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3月のJRダイヤ改正で乗れなくなるものもあります。

2008年8月27日(水)午後9時48分 東京都千代田区・東京駅

 今回東京駅にいるのは中央ライナーに乗るためだ。22時30分発の中央ライナー9号に乗り、八王子へ。八王子から先週と同じく、立川のネットカフェに向かう。ライナー券の発売は22時からなので、少し待たなくてはならない。

 22時になりライナー券が発売され、そのまま購入する。中央ライナーは全席指定であり、ライナー券は座席を自分で指定できないタイプ。購入したら、また待つ…。

16.東京22:30発→八王子23:21着 中央ライナー9号・八王子行き クハE351-1002
 乗車するにあたって、事前に情報を仕入れていた旅行班。来たのはそのとおり、振り子式のE351系である。残念ながら指定されたのはモーターなし車両であり、インバーター制御の音を聞くことはできない。

 E351系は基本的に停車駅の少ないスーパーあずさに充当されるので、『ワープ』には使いづらい。そのためE351系に乗る機会は『中央ライナー9号』ぐらいなのだ。また、『9号』以外はE257系が充当され、過去に一度『ワープ』をしたことがある。

 東京を出ると、快速停車駅を通過して新宿で乗車扱い。新宿を出ると立川まで停まらず、停車駅だけならば特急そのもの。しかし先行列車の関係もあって、スピードはあまり速くない。

 やはりモーター音が聞こえないこと。途中停車駅までが長く、夜間で景色が見られないこと。次第に飽きてくると共に、ここまでの疲れで眠くなる。

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 東京駅から51分、深夜帯にして都心部から大きく離れてしまった。せっかく振り子式のE351系でも、都市部の短距離運用では真価を発揮できないまま終了。
(つづく)

2018年8月22日(水)午後1時26分 東京都八王子市・八王子駅

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(現)八王子→新宿:B自由席特急券 510円
 改札内コンコースの券売機で、自由席特急券を購入。ホームへ出たところで、反対側に209系『mue-train』が登場。営業運転を前提にしない試験車両らしく、白に青緑がちりばめられた帯を纏う。

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24.八王子13:33発→新宿14:04着 特急かいじ110号/新宿行き モハE352-509
 お目当ての新型車両、E353系が9両で入ってきた。白ベース車体にメタリックパープルの上帯を初めて見たのは、2015年の9月初旬。そこから試験を繰り返し、今年3月に営業を開始した。

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 普通車車内は梓川の清流をイメージしたらしく、涼しげに淡い青色の座席が並ぶ。E657系から続いて、上下可動式ヘッドレストを備えている。自由席はまあまあ乗っていた。

 車内案内もE657系と同じく、フルカラーLED式。個別エアコンと共にあるランプは、指定席用だろうか?フットレストはなく、その部分に電源コンセントが設置。全席で使用可能だ。

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 スピードはそこそこであり、34分で新宿に到着。デッキは濃い木目調でまとめられ、高級感がある。
(つづく)

2018年8月23日(木)午前8時47分 山梨県甲州市・塩山駅

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(現)塩山→小淵沢:JR運賃 970円
(現)塩山→小淵沢:B自由席特急券 1180円

 こちらは御茶ノ水駅にてあらかじめ購入。

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31.塩山8:53発→小淵沢9:36着  特急あずさ3号/南小谷行き モハE257-4
 通常は新宿始発のところ千葉始発、松本行きが通常のところ前9両は南小谷まで行く。このためか現状では、新型車両への置き換えが後回しにされているようだ。

 自由席車内はそこそこ座席が埋まっている。座席を確保したところで、トイレに入りたい。トイレに入ると、内部はメタリックグリーンという刺激的な色の壁。

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 甲府で結構な乗客が降りていったため、落ち着きを見せる車内。付近は盆地らしく、なだらかな斜面が遠くまで続いて見渡せる景色。東京都内(御茶ノ水~高尾)より標高が高いため、青空も美しい。

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 韮崎からは再び山へと入っていく。

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 座席はリクライニングボタンのほか、座面スライド機能を有するためレバーが別で設けられている。模様は紺色をベースに、カラフルなパステル調の武田菱が散りばめられている。

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 そしてご丁寧にも、ロールカーテンにも武田菱が散りばめられている。

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 乗車時間は42分であった。
(つづく)

2018年8月29日(水)午前9時30分 香川県綾歌郡宇多津町・宇多津駅

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 国鉄民営化直前から四国の電化路線で幅を利かせてきた、121系が入ってきた。青帯を纏った前方編成が原型のワンマン非対応車両、後方の赤帯はワンマン改造車両。特に後者は2本しかなく、7200系への改造に向けて試作要素が強いものだ。

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80.宇多津9:32発→茶屋町10:09着 普通1530M/岡山行き 6001
 ここでさらに珍客が登場。四国オリジナル要素を持ちつつ、東海の211系や311系に加えて東日本E217系から"OEM供給"を受けて混ぜ合わせた6000系。3両編成が2本の、合計6両しか存在しない。

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 そこそこ混雑模様を見せている車内。発車して高松行き線路を跨いだ後、瀬戸大橋から宇多津行き線路の下へ潜る。少しして坂出からの瀬戸大橋行き線路が合流。

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 さようなら四国。

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 ただいま本州。

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 坂出から瀬戸大橋に"合流"し、普通の後を追ってきた快速マリンライナー18号。乗ってきた普通は児島で抜かされるため、少々停車時間と同時に客も乗り換えていく。

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 一気に空きの多くなったこちらも発車。車内は東海311系のそれをベースとしつつ、ドア上には東日本E217系のようなLED案内とドアチャイムを設置。ブルーグレー系の座席は、ヘッドカバーもブルーグレー系。運転台後ろは片開きドアだ。

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 本州の"陸地"に上がってしばらくすると、もう1本線路が下から近づいてきた。
(つづく)

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2018年夏休み旅行記ですけど、"平成時代"が終わるまでに完成するかわかりません。