大型連休にどうしても行きたくなるものでしょう…、高速道路のアレ。原付行動範囲にありながら、結構遠いんです。

2017年5月5日(金)午後5時49分 愛知県岡崎市・ぷらっとパーク岡崎

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 松平郷から山間部を40分かけて走り、ようやく着いたネオパーサ岡崎。高速道路外からの利用を『ぷらっとパーク』として元々想定していたようで、二輪車用共々駐車スペースが広くとられている。

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 入口では趣ある石碑に出迎えられる。正式には岡崎サービスエリアといい、上下線で施設を供用する。なんでも、中日本高速道路管内で最大規模だとか…。

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 さすがにこちらはメインルートなので車が多い。奥のほうに電気自動車用急速充電器とITSスポットが設けられている。

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 小型車専用スペースは大型車スペースと分かれており、大型トラックが入ることはできないようになっている。駐車場は区画ごとに混雑状況がわかるようになっており、大型連休半ばとなればさすがに埋まっていた。

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 上り線の駐車台数は小型134、大型は98台とされている。連休中は逆に大型トラックが少なくなるので、幾分か小型車に割り振って混雑を緩和させている。大型車両1台分のスペースに小型車は2台利用可能。その気になれば小型254、大型38というのも可能なはず。

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 上下線で同じ建物ながらも外観は異なり、印象に変化を持たせているのが特徴。上り線は宿場町の建物をイメージしており、岡崎城の城下町にして岡崎宿の宿場町らしいデザイン。外にもテントがあり、出店が出ていたようだが終わってたか。

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 それでも生じる空き区画を活用し、二輪車用の臨時スペースとして開放。ある程度の台数を確保している。

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 バスは専用のスペースが用意されており、一般車両用と路面ペイントで明確に区別している。奥には車列が続いており、設備を上下線で共有することから下り線のものだろう。

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 中庭も上下線で共有する。ガソリンスタンドも上下一体型となっており、フェンスや"置物"で隔てる形になる。

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 上下線の境目にあるかのように通じる通路。駐車場に面している側と比べれば殺風景さは否めないが、外壁を格子で囲うなどしている。そしてここにも"石碑"があった。

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 全体図。ネオパーサ岡崎と同じ上下一体型は他にネオパーサ清水と東名の浜名湖、東海環状の美濃加茂がある。上下別でも同じ側に施設を設けた例としては伊勢湾岸の刈谷、長篠設楽原とネオパーサ静岡がある。

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 下り線の駐車場も見ておこう。同じように、バスは専用スペースであることを明確化。大型連休中も大型トラックが全く利用しないわけではない。

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 もう1度言う、大型車1台分のスペースで小型車2台分。幅も広い大型トラックと比べるまでもない小型車、圧迫感がないために余裕さえ感じられる駐車場。

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 トイレは上下別ながら双方とも利用可能となっており、それはまさしく線対称の配置。入口には空き区画を知らせる縦長の案内が設けられている。トイレ内部も、個室の前に使用中有無を知られるランプがある。まさしく最新式。

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 カラフルなバイクで彩られた二輪車スペース。高速道路など自動車専用道路を走行できるのは126cc以上となり、250cc以下の『軽二輪』はナンバー形式で判別可能。そこへ、バスがまた1台やってきた。

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 上下線で同じ建物ながらも外観は異なり、印象に変化を持たせているのが特徴。下り線は自然豊かな森をイメージしており、愛知県の県鳥に指定されているコノハズクを模したデザイン。木の温もりも感じさせる。

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 こちらも二輪車用の臨時スペースが設けられ、ある程度の台数を確保している。

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 ハイウェイ情報ターミナルなる端末は、上下線双方共にトイレの建物にある。ただタッチパネル式は片側だけらしく、双方合わせて成立するようになっているようだ。では"本棟"へ…。

 レストランは1店に加え、4店でスペースを共有するフードコート。他はテイクアウトに土産物、そして外資系カフェがある。せっかくなので何か手を出したいけど、手持ちのお金は余裕がない。

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(現)あいち牛の炙り串(ネオパーサ岡崎・MIKAWA FOREST) 500円
 牛串に決定!カウンターで注文してから焼き始める。焼きすぎず柔らかい肉は味付けが薄いため、肉本来の味わいを感じさせる。米を合わせるだけで立派な食事になる。ただ、入れ物に入れてもらえなければ汁も落ちやすい。

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 屋上に出られるのも特徴といえよう。日も暮れてきた夕方6時半、下り線に駐車する小型車は相変わらず多い。

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 屋上は広場となっており、一部には人工芝が敷かれている。天然芝ならば屋上緑化と断言できるものの、重量やメンテナンス性に苦心するに違いない。

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 屋上広場には遊具もあり、子供を飽きさせない。テーブル席もあるので、テイクアウト品を持ち込んで食べるにはいいかも。

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 吹き抜け状となっている空間から見下ろしてみる。外からでも中からでも、まだ見所の多いであろうネオパーサ岡崎。人の少ない日に訪れるのもいいけど、やはり人の多い様子も見たかったわけで…。

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 休憩が必要なのは愛犬も同じ。やはりこちらも大型と小型で分かれており、自動車と非て似なるとかならないとか。

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 トレーラーは直線状に専用区画が設けられている。小型区画にはヒッチハイクで横浜方向へ向かおうとする人がいたのだが、生憎原付では不可能だ。

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 さあ、もう夜7時になってしまう。高速道路上をそれぞれの方向へ行き交う車々。原付もまだまだ走る場所を残しており、その距離が長い。
(つづく)

ついでに、男子トイレの小便器には無水式が一部採用されています。

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涼子「…ってか、よくあんなとこまで走らせたね?」
めぐ「なんか行きたくなっちゃって。気づいたら遠くまで来ちゃってたみたいな?」

この話は次回で終わります。