普段スポーツ観戦に出向くことはあまりないんですけど、この3月だけで結構出向いています。さあ、今回は?

2017年3月18日(土)午後1時1分 名古屋市東区

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 先々週以来となるナゴヤドーム。今回もオープン戦ということで、通常購入の際に選択肢として選ばないであろう座席を押さえてみた。日曜日の昼、3月中旬とはいえ来場者はそれなりに多い。

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 外周にはチケット売り場が3箇所あり、当日券や前売り券の販売がある。隣にある端末は『ドラチケ』用であり、公式ファンクラブ会員は事前購入した入場券を当日に受け取れるとか。球場の裏側まで来ると、正面とは対照的にあまり人がいない。

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 今回選んだのは『プライム・ボックス』。公式戦であれば4席16000円(2017年からのスタンダード料金)となり、オードブルと1ドリンクが付く。閉じられている4番ゲートと6番ゲートは、使うときがあるのだろうか?

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(前)ナゴヤドーム・オープン戦プライムボックス 4席2000円
 レストラン席と同じく5番ゲート横にある専用口から入り、エレベーターか階段で4階へ。飲料は移し替えで持ち込み可能だが、飲食物持込は他より徹底されている。中身のないペットボトルはその場で処分しなければならない。

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 4階に上がると『プライム・ボックス』の入口が現れる。これだけを見ると、何か特別なところに入るような感覚に…。

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 カウンターでチケットを見せると、係の方に指定された席へと案内される。レストラン席と異なり、前後列とも4人テーブル席。オープン戦ではオードブルとドリンクが付かず、"シートのみ"が座席として扱われる。こちらも一般席とはガラスで仕切られており、場内の音が聞こえにくい。

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 テーブルは台形で座席番号が表記されるほか、別に記載がある。通常時と同様に、売店でのメニューが用意される。座席はレザー張りで肘掛があり、クッションも利いている。やはり天井から吊り下げられた液晶テレビで補完(リプレイ映像など)できるようになっており、デジタル化以降は特に音声がやや遅れてくるのも同じ。

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 そもそもがレストラン席より高い位置にあり、さらに後列であることからグラウンドが遠い。常々"アッパーデッキ最強説"を唱えている当ブログで言うのもアレだろうが、後列でフェンス際のプレイがほぼ見られないのはマイナス点。

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 前回の続き。2016年に完成した『フィールドシート』は多くがシーズン席となっており、一般販売される分は1塁側と3塁側で価格が異なっている。1塁側は試合勝利時に選手とハイタッチでき、1席10800円(スタンダード及びバリュー)。3塁側は1席8600円(スタンダード及びバリュー)で、選手とのハイタッチはない。

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 2017年から内野3塁側に登場する『リビングボックス』は3人用と4人用、5人用が用意される。無事に完成を迎え、今週のオープン戦から利用が開始された。

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 外野5階席の『パノラマパーティーテラス』も完成。ただこの位置からは『106ビジョン』のカゲになることもあり、全容がわからない。そもそもパノラマ席自体、オープン戦では全席売り切れでようやく設定される扱い。

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 同じ4階にある『プライム・ツイン』へは、扉を隔てて行き来できそうではある。実際は扉が閉じられており、行き来できないようになっていた。非常用にしか使われないのだろう…。トイレは2箇所あり、リニューアルはされていない様子。

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 レストラン席と同様、前列は後列より幾分か掘り下げられた構造。プライムボックスはフードコートのようなものと考えればいいようで、中央部の売店でモノを購入する。水はミネラルウォーターが200円で売られており、無料の水はない。ついでにポテトは350円で、レストラン席と異なり太切りなほか量もやや多い様子。

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 お待ちかね、スタメン発表の時間。ビジター席も見えにくいが、ファン自体が少ないのか空席が多いことはなんとなくわかる。

(現)ジャンボ唐揚げ(ナゴヤドーム・プライムボックス) 500円
 売店での購入品は自分で持ってくるか、店員が持ってきてくれるかのどちらか。注文から時間を要する唐揚げは後者である。文字どおり、山賊揚げとか山賊焼きとかいうタイプの1枚肉。なんとなく、歯ごたえを味わう商品かと。今回も写真は遠慮したのだが、別にしなくてよかったか。

(現)カルピス(ナゴヤドーム) 200円
 カルピスとカルパスの字面が似すぎている件については別で取り上げるとして、紙コップの容量はどれぐらいだろう?特に持込用に用意されたものは600mlのお茶をフルにつぎ込めるので、余計にである。

 試合に目をやれば、前回やらかした大野(22)が6回途中まで完全というもの。さすがにオープン戦でノーヒットノーランをやってしまってはむしろダメだろうと。7回を終わるまでに、もう少し買っておこう。

(現)タマゴサラダコロッケ(ナゴヤドーム・プライムボックス) 220円
 決して大きくはなく、むしろ小さいと言ってしまっていいかもしれない。ポテトコロッケの中身にタマゴサラダが入っており、なかなか面白い。しかも結構おいしいという、隠れた実力者。キャベツが添えられているのも好評価だったり。ところで、中央にあったケチャップは使ってよかったのだろうか?

(現)キーマカレーコロッケ(ナゴヤドーム・プライムボックス) 220円
 こちらも大きくなく、むしろ小さいと言ってしまっていいかもしれない。ポテトコロッケがカレー味になっており、加えて中身にキーマカレーが入っている。こちらもなかなかのお味。コロッケはもう1つ"南瓜チーズ"があり、3つ合わせた『3種盛り』は600円。

(現)ホワイトプリン(ナゴヤドーム・プライムボックス) 380円
 レストラン席と異なり、プラスチックの容器に入っている。滑らかさと弾力性を兼ね備えた、おいしいミルクプリン。他にコーチンのプリンがあったが、もしや"中身"はレストラン席と同じ?

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 オープン戦は延長がなく、9回で同点ならば引き分けとなる。サッカーならともかく、野球でスコアレスドローという言葉はあまり聞かない。マイナス要素がある程度許容されるであろうオープン戦とはいえ、10安打で0点はどうかしている。

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 売店は中央部の他に、ドリンク類専用の1箇所がある。天井に"ウェルカムドリンク引換コーナー"とあり、付属の1ドリンクはここで引き換えるのだろう。この日は営業していなかった。

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 キッズスペースもある。これは2016年に追加されたものらしい。

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 前列に人がいなくなったので、せっかくだからと見下げてみる。フェンスの手前、外野席まで見ることができた。やはり後列はハズレなのだろうかと、考えたり考えなかったり。

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 喫煙所はカウンターの隣に1箇所。曇りガラスで完全に仕切られており、外からは全く様子を伺えない。一応マークで案内されるものの目立たず、引き戸を開けてスタンド灰皿があることからわかるというもの。レストラン席のそれと同じく液晶テレビがないため、喫煙中はプレイを全く見られない。

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 全体として、3~4人単位ならばプライムボックスのほうが使いやすい。最大の理由は売店で個別にモノを買うことになるためであり、途中退出が必要となった際も煩わしくない。公式戦ではオードブルと1ドリンクしか提供されないので、1人少ない場合でも量的には問題なさそう。現時点でプライムツインは未調査となっており、2人での比較は不可能。

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 最後に前回の撮影漏れとして、3階はレストラン『アリーナビュー』の入口。昔はイベントのない日も営業していたらしいが、現在はよくわからない。豊田スタジアム4階のレストランはイベントのない日も営業しているので、余計に気になってしまう。
(ナゴヤドームインプレッション~プライムボックス~ おわり)

今回さすがにシングル利用はダメなので、父と弟を誘う形を取りました。ということで、ナゴヤドームの『プライム・ボックス』はこれにて終わりになります。もし公式戦であれば、また色々とダメな1日になったかもしれません。