
めぐ「こんにちは。このシリーズも危うく忘れそうになりましたが、とりあえずは続けていきます。ようやく西日本へ進んでいきますけど…、いつになったら終われますかな?わかりません。」
歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~近畿地区のJR在来線一般車両1~
TI01.西日本103系通常タイプめぐ「日本の通勤電車といえば103系って人も多いでしょう。それももう、…20とか30年?西日本ではまだしぶとく生き残ってたんでしょうけど、さすがにもうダメかな?あと、JRになってから戸袋の窓が埋められました。」
最高速度100km/h
性能:★★★――(通勤電車として必要最小限な性能。)
外形:★★―――(戸袋窓は基本的に埋められている。)
外色:★★★――(単色メインながら線区によって使い分け。)
車内:★☆―――(一言、殺風景。)
座席:★★―――(旧世代のロングシート。)
内色:★★―――(国鉄時代と異なる青1色の座席。)
レア:★★☆――(数を減らす中で未だ主力の奈良線。)
状態:★――――(日に日に劣化は進んでいく。)
拡張:★★★☆―(西日本ではリニューアル等改造例が多い。)
合計点:46点
TI02.西日本103系リニューアル車両
めぐ「西日本では力を入れたリニューアルも多く成されました。でもなんでですかね…、あんまり乗ったっていう覚えがないんですよね?まあ、ゼロではありませんけど。さすがに新車には勝てませんし、重そうです。」
最高速度100km/h
性能:★★★――(性能面での変化はない。)
外形:★★★☆―(前頭部の平面顔はそのままに側面が大きく変化。)
外色:★★★――(単色メインで変わらず線区によって使い分け。)
車内:★★★――(旧型とは思えないレベルに進化。)
座席:★★☆――(変わってないはずなのになぜか好印象。)
内色:★★★――(223系と同じベージュ系の壁面に交換など。)
レア:★★★★―(リニューアルのされ方がバラバラでつかみにくい。)
状態:★★★――(外見が新しくなるも下は古いままでは…。)
拡張:★★―――(活躍の場は日に日に狭まっていく。)
合計点:60点
TI03.西日本103系3500番台
めぐ「さあ…、て。最後まで残るのはどこなんでしょうね?播但線とかだと2両単位ですので、いい感じの新車も入れにくいでしょうし。そもそもあんまり使ってなさそうなので、まだ生きながらえそうです。…あんまりここじゃロングもダメだけど。」
最高速度100km/h
性能:★★★――(やはり同じ抵抗制御。)
外形:★★★☆―(リニューアルが同時に施され若返りに成功か。)
外色:★★★☆―(ワインレッドはそのまま播但線の路線色に。)
車内:★★★☆―(後になってトイレが追加されている。)
座席:★★―――(ロングシートはローカル線に合っていない。)
内色:★★★――(リニューアル後の壁面はベージュ系で…。)
レア:★――――(播但線の電化区間はほぼ統一。)
状態:★★☆――(姫路駅では他と比べないほうがいいかも。)
拡張:★★☆――(加古川線電化に際して投入車両の参考に。)
合計点:54点
TI04.西日本105系4ドア車両
めぐ「うわ…、こんな赤点久しぶり。103系みたいな4ドアでオールロングだし、都会から追われて嫌々田舎暮らし?もう言うよ…?こんなもんさっさと捨てちゃいなさい!…って。」
最高速度100km/h
性能:★★☆――(103系と同じく山岳路線には不向き。)
外形:★――――(2種類の顔と、埋められていない戸袋窓。)
外色:★★★――(なんともいえないクリームに赤帯。)
車内:★――――(運用路線に対して非常に殺風景。)
座席:★――――(不適切極まりない劣化したオールロング。)
内色:★――――(デザインという概念など全くなし。)
レア:★――――(和歌山線で見ない日はない。)
状態:☆――――(朽ちるのみ。)
拡張:★★★――(ラッピングだけは種類豊富。)
合計点:31点
TI11.西日本113系未更新車両
めぐ「これも歴史の積み重ねって言いましょうか…。新車が入っても結構生き残ってるJR西日本。まあそのままじゃ快速とかに使えないってことで、スピードは上がっているみたいですよ。引き上げの際は、現番号に5000を追加します。」
最高速度110km/h
性能:★★★☆―(元と比べて最高速度が引き上げられた。)
外形:★★★☆―(国鉄のスタンダードたる貫通型の前頭部。)
外色:★★★――(近年は湘南色から緑1色に統一されつつある。)
車内:★★★――(国鉄から続く近郊型車両の基本。)
座席:★★★――(国鉄の基本型となったボックスシート。)
内色:★★★――(西日本は茶色モケットがメイン。)
レア:★★★――(単色化により外観だけでは判別不可能。)
状態:★★―――(衰えは否めない。)
拡張:★★★☆―(線区によって短編成化やワンマン改造など。)
合計点:61点
TI12.西日本113系外装更新車両
めぐ「私の好きなリニューアルだと思ったら、中はそのままでがっかりみたいな?まあ、2両だとこんなのばっかりですけど。115系は多くが下関へ行きましたので、そちらで紹介しましょうかと。そして2本だけある和歌山の車両は乗っていませんし、タイプも異なるみたいなので今回加えていません。」(※参考:紀勢本線用ワンマン編成…乗車実績なし)最高速度110km/h
性能:★★★☆―(他車に合わせて最高速度が引き上げられた。)
外形:★★★★―(外見が美しく若返った。)
外色:★★★――(茶系に青帯が映えるリニューアル色。)
車内:★★★――(車内構成に変化はない。)
座席:★★★――(同じくボックスシート主体でそのまま。)
内色:★★★☆―(壁面はリニューアルでベージュ系に張替え。)
レア:★★★★―(元から少なかったのかもしれない。)
状態:★★★――(意外としぶとく残りそう。)
拡張:★★☆――(小回りだけは利く。)
合計点:66点
TI13.西日本113系内装更新車両
めぐ「逆に外がそのままと言うものを、勝手ながら"フェイク"と呼ばせていただきました。これは岡山とかでよく乗るタイプなんでしょうけど、不思議と京都では乗ってないんですよ。なんででしょうね?」
最高速度110km/h
性能:★★★☆―(本線での高速運転向けに最高速度引き上げ。)
外形:★★★☆―(外見に手は加えられていない。)
外色:★★★――(茶系に青帯が映えるリニューアル色だったが…。)
車内:★★★☆―(223系と同様な車内へと進化。)
座席:★★★☆―(223系と同じ転換式クロスシート。)
内色:★★★★―(壁面以外も223系と同じベージュ主体の色遣い。)
レア:★★★――(多数派な印象もあるが113系としては1回だけ?)
状態:★★☆――(他と比べて見栄えがよろしくない。)
拡張:★★★――(編成内でリニューアルがバラバラ。)
合計点:66点
TI14.西日本113系リニューアル車両
めぐ「ま、全部そうしちゃうのが一番いいんですけどね…。結局やっぱりお金かかっちゃったんでしょう。それとですね、リニューアルと最高速度引き上げは関係ありません。広島とかで最高速度を戻す際は、番号も5000引くこととなります。」
最高速度110km/h
性能:★★★☆―(最高速度を引き上げたはいいものの新車についていけず…。)
外形:★★★★―(リニューアルだと一目でわかる。)
外色:★★★☆―(リニューアルは223系の色合いも採用?)
車内:★★★★―(窓や天井回りまで全て223系と同様な車内へと進化。)
座席:★★★☆―(初期タイプは転換式クロスシートがやや重め。)
内色:★★★★―(中ももちろん223系を意識。)
レア:★★★★☆(編成内ですらリニューアルの有無がバラバラ。)
状態:★★★――(見劣りするのに状態が悪く見えないのが逆に…。)
拡張:★★☆――(リニューアル車両だけ残して編成を組み直して欲しい。)
合計点:72点
TI15.西日本113系3800番台
最高速度100km/h
性能:★★★――(他車に流されず最高速度の引き上げはなされていない。)
外形:★★★★★(見たものに衝撃を与え、決して離れない平面顔。)
外色:★★★★―(リニューアルのようで全く異なる独自色。)
車内:★★★――(リニューアルはされていない。)
座席:★★★――(そのままボックスシートで変わらず。)
内色:★★★――(改造時点で白壁と茶系モケット。)
レア:★★★☆―(運用線区も編成数も限りがあった。)
状態:★☆―――(初期車両が改造に用いられていた。)
拡張:★★―――(整理券を発行しないので券売機なしに運用できない。)
合計点:62点
めぐ「今回はあえて外見に満点をつけました。あの平たい感じに、板を上から貼り付けたようなヤツ。旧国電みたいだとか言われて、納得できます。でも、反対側は普通の顔なんですよね…。」
(つづく)