
「2017年、あけましておめでとうございます。今回は、…昨年のやり残しです。」
2016年12月28日(水)午後0時28分 愛知県あま市

晴れた空が清清しい、年末の日。出発前にピザをたらふく頂いており、満腹な状態の甚目寺駅付近からスタート!

(IC)シバタ・名岐バイパスSS(エッソエクスプレス・名古屋市西区) 124円×4.89L
人間がピザで満腹になろうとも、原付は空腹状態のまま。これから長距離を走行する意味でも、とにかく可能な限り入れておきたい。交通系ICが使えるので、大銭しか使えず小銭ばかりなときでもありがたい。
国道22号 古城(名古屋市西区)→康生通2丁目(名古屋市西区)
今回はとりあえず、名古屋の環状線を制したい。これまでにナゴヤドーム付近から大手埠頭を、左回りで制している。
名古屋市道環状線右回り 康生通1丁目(名古屋市西区)→大江埠頭(名古屋市港区)
曲がるタイミングを誤ったため、1つ後の信号から環状線へ。北部にあたる国道22号からナゴヤドーム近くまでは既に通っており、今回は逆向きに進む形となる。黒川からは地下鉄名城線の上を通っており、終始片側3車線で推移。
大曽根でJRと名鉄瀬戸線の高架橋をくぐり、しばらくは上をガイドウェイバスの高架が通る。矢田5丁目で進路を右に変え、程なくあるのが大学の新キャンパス。続いてイオンモール。古出来町までは歩いている区間。東部は小刻みに起伏のある地形。
桜通と交差してからは、しばらく下を地下鉄桜通線が通る形に。程なく錦通、広小路通(県道60号)と続けて交差。南下を続けると、やがて若宮大通と交差。この辺りは国道153号が複雑な絡み方を見せている。
昭和区から瑞穂区へ。都心らしい雰囲気は薄れつつ、南下と共に地下鉄桜通線も続き南区へ。桜本町で地下鉄が離れるようで、そこからは起伏も大きく郊外めいた雰囲気に。片側3車線が基本の環状線も、名鉄名古屋本線の高架下は片側2車線と狭い。
名古屋高速3号が上に架かる、国道1号と交差。JRなどの線路を橋でまたぎ、ガイシプラザを横目に国道23号と交差。国道247号からは雰囲気が一変し、名鉄常滑線を橋でまたぐと港湾地帯らしくなる。

そんな中で踏切が現れ、片側3車線の道路を名古屋臨海鉄道の単線が横切る。警報機がありながら遮断機がないという、いわゆる第3種踏切。実態としては車両輸送の際にしか用いないらしく、名鉄と同形の警報機が鳴ることはごく不定期的。
名鉄築港線は短い路線のほぼ全てを、名古屋市道の環状線と並走。東名古屋駅にて環状線と共に起終点を迎えるも、線路道路共にもう少し続いている。線路は電化されていない。

そして岸壁の手前、一般人が立ち入り可能な限界点まで来た。線路はこの奥に続いており、車両を海外輸出する際に利用される。ここは既に踏切がなく、事実上のロータリーと化した道路をそのまま横切っている。最近の事例はJR東海から、ミャンマーへと輸出するキハ11やキハ40系列。
非電化区間に踏切がもう1箇所あり、警報機と共に遮断機が備えられている。こんなところに名鉄の踏切とがあることもさながら、作動機会が名古屋臨海鉄道以上に限られてくるのが何よりなもの。写真を逃したのは大きかったか…。

その踏切から走らせると、やがてスーパーオートバックスにたどり着く。1階部分がかなり広く、品揃えは豊富だがやはりほとんど4輪向け。2階部分もあり、待合所やヴィレッジヴァンガードなど。
お次は国道23号の側道を…、といきたかった。実際は道が続かず、本線を走行できない50ccの限界を感じたり。
愛知県道55号 道徳橋北(名古屋市南区)→内堀南(東海市)
とりあえず選んだ道。愛知県道55号の起終点は熱田神宮となっており、実は途中まで国道247号と重複しているとのこと。東海市に入り、分岐点までは片側3車線。
国道と分かれてからも片側2車線で続いており、国道302号と交差してからは新しい住宅が目立ってくる。起伏も見られるようになり、郊外らしい雰囲気。程々な交通量にして、走り心地も上々といったところか。
やがて片側1車線になり、対面通行となるも片側2車線分の用地は確保済み。もう少し進むと広い中央分離帯で仕切られ、程なくして国道155号と交差。直進の県道バイパスは全線開通に至らず、とりあえず右折して国道へ。次の信号で左折するのが県道の現道で、バイパスと並行していた右折方向は県道指定を外れている。
国道155号 白拍子橋東(東海市)→横須賀IC(東海市)
名古屋の外側を環状で結ぶ国道は、これまで弥富市から北側を回って知立市を制覇済。この区間は片側1車線だったところを拡幅し、片側2車線化がほぼ完成状態にもなっていた。雰囲気としては起伏ある郊外の丘陵地で、アップダウンを繰り返す感じ。
国道247号と共に、高横須賀町で旧道と交差する国道155号。そのまま直進すると片側2車線となり、工業地帯の雰囲気を見せると西知多産業道路のインターに至る。国道247号のバイパスとなる西知多産業道路は国道155号のバイパスでもあり、自動車専用道路なので原付(125ccまでを含む)は走行できない。

さらにその先は製鉄所となるため、一般人が立ち入りできなくなる。こんなところまできてしまったと自分で感心しつつ、引き返そう。ただせっかく来たことだし、どうせなら…。
国道155号現道 高横須賀町(東海市)→坊ノ下(知多市)
ということで重複する国道247号と共に、並行する旧道を走り続けよう。バイパスをメインとしつつ自動車専用であるためか、旧道が狭いまま格下げもなく存続している。程なくすると知多市に入り、名鉄常滑線の踏切へ。主要路線であることから本数が多いのは当然。その先はさらに狭く、きついカーブが連なる。
(つづく)
さあ、思いのほか高カロリーなものになりました。