歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~近畿地区のJR在来線一般車両2~

TI21.西日本117系100番台
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(※参考:JR東海所属車両)
最高速度115km/h
性能:★★★★―(最高速度が引き上げられている。)
外形:★★★☆―(東日本では特急車両のルックス。)
外色:★★★☆―(伝統の茶帯ベースが最も似合う。)
車内:★★★★―(引き続きクロスシートが並ぶ。)
座席:★★★★―(やや進化してバケット形状が入るようになった。)
内色:★★★★―(木目の壁面が一般車離れして高級志向。)
レア:★★★★★(ごく少数のみ、単独編成もほぼなし。)
状態:★★☆――(さすがに見劣りは隠せない。)
拡張:★★★☆―(団体向けの需要アリ。)
合計点:76点
めぐ「東海で紹介した117系ですけど、こちらがメインです。関西で幅を利かせる新快速向けに登場し、民営化ぐらいのときに改良型が登場だっけ…?でももう2ドアで使いにくくなっちゃって。そうなったら、まさかのクルージング改造とか大出世!?」

TI22.西日本117系300番台
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最高速度115km/h
性能:★★★★―(同じく最高速度が引き上げられた。)
外形:★★★――(従来と変わらぬ2段窓が並ぶ。)
外色:★★★――(近年では1色塗りが蔓延。)
車内:★★★★―(混雑対策として一部をロングシート化。)
座席:★★★――(クロスシートの割合低下が目立ってしまった。)
内色:★★★★―(木目の壁面が維持されたのは好意的。)
レア:★★★☆―(絶対数は決して多くない。)
状態:★★―――(長年の使用感が目立っている。)
拡張:★★―――(そもそも根本的な欠点があった。)
合計点:63点
めぐ「うーん…、ロング増やしたいのもわからなくはないんですけど。やっぱりダメだったならダメだったって、…あ。やっぱり戻しちゃうと、またムダ金使っちゃう。まあ、JR東海にタイプってことで。」

TI30.西日本125系
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最高速度120km/h
性能:★★★★―(最高性能を出す場面がほとんどない。)
外形:★★★★―(223系と同一の車両鋼体を持つ。)
外色:★★★★―(シンプルに青緑系の帯がまぶしい。)
車内:★★★★―(車内案内装置も完備されている。)
座席:★★★☆―(223系と同等の転換式クロスシートが並ぶ。)
内色:★★★★☆(223系と同等ながら赤色座席で変化をつける。)
レア:★★★★―(絶対数自体が多くない。)
状態:★★★★―(十分なほど新しい車両。)
拡張:★★★★―(小浜線と加古川線でやや仕様が異なる。)
合計点:80点
めぐ「これ、結構好きです。外から中まで、それこそ最初敦賀で見ていい車両って。乗ってもいい感じでした。1両単位で連結できるので、案外他でも使えると思います。」
粗品:トランプ

TI31.西日本201系リニューアル車両
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最高速度100km/h
性能:★★★――(各駅停車向けに相応な性能。)
外形:★★★――(窓が一新してイメージアップ。)
外色:★★★――(国鉄由来の1色塗りが基本。)
車内:★★☆――(特に追加された機能はない。)
座席:★★☆――(オールロングシートで変わっていない。)
内色:★★★☆―(223系らしいベージュ系の壁面に交換。)
レア:★☆―――(大阪環状線のみならず、奈良地区でも多数派。)
状態:★★―――(新車と比べてしまうとコンプレックスでしかない。)
拡張:★★☆――(新大阪からホグワーツへのノンストップ便に抜擢!?)
合計点:52点

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めぐ「一応、関西ではリニューアル前に乗っていないこととしましょう。関東では早々と消えましたけど、こっちはリニューアルで生き延びてまして…。窓がやっぱりいい形になったのが…、ね?なんなら、117系のクルージング車両でもどうですか?」

TI32.西日本207系未更新車両
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(通勤車両としてはなかなかの高性能を発揮。)
外形:★★★☆―(全体的に近未来の通勤電車を連想させる。)
外色:★★★★☆(大事故を経て現在の凝ったカラーパターンに。)
車内:★★★★―(車内案内装置のほか、左右非対称な車内貫通扉も。)
座席:★★★★―(ソファーのように柔らかいオールロングシート。)
内色:★★★★―(ベージュ系の壁面は223系と異なる光沢タイプ。)
レア:★★★――(数は比較的多い。)
状態:★★☆――(初期車両はさすがに劣化が目立ってきた。)
拡張:★★★☆―(増備時期が長かったほか、リニューアルも成される。)
合計点:74点
めぐ「これも結構好きですよ。103系とか201系のリニューアルも、この207系が結構インスパイア的な?ついでにソファーみたいな座席ですけど、青かったのが緑になりました。」

TI33.西日本221系未更新車両
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(平成の新快速電車として特急レベルの性能。)
外形:★★★★―(未来を予感させた曲線主体のデザインと大窓。)
外色:★★★★―(ベージュ系主体の新しいカラーパターン。)
車内:★★★★―(車内の案内装置には時計まで付いている。)
座席:★★★★―(117系を正当に進化させた転換式クロスシート。)
内色:★★★★☆(ベージュ主体の色遣いは標準的になっていった。)
レア:★★★――(長きに渡って大量に投入。)
状態:★★☆――(酷使なのか案内装置の動きが悪くなった。)
拡張:★★★★―(リニューアル前から多種多様な使い方がある。)
合計点:77点
めぐ「新快速も3ドアに進化します。なんてったって311系と同期ですし、同じクロスシート主体であればアレですよ。1回だけ4時間近く乗りとおしたことがありまして、苦痛には感じませんでした。まあ、案内のLEDが簡易的で退屈でしたけど。」

TI34.西日本221系リニューアル車両
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(性能自体に変化はない。)
外形:★★★★―(形状やデザインも変化はない。)
外色:★★★★―(カラーパターンも変わりない。)
車内:★★★☆―(トイレ環境改善も、案内装置から時計削除。)
座席:★★★☆―(窓側肘掛撤去ばかりか固定席も一部撤去。)
内色:★★★★―(これまでと異なるグレーベースの壁面に交換。)
レア:★★★☆―(共通運用が基本ゆえに狙いにくい。)
状態:★★★★☆(新車に及ばずも陳腐感を打ち消した。)
拡張:★★★☆―(単体では団体用として使いにくくなった。)
合計点:78点
めぐ「まあ長年使ってきたんですし、色々とガタはきてしまいます。そこでお得意のリニューアルをやったところ、なんだか色々やりたくてゴチャついちゃいまして…。なんか私もそうなっちゃってるかも。311系ってどうするの?」
(つづく)