ミニクッパ「それは…。」
クッパ姫「ワガハイが一番驚いとる。」
そして動画配信で収入を得る者にも注目。クッパもクッパ姫として、副業の動画配信を始めてしまったのだ。よせばいいのに…。
クッパ姫「おかげでガッポリ丸儲けだ。すごいだろ。」
ミニクッパ「まあ、代役の仕事こっちが増えますし。」
こうしてクッパはこれまでと同様の"偉大な悪役ぶり"を新作で見せ付ける一方、クッパ姫として副業の動画配信にも勢力を拡大。ミニクッパも来るべき、新媒体向け旧作配信サービスの代役に備えていた。ついでに、境遇を一変させた王冠の名は『スーパークラウン』という。
しかしある日、ミニクッパは『スーパークラウン』がないことに気づいてしまう。あくまで副業だったとはいえ、これがなければクッパ姫にはなれない。再び恐れるミニクッパ。せっかく呼び戻されながら、再びよぎる"戦力外通告"。
その頃、リタ(ジェリージャム)は王冠を発見。お気に入りであり"半身"でもある、人形の『プリンセス』に似合うだろうとかぶせていた。その後用事があるからと、準備する間に目を離してしまう。
やむを得ずプリンセスを"留守番"させるリタ。しかし帰ってきて驚愕、姿が見当たらない。以前に目を離し、プリンセスが"いなくなった"記憶。探しにいくも、やはり見つからない。
???「リタ。ねぇ、リタ。」

声が聞こえたので向いてみれば、見慣れないお姫様が立っている。
リタ「…誰なの?」
プリンセス「私はプリンセス、ずっと一緒の人形さん。お話したかった。」
リタ「プリンセス…、その王冠って?」
プリンセス「リタが被せてくれたのよ。そしたら、動けるようになっちゃった!」
その後は見失った間も心配してくれていた話、持ち歩いて少なからず汚れたにも拘らず汚くないと言っていた話。その他、他愛もない話。楽しい会話は、時間をあっという間に流していた…。
さて、ミニクッパは『スーパークラウン』を探している。何せ、再びクビを宣告されるかもしれないのだ。だがいくら探しても、王冠は見つからない。半ばやけくそ気味に、手当たり次第探るミニクッパ。そして…。
リタ「誰か来たの?」
リタの家に飛び込むようなミニクッパ。奥に目をやるとまた違うお姫様、そして"あの王冠"。
ミニクッパ「その頭の…!」
リタ「ダメよ、これは私のプリンセス。」
プリンセス「…わかった。どうやら、お別れのときが来たようね。」
リタ「プリンセス…?」
プリンセス「ありがとう、リタ。お話できて楽しかった。これ、返してあげて。」
リタはプリンセスから、王冠を渋々外す。するとプリンセスは、元の人形に戻ったのだ。
リタ「…ごめんなさい。」
名残惜しげなリタから『スーパークラウン』を受け取り、大魔王の元へ帰ったミニクッパ。しかしクッパの姿を見て、さらに驚愕を隠せない。
クッパ「ああ、帰ったのか。」
ミニクッパ「クッパ様、これですか!?」
クッパ「それはもういらん。」

クッパは興味本位で『バーチャル・リアリティ・キット』、すなわちVR装置を購入。動画配信として"さらなるステージ"へ進んでいたのだ。よせばいいのに…。
クッパ「最近バーチャルなんとかってあるからな、ネットで探したらあったのだ。」
ミニクッパ「ああ、それで物々しい…。」

こうして『スーパークラウン』にかわって、VR装置を介した『クッパ姫』が誕生。副業と本業、どこまで両立できるのやら…?
(おわり?)
ということで、ここでは"クッパ姫というVチューバー"を見解とさせていただきます。あくまで非公認ですので、公式各所へ問い合わせないでください。そしてくれぐれも皆様、公共の場で物を拾ったらポリスメンに届けましょう。