皆様、ご無沙汰しておりました。すっかり春になり、プロスポーツも開幕を迎えます。今回は3年半ぶりとなるサッカー観戦にして、なんとなく…。
豊田市駅から豊田スタジアム向かうには徒歩のほか、往路のみバスが出ている。運賃は180円で、定期路線と同様に名鉄バス(豊田営業所)が運行しICカードも利用可能。交通事情により徒歩のほうが短時間にもなりうるものの、せっかくなので乗ってみよう。
5.豊田市発→豊田スタジアム 臨時バス・豊田スタジアム行き 名鉄バス7005
日野製ハイブリッド車両がいたのでこれを選択し、座って向かおう。2人がけ座席が並んでおり、今は亡きエコハイブリッドと同じやや高い背もたれとバケット形状の座面。一般路線用としてはグレードが高い車両だと言えようか。
ルートとしては駅を出て県道342号を進んだ後、国道153号の交差点を右へ。途中のバス停は扱われるものの、路線の性質上意味を成さない(誤操作による停車はあった)。その後は国道301号に進み、橋を渡る。豊田スタジアムの付近は一般車乗り入れが禁止されていた。見た限り折り返しは回送でないようだが、乗る人はいないだろう。
豊田スタジアムに到着。通常は前ドアにて運賃支払い後に降りることとなっているが、後ろドアの係員に運賃を支払うことで混雑を緩和させている。後ろドアは現金のみとなり、ICカードは前ドアしか対応していない。続いて入ってきたバスには『本社』とあり、これは駐車場からのバスである。
試合開始を前に人の多くなる外周。さあ、今日はどれぐらいの入りようを見せてくれるのか。
周囲では場内観戦のお供としてか、飲食物の出店が多く並ぶ。こういうところでは欲が出るので、今回も何か1つ買いたくなってしまう。幸い、時間は余裕がある。
駅から歩きの場合は、豊田大橋を渡ってくることとなる。デザインや設計を"本体"と同じく、建築家の黒川紀章が手がけたもの。道のりはこちらが近く、特に復路はバスがないため多く渡ることだろう。
正面から見上げよう。鉄骨構造ならではの無機質さだけでなく、コンクリートの質感。さらには"看板"の上はガラスとあり、形状と共に個性となっている。
(前)豊田スタジアム・ホームサポーターズシート 2408円※手数料込
では手荷物検査を経て、中へ入ろう。狙った場所はメインスタンド4階席で、野球観戦企画にて勝手に提唱している"アッパーデッキ最強説"が理由。観客数次第で開放されない可能性があったものの、メインスタンドは開放。バックスタンドは閉鎖される。
2001年完成とあって(瑞穂と比べて)新しく、快適なコンコース。1階部分の天井は高く、広々としている。外壁はなく金網で仕切られるだけなので、光が差し込んでくる。中に常設の売店はなく、食べるものが欲しければ再入場となる。
4層に分かれており、基本的に上の階へ上がる際は階段を使用する。3階部分からはコンコースを一度介して、また別の階段を上がる。一応エレベーターの設置はあるようだが、なかなか体力を使う。
豊田スタジアムの"アッパーデッキ"は急傾斜なことでも有名。そのため座席の前に保護棒があるほか、立ち上がっての観戦が禁止されている。座席そのものは背もたれつきで、座面が折りたたみできないもの。遠めで見える"TOYOTA"の文字は、赤い座席に白いカバーをかけて表現。
メインスタンドの4階からはさすがの眺めよう。豊田スタジアムは球技専用なので客席とピッチが近く、"アッパーデッキ"からでもあまり遠く感じられない。スタンドの切れ間から、周辺の穏やかな景色が覗かせているのもいい。
ホームゴール裏低層部は応援団が陣取るとあって、最初に埋まったことだろう。映像装置はこちら側の高層部にあり、位置関係の都合で低層部からは見られない。豊田スタジアムの特徴でもあった開閉式屋根は保守面から使用停止とされ、ホーム側に折りたたまれている。
一方でアウェー側は屋根が架からず、直射日光がそのまま降りかかる。岐阜は遠征と呼ばない程度の距離にあり、来場が多いと見込まれてか全てアウェー応援席とされた。実際は全て埋まることなく空席も見られ、高層部は閉鎖されているのか誰もいない。
(現)諭吉のからあげ 600円
現地の外周で購入したもの。1個の大きさがとにかく大きい。胸肉を使いながらも、ジューシー感が味わえるのが尚更いい。味もなかなかだが、そもそも大分中津の唐揚げはどういう味なのかわからなかったりする。
(現)味むすび旨塩炒飯(ミニストップ) 120円
加えて今回、何か食べられるものを事前に調達。おにぎりの1つは読んで字のごとくである。偽りない塩味よりも、ぼろぼろこぼれるのが気がかりだったり。本来メインであるべきサッカーにおいて、これが不吉な結果を呼ばなければいいのだが…。
(現)こく旨鶏醤油マヨネーズ(ミニストップ) 110円
大好物にして、長らく姿を消していたおにぎり。醤油の濃いご飯に、ペースト状の"鶏醤油マヨネーズ"がよく合うんだこと。何度でも何度でも食べたくなる。
(現)緑茶(トップバリュ) 100円
600mlまではペットボトルのまま持ち込み可能とあったので、今回は移し替えずに入場した。
(現)メンチカツカレーパン(ミニストップ海南病院店) 170円
カレーはパンに練りこんである。他は単にメンチカツのパン。…あれ、コレ前に食べたかも?
(現)ハムロール・ポテト(ミニストップ海南病院店) 190円
一応、ポテトサラダのパンとしておこう。パンにポテトとマヨネーズが、思った以上にマッチするんだよな…。ハムがどこかわからないけど。
(現)タマゴロール(ミニストップ海南病院店) 140円※入力ミス?
読んでそのままの1品。本来であれば190円のパンを2品購入となるところ、1品が140円となっていた。レシートには"ホットドリンク"と表記され、どちらが正しい価格かどころか商品名も忘れそう。
お待ちかね、スタメン発表の時間。このビジョンも実は可動式だとか。しかしまあJ1通算最多ゴールを持つ佐藤寿人が名古屋に来るとは、どういう風の吹き回しなのか知りたくもなる。岐阜は既に発表されていたようだ。
コレオグラフィーとは、要するに人文字のこと。試合開始を前に、ホーム側では手旗を用いて彩られる。浮かび上がった"風"は、今年から就任した風間八宏監督のこと。
一方でアウェー側は、ビッグフラッグで応酬。クラブごとにこういう違いがあるのも面白い。
選手入場後、主催試合来場者数通算700万を記念してセレモニーが執り行われた。今日は名古屋が赤に黒。岐阜も緑に白という、ホーム用の装いだ。
さあ、試合開始。ビジョンにはスコアだけでなく、出場中のメンバーが審判と共に表示される。岐阜の風間宏矢は名古屋の風間八宏監督を父に持つため、親子対決とも言われた。
試合は前半、チーム力で明らかに劣るはずだった岐阜が優勢に立つ。劣勢の名古屋は前半33分、小林からワシントンに交代。しかしシュート0のまま、前半を両チーム無得点で終えた。
さて4階へ上がる階段の途中で、豊田市内の景色を眺められる。矢作川を挟んで雰囲気が大きく変わり、向こう側は市街地や工業地帯になる。バスも通った国道301号の橋を原付で渡り、左折後に駐車場付近で単独事故を起こした日が懐かしい。
豊田大橋から、豊田市の駅まで一直線で結んでいる。豊田市の面積は広いものの、市街地は狭い範囲に密集。住宅地も広がっているが、やはり自然豊かなところが多い。
この豊田スタジアム。メインスタンドとバックスタンドには固定された屋根が架かっており、日差しが当たらない。正直なところメインスタンド4階席が埋まることはまずありえないので、わざわざアウェー応援を禁止する必要はないと思う。両チームとも、後半の前に選手を交代させないようだ。
(つづく)
1回では全然収まりませんでした。
2017年3月4日(土)午後1時3分 愛知県豊田市・豊田市駅

豊田市駅から豊田スタジアム向かうには徒歩のほか、往路のみバスが出ている。運賃は180円で、定期路線と同様に名鉄バス(豊田営業所)が運行しICカードも利用可能。交通事情により徒歩のほうが短時間にもなりうるものの、せっかくなので乗ってみよう。

5.豊田市発→豊田スタジアム 臨時バス・豊田スタジアム行き 名鉄バス7005
日野製ハイブリッド車両がいたのでこれを選択し、座って向かおう。2人がけ座席が並んでおり、今は亡きエコハイブリッドと同じやや高い背もたれとバケット形状の座面。一般路線用としてはグレードが高い車両だと言えようか。

ルートとしては駅を出て県道342号を進んだ後、国道153号の交差点を右へ。途中のバス停は扱われるものの、路線の性質上意味を成さない(誤操作による停車はあった)。その後は国道301号に進み、橋を渡る。豊田スタジアムの付近は一般車乗り入れが禁止されていた。見た限り折り返しは回送でないようだが、乗る人はいないだろう。

豊田スタジアムに到着。通常は前ドアにて運賃支払い後に降りることとなっているが、後ろドアの係員に運賃を支払うことで混雑を緩和させている。後ろドアは現金のみとなり、ICカードは前ドアしか対応していない。続いて入ってきたバスには『本社』とあり、これは駐車場からのバスである。

試合開始を前に人の多くなる外周。さあ、今日はどれぐらいの入りようを見せてくれるのか。

周囲では場内観戦のお供としてか、飲食物の出店が多く並ぶ。こういうところでは欲が出るので、今回も何か1つ買いたくなってしまう。幸い、時間は余裕がある。

駅から歩きの場合は、豊田大橋を渡ってくることとなる。デザインや設計を"本体"と同じく、建築家の黒川紀章が手がけたもの。道のりはこちらが近く、特に復路はバスがないため多く渡ることだろう。

正面から見上げよう。鉄骨構造ならではの無機質さだけでなく、コンクリートの質感。さらには"看板"の上はガラスとあり、形状と共に個性となっている。

(前)豊田スタジアム・ホームサポーターズシート 2408円※手数料込
では手荷物検査を経て、中へ入ろう。狙った場所はメインスタンド4階席で、野球観戦企画にて勝手に提唱している"アッパーデッキ最強説"が理由。観客数次第で開放されない可能性があったものの、メインスタンドは開放。バックスタンドは閉鎖される。

2001年完成とあって(瑞穂と比べて)新しく、快適なコンコース。1階部分の天井は高く、広々としている。外壁はなく金網で仕切られるだけなので、光が差し込んでくる。中に常設の売店はなく、食べるものが欲しければ再入場となる。

4層に分かれており、基本的に上の階へ上がる際は階段を使用する。3階部分からはコンコースを一度介して、また別の階段を上がる。一応エレベーターの設置はあるようだが、なかなか体力を使う。

豊田スタジアムの"アッパーデッキ"は急傾斜なことでも有名。そのため座席の前に保護棒があるほか、立ち上がっての観戦が禁止されている。座席そのものは背もたれつきで、座面が折りたたみできないもの。遠めで見える"TOYOTA"の文字は、赤い座席に白いカバーをかけて表現。

メインスタンドの4階からはさすがの眺めよう。豊田スタジアムは球技専用なので客席とピッチが近く、"アッパーデッキ"からでもあまり遠く感じられない。スタンドの切れ間から、周辺の穏やかな景色が覗かせているのもいい。

ホームゴール裏低層部は応援団が陣取るとあって、最初に埋まったことだろう。映像装置はこちら側の高層部にあり、位置関係の都合で低層部からは見られない。豊田スタジアムの特徴でもあった開閉式屋根は保守面から使用停止とされ、ホーム側に折りたたまれている。

一方でアウェー側は屋根が架からず、直射日光がそのまま降りかかる。岐阜は遠征と呼ばない程度の距離にあり、来場が多いと見込まれてか全てアウェー応援席とされた。実際は全て埋まることなく空席も見られ、高層部は閉鎖されているのか誰もいない。

(現)諭吉のからあげ 600円
現地の外周で購入したもの。1個の大きさがとにかく大きい。胸肉を使いながらも、ジューシー感が味わえるのが尚更いい。味もなかなかだが、そもそも大分中津の唐揚げはどういう味なのかわからなかったりする。
(現)味むすび旨塩炒飯(ミニストップ) 120円
加えて今回、何か食べられるものを事前に調達。おにぎりの1つは読んで字のごとくである。偽りない塩味よりも、ぼろぼろこぼれるのが気がかりだったり。本来メインであるべきサッカーにおいて、これが不吉な結果を呼ばなければいいのだが…。
(現)こく旨鶏醤油マヨネーズ(ミニストップ) 110円
大好物にして、長らく姿を消していたおにぎり。醤油の濃いご飯に、ペースト状の"鶏醤油マヨネーズ"がよく合うんだこと。何度でも何度でも食べたくなる。
(現)緑茶(トップバリュ) 100円
600mlまではペットボトルのまま持ち込み可能とあったので、今回は移し替えずに入場した。

(現)メンチカツカレーパン(ミニストップ海南病院店) 170円
カレーはパンに練りこんである。他は単にメンチカツのパン。…あれ、コレ前に食べたかも?
(現)ハムロール・ポテト(ミニストップ海南病院店) 190円
一応、ポテトサラダのパンとしておこう。パンにポテトとマヨネーズが、思った以上にマッチするんだよな…。ハムがどこかわからないけど。
(現)タマゴロール(ミニストップ海南病院店) 140円※入力ミス?
読んでそのままの1品。本来であれば190円のパンを2品購入となるところ、1品が140円となっていた。レシートには"ホットドリンク"と表記され、どちらが正しい価格かどころか商品名も忘れそう。

お待ちかね、スタメン発表の時間。このビジョンも実は可動式だとか。しかしまあJ1通算最多ゴールを持つ佐藤寿人が名古屋に来るとは、どういう風の吹き回しなのか知りたくもなる。岐阜は既に発表されていたようだ。

コレオグラフィーとは、要するに人文字のこと。試合開始を前に、ホーム側では手旗を用いて彩られる。浮かび上がった"風"は、今年から就任した風間八宏監督のこと。

一方でアウェー側は、ビッグフラッグで応酬。クラブごとにこういう違いがあるのも面白い。

選手入場後、主催試合来場者数通算700万を記念してセレモニーが執り行われた。今日は名古屋が赤に黒。岐阜も緑に白という、ホーム用の装いだ。

さあ、試合開始。ビジョンにはスコアだけでなく、出場中のメンバーが審判と共に表示される。岐阜の風間宏矢は名古屋の風間八宏監督を父に持つため、親子対決とも言われた。

試合は前半、チーム力で明らかに劣るはずだった岐阜が優勢に立つ。劣勢の名古屋は前半33分、小林からワシントンに交代。しかしシュート0のまま、前半を両チーム無得点で終えた。

さて4階へ上がる階段の途中で、豊田市内の景色を眺められる。矢作川を挟んで雰囲気が大きく変わり、向こう側は市街地や工業地帯になる。バスも通った国道301号の橋を原付で渡り、左折後に駐車場付近で単独事故を起こした日が懐かしい。

豊田大橋から、豊田市の駅まで一直線で結んでいる。豊田市の面積は広いものの、市街地は狭い範囲に密集。住宅地も広がっているが、やはり自然豊かなところが多い。

この豊田スタジアム。メインスタンドとバックスタンドには固定された屋根が架かっており、日差しが当たらない。正直なところメインスタンド4階席が埋まることはまずありえないので、わざわざアウェー応援を禁止する必要はないと思う。両チームとも、後半の前に選手を交代させないようだ。
(つづく)
1回では全然収まりませんでした。