さて秋といえば食欲の秋、スポーツの秋があります。そこで今回は双方を同時に求めるべく、さらには行楽の秋まで混ぜてみました。さあ、どこで何をしたでしょうか?

2018年10月8日(月)午後1時51分 愛知県あま市・旧エクスプレス豊公橋SS

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 豊公橋近くのセルフスタンド。かつて『ESSO Express』だった店であり、ブランドの統合によって新しく『ENEOS EneJet』と付けられた。調べれば『ESSO Express』の特徴等を継承しているという。

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 今回は"スポーツの秋"と"食欲の秋"を"両立させる"べく、あま市から自転車で走らせてきた。この機会でもあるので、名古屋市内のあまり見なかった場所を見ていこうか。まずは明道町の菓子問屋街。文化として結婚式で菓子をまき、派手さを象徴させていたもの。現在は袋詰めされたものが主に配られるという。

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 続いて円頓寺本町へ。昔ながらの商店街はアーケード下が薄暗く、どことなく"ディープ"な雰囲気も感じさせる。この時間だからだろうか、あまり人は多くないようだ。

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 抜けた先、江川線(と名古屋高速都心環状線)を挟んで円頓寺商店街がある。手前にはどういうわけか黄門様が鎮座。

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 戦時下の空襲を逃れ、戦前の雰囲気を今に残す円頓寺商店街。現在は雰囲気が"活用される"形で映画等ロケにも用いられる他、新しい店もいくつか入っている。

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 少し回りこんで、こちらも戦時下の空襲を逃れた四間道へ。道だけでなく、周囲一帯のことも指すものかと。

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 実際は円頓寺商店街のアーケードから、そのまま『四間道』の街並み保存地区へ向かうことができた。石垣の上に、白壁の土蔵が連なる景観。こちらも建物を有効活用すべく、新しい店が所々入っている。

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 では次なる場所へ向かうべく、国道19・22号(・県道68号)の交差点にかかる歩道橋を渡ろう。耐久性を求めて時間をかけ、コンクリート舗装としている。並木の銀杏から実が落ちて、悪臭が仄かに漂っている。

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 向かった先は大須観音。とりあえず収めておくが、本題はこちらにあらず。

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 11時から22時まで、軽車両を除いて歩行者専用となる商店街。軽車両に自転車が含まれるものと考え、今回は"強行突破"を試みる。現状は他方からの観光客より、近隣地区から訪れる人が多い印象。さあ、何を食べようか…。

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 唐揚げ店が2軒横並びの箇所。これがいいのか悪いのか、どうだろう?競合によって進化が続くのならば、いいのだろう。マヨネーズとレモン汁は店頭にあり、自由にかけられる。例によって巨大化していること、当然ながら熱々でじっくり味わう余裕もないのが苦しかったか。

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 アーケードから抜け、そこへ大須演芸場はあった。現在は定席寄席を毎月上旬のみ行い、中旬から下旬にかけては貸しホールとして機能している。今回は目的が異なるのでスルー。

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 大須の商店街は、いくつかの通りで成り立っている。さて今回は現状の知名度において、遠方からの観光客が増えないうちに見て回ろうという了見。ただ人が多く、自転車では苦しい。

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 アーケードから外れ、目に入ったのは『名古屋肉味噌カレー』なる看板。ここは持ち帰りだけでなく店内でも頂けるため、今回は店内でカレチキ(ハーフ)を頂く。

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 アーケードへ戻ったら…、揚げまん棒が目に入った。

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 赤門通は雰囲気が異なり、アーケードもなく車道と歩道が分かれている。顔ぶれも電気店やサブカル系が目立つ。車両用と歩行者用の信号機が中央に寄せられて釣り下がる信号機は、全国的にも珍しい存在。

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 万松寺通りに面する『萬松寺』。ビルの1階部分に入居しているような外観であり、上にLEDビジョンもあるなど近代的。

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 また少し移動し、栄のバスターミナルへ。こちらの平面のりばは『オアシス21』完成後も長らく残っていたが、ようやく統合されるといった流れだろう。そうなれば、跡地利用も気になるところ。

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 今回栄へ来た目的であった、グルメイベントは終わっていたようだ。とりあえずここまで食べた唐揚げとカレチキ、揚げまん棒の分を運動で可能なだけ消費したい。

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(現)い・ろ・は・す・もも(コカ・コーラ) 150円
 大須のアーケードへ戻ってきたところで、もう1つ唐揚げを食べておきたかった。注文して待つ間に水分が尽きているので、1つ買っておきたい。ただテイクアウト品が出来上がって受け取る際、レシートが回収されるのは少々疑問。

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 本日2度目のカップ入り唐揚げに、名古屋味噌をトッピング。

 …随分食べたというか、限界を見極めるのが早くなったのか。何度も同じ失敗を繰り返す"食欲系"企画。それでもやめられないのが、困るもの。

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 トルコの方が店に立つ、トルコ料理店。トルコ人の多くがイスラム教徒であることから、ハラル認証を受けるのは自然な流れだろう。今回はケバブを回避し、トルコのアイスをカップ入りで選択。2階はハロプロショップが入居している。

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 新しい御園座も、外観だけ押さえておこう。高層ビルの低層部が劇場と飲食店街になっており、なまこ壁らしい装飾が施されているのが特徴。劇場の役割がこちらへ集約され、栄の中日劇場は営業を終えた。上層部は集合住宅となる。

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 さてブランドの統合によって新しく『ENEOS EneJet』と付けられるセルフスタンドだが、現状ではまだ『ESSO Express』のままとなっている店も多い。調べれば10月現在、まだわずかしか存在していなかった。

2018年10月23日(火)午後4時26分 愛知県あま市・セルフ弁天SS

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 こちらのセルフスタンドはかつて三井石油であった。その後東燃ゼネラル石油への吸収合併に伴う『ESSO Express』を経て、さらにJXエネルギーと合併しブランドの統合によって新しく『ENEOS EneJet』へ。今のところ機器類に、『ESSO Express』のものが残っているようだ。
(おわり)

今回も御清聴ありがとうございました。