愛知県あま市。休日は名鉄名古屋から準急で17分という交通至便な地に、ある問題を抱えた駅がありました。
2010年末にこれまでなかった南口が完成し、南北格差が解消された木田駅。
2013年には駅前広場が完成し、冬にはイルミネーションで装飾。すっかり旧美和町の玄関口として定着しました。
しかし北口はスロープこそ整備されたものの、旧態依然のまま。駅舎自体も築年数を調べられず、良くいえば歴史の詰まった駅。悪くいえば老朽化が進んだ駅となっていました。
そこで再び立ち上がったリニューアルの匠は、白木ひろみ。駅などの公共施設における段差解消で実績をあげたことから、彼女は『上下関係の壊し屋』と称されます。
ひろ「いや…、これは単なるネタだからな。あくまでブログ用に組まれた設定で…。」
南北格差解消に続く挑戦が今、始まります!
木田駅は元々名古屋方向に駅舎があり、丸型ポストと共に長らく同じ姿で佇んでいた。スロープが設けられたのは、早くとも2005年頃か。
2010年末に南口が完成し、北口もスロープに屋根が設けられるなど改良された。
さて、木田駅では名古屋方向ホームで改良工事が行われる。そのため階段が隣に仮設され、幅が狭くなった。
スロープも従来の階段横から、ホーム後方へと移動。同じく仮設され、屋根が設けられている。
駅への入口も移動するため、駅舎には新たな開口部が設けられた。それにしても、結構大胆なものである。駅舎も長く使われていたことから、ひょっとすると…?
このため、丸型ポストはしばらく使用が停止される。
後日、工事柵で駅前が仕切られて狭められた。スロープ部分は板で塞がれている。
目隠し用に用いている板は、見た限り型枠に用いるようなものだろうか。
仮設スロープは構造体に木材を用いており、天井や壁はポリカーボネート波板となる。床板も薄く強度を感じられないものの、使用期間が半年程度であれば十分と言うことだろう。
そして前方。こちらにも改札口があれば、ある程度乗車位置が分散されることだろう。そして名古屋方向への一部特別車も…、と考える。実際は資材置き場や事務所で終わってしまうだろうか。
丸型ポストが取り外される。
駅看板が利用客へ向けるように移動した。取り外された丸型ポストが置かれている。
裏手からも。こちらはあまり変化が見られない。
大穴掘られて、コンクリートが流し込まれる。いつしか丸型ポストは姿を消していた…。
鉄筋が張られ、何か構造体の基礎になりそう。
コンクリートも流し込まれていた。これは駅舎の建て替えになりそうか。
鉄骨が組まれており、さらにコンクリートが用意される。これで駅舎の建て替えが決まったようなもの。
スロープを形成するように型枠が組まれ、コンクリートが流し込まれる。
跨線橋から見下ろせば、新駅舎と思しき形が大まかに見えている。名鉄は2018年度の設備投資計画に、木田駅の建て替えを示している。
防音カバーがかけられた内部では、溶接らしき音と光が少しばかり漏れている。スロープも大まかに出来ており、従来と異なり回り込むような形らしい。
屋根が出来上がってきた。以後は壁面と内部を仕上げていくものか。
跨線橋から見下ろした限りでは上旬と変化なし。
駅舎の位置が変わったとなれば、なんとなく北口にもロータリーを設けそうな流れ。そうなれば、現駅舎を解体しなくてはならない。
スロープは手すりが取り付けられた。駅舎本体も、よく見れば外壁も組み上がっている。
仮にロータリーを設けるとするならば、ネックとなるのが駐車場。実は近くのマンション(1階部分の店舗)が、駐車場から柵で入れないようになっている。
部分的にカバーが外され、姿を現したのは石積み調の外壁。既に屋根上はエアコン室外機があるため、ほぼ完成段階に入ったか。
近くのマンション、1階部分の店舗と駐車場にある柵が開いていた。
さらにカバーが外れる。外壁はまだ仕上がっていないようで、コンクリートそのままの壁面が露出。内装と共に、これから手をつけることだろう。
階段とスロープが完成し、4月末から利用される。改札外からは引き続き見られない。ついでに近くのマンション、駐車場はまた柵で仕切られていた。
仮スロープ、壁と屋根が外される。構造も簡素であったため、解体は早いか。
新駅舎、屋根上に地上波テレビアンテナが取り付けられる。
新しい階段とスロープが完成し、利用開始。この部分だけホームも広げられている。架線柱となる鉄骨が、仮設用フェンスで囲われている。
階段は以前と向きが変えられ、線路と並行になる。新駅舎の壁面は部分的に完成しており、そろそろ全容が見えてくるか。
新駅舎への入口部分は曲線状になっている。完成後、周囲の再開発でもするのだろうか?
そしてトイレもどうなるか。奥にある男女別トイレは古いので、新駅舎に設けられた後は解体されるだろう。問題は手前にある、新しい多目的トイレ。
(つづく)
今回はここで時間切れ。次回は完成された姿をお目にかかれると思います。
※この文書は観察記録をリフォーム番組風に見立てたものです。リニューアルの匠『上下関係の壊し屋』は、実在の団体と関係ありません。

2010年末にこれまでなかった南口が完成し、南北格差が解消された木田駅。

2013年には駅前広場が完成し、冬にはイルミネーションで装飾。すっかり旧美和町の玄関口として定着しました。

しかし北口はスロープこそ整備されたものの、旧態依然のまま。駅舎自体も築年数を調べられず、良くいえば歴史の詰まった駅。悪くいえば老朽化が進んだ駅となっていました。

そこで再び立ち上がったリニューアルの匠は、白木ひろみ。駅などの公共施設における段差解消で実績をあげたことから、彼女は『上下関係の壊し屋』と称されます。
ひろ「いや…、これは単なるネタだからな。あくまでブログ用に組まれた設定で…。」
南北格差解消に続く挑戦が今、始まります!
2008年6月14日(土)

木田駅は元々名古屋方向に駅舎があり、丸型ポストと共に長らく同じ姿で佇んでいた。スロープが設けられたのは、早くとも2005年頃か。
2011年4月23日(土)

2010年末に南口が完成し、北口もスロープに屋根が設けられるなど改良された。
2018年1月26日(金)

さて、木田駅では名古屋方向ホームで改良工事が行われる。そのため階段が隣に仮設され、幅が狭くなった。

スロープも従来の階段横から、ホーム後方へと移動。同じく仮設され、屋根が設けられている。

駅への入口も移動するため、駅舎には新たな開口部が設けられた。それにしても、結構大胆なものである。駅舎も長く使われていたことから、ひょっとすると…?

このため、丸型ポストはしばらく使用が停止される。
2018年2月1日(木)

後日、工事柵で駅前が仕切られて狭められた。スロープ部分は板で塞がれている。

目隠し用に用いている板は、見た限り型枠に用いるようなものだろうか。

仮設スロープは構造体に木材を用いており、天井や壁はポリカーボネート波板となる。床板も薄く強度を感じられないものの、使用期間が半年程度であれば十分と言うことだろう。

そして前方。こちらにも改札口があれば、ある程度乗車位置が分散されることだろう。そして名古屋方向への一部特別車も…、と考える。実際は資材置き場や事務所で終わってしまうだろうか。
2018年2月26日(月)

丸型ポストが取り外される。
2018年3月1日(木)

駅看板が利用客へ向けるように移動した。取り外された丸型ポストが置かれている。

裏手からも。こちらはあまり変化が見られない。
2018年3月9日(金)

大穴掘られて、コンクリートが流し込まれる。いつしか丸型ポストは姿を消していた…。
2018年3月14日(水)

鉄筋が張られ、何か構造体の基礎になりそう。
2018年3月17日(土)

コンクリートも流し込まれていた。これは駅舎の建て替えになりそうか。
2018年3月23日(金)

鉄骨が組まれており、さらにコンクリートが用意される。これで駅舎の建て替えが決まったようなもの。
2018年3月29日(木)

スロープを形成するように型枠が組まれ、コンクリートが流し込まれる。
2018年4月6日(金)

跨線橋から見下ろせば、新駅舎と思しき形が大まかに見えている。名鉄は2018年度の設備投資計画に、木田駅の建て替えを示している。

防音カバーがかけられた内部では、溶接らしき音と光が少しばかり漏れている。スロープも大まかに出来ており、従来と異なり回り込むような形らしい。
2018年4月11日(水)

屋根が出来上がってきた。以後は壁面と内部を仕上げていくものか。
2018年4月14日(土)

跨線橋から見下ろした限りでは上旬と変化なし。

駅舎の位置が変わったとなれば、なんとなく北口にもロータリーを設けそうな流れ。そうなれば、現駅舎を解体しなくてはならない。
2018年4月22日(日)

スロープは手すりが取り付けられた。駅舎本体も、よく見れば外壁も組み上がっている。

仮にロータリーを設けるとするならば、ネックとなるのが駐車場。実は近くのマンション(1階部分の店舗)が、駐車場から柵で入れないようになっている。
2018年4月27日(金)

部分的にカバーが外され、姿を現したのは石積み調の外壁。既に屋根上はエアコン室外機があるため、ほぼ完成段階に入ったか。

近くのマンション、1階部分の店舗と駐車場にある柵が開いていた。
2018年5月3日(木)

さらにカバーが外れる。外壁はまだ仕上がっていないようで、コンクリートそのままの壁面が露出。内装と共に、これから手をつけることだろう。

階段とスロープが完成し、4月末から利用される。改札外からは引き続き見られない。ついでに近くのマンション、駐車場はまた柵で仕切られていた。
2018年5月7日(月)

仮スロープ、壁と屋根が外される。構造も簡素であったため、解体は早いか。

新駅舎、屋根上に地上波テレビアンテナが取り付けられる。

新しい階段とスロープが完成し、利用開始。この部分だけホームも広げられている。架線柱となる鉄骨が、仮設用フェンスで囲われている。

階段は以前と向きが変えられ、線路と並行になる。新駅舎の壁面は部分的に完成しており、そろそろ全容が見えてくるか。

新駅舎への入口部分は曲線状になっている。完成後、周囲の再開発でもするのだろうか?

そしてトイレもどうなるか。奥にある男女別トイレは古いので、新駅舎に設けられた後は解体されるだろう。問題は手前にある、新しい多目的トイレ。
(つづく)
今回はここで時間切れ。次回は完成された姿をお目にかかれると思います。
※この文書は観察記録をリフォーム番組風に見立てたものです。リニューアルの匠『上下関係の壊し屋』は、実在の団体と関係ありません。