歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~名鉄の一般車両4~
TH41.名鉄6000系貫通マスク固定窓車両
最高速度100km/h
性能:★★★――(通勤車両らしく加減速を重視し、大きな音を立てる。)
外形:★★★★―(固定窓とあってパノラマカーの雰囲気を継承。)
外色:★★★――(赤1色も、かつてはドアの窓部分が白く塗り分けられた。)
車内:★★★☆―(一度リニューアルされており雰囲気が一新。)
座席:★★―――(切り立った背もたれだけでなく、座席数も少なかったり。)
内色:★★★★―(塗りドアと両開き貫通扉、固定窓と横引きカーテン。)
レア:★★★――(基本的に運用はグループ内でランダム。)
状態:★★★――(リニューアルがなされているためか製造40年と感じさせない。)
拡張:★★★――(3本以上連結すると形状がバラバラで面白そう。)
合計点:63点

めぐ「名鉄で3ドアというのに最初抵抗があったのでしょう。最初は一応、パノラマカーの系譜を引き継ぐというのかな?固定クロスとか。小さいからダメでロングになったのは正しいのかもね。最初出た小さいドア窓は、当時東京で流行したものというわけじゃないんでしょうけど。後のほうに出た3本はちょっとタイプが変わってきているので、ちょっと評価を変えました。」
第15~17編成:69点
TH42.名鉄6000系貫通マスク開閉窓未更新車両
最高速度100km/h
性能:★★★――(固定窓車両と同じ抵抗制御。)
外形:★★★――(窓が開閉可能となった代わりにグレードダウン?)
外色:★★★――(固定窓車両と同じく現在はドア部分も赤い。)
車内:★★☆――(貫通扉が片開きになり、カーテンは上下ロール式に。)
座席:★★★――(背もたれに傾斜がついたバケット形状のあるロングシート。)
内色:★★―――(かなり汚れている。)
レア:★★☆――(ワンマン線区ではある程度想像付く。)
状態:★☆―――(更新されずに廃車される車両も…。)
拡張:★★★★☆(回生失効しないためワンマン線区では戦力になる。)
合計点:56点
めぐ「最初は良くも悪くも思わなくって、段々とそんなに好きじゃなくなってきたり。それでいて最近また座席とか見直して好きって言うのかな?抵抗制御かもしれないのよね…、外の匂いとか。冬に乗ったら他より暖房が強く感じたり。」
TH43.名鉄6000系列鉄仮面型セミクロスシート車両
最高速度100km/h
性能:★★★――(4両編成は界磁チョッパ制御となった。)
外形:★★―――(なんとなく好みじゃない。)
外色:★★★――(登場時はドア部分の上が白く塗られていた。)
車内:★★☆――(変わらず窓は上昇式。)
座席:★★☆――(一般路線バスの座席そのものといったところか。)
内色:★★★――(車端部の壁面は木目となり落ち着きを与える。)
レア:★★★――(基本的に運用はグループ内でランダム。)
状態:★★☆――(そろそろ疲労の色が見えてくる。)
拡張:★★☆――(保守性に難アリ?)
合計点:53点
めぐ「これもあんまり好きじゃなかったりするんですよね…。意外と椅子が独特で嫌いじゃないですし、壁も木目で他と違ったりしましたし。あ、褒めちゃってる?2両のは6000系の最終タイプです。」
TH44.名鉄6000系列鉄仮面型オールロングシート車両
最高速度100km/h
性能:★★★――(2両編成は抵抗制御と界磁添加励磁制御が混在。)
外形:★★―――(6800系は全て運転席後ろ部分に小窓あり。)
外色:★★★――(やはり現在はドア部分全て赤い。)
車内:★★☆――(初期の下降窓に似た方式を取ったであろう上昇窓。)
座席:★★☆――(車両によって形状がまちまち。)
内色:★★★☆―(車端部壁面の木目はそのまま床だけリニューアル。)
レア:★★★★―(数は多くなく運用も共通で狙いにくい。)
状態:★★★――(補修跡が見られるようになった。)
拡張:★★★――(改造等を施したところで特に変化なし。)
合計点:59点
めぐ「それで不思議とロングのほうが好きなのかなって思ってたら、アレって思って。なんで床だけ3500系っぽくなったんだろうね?最初からロングだったところの仕切りはそのままなので、そが結構好きだったりします。」
リニューアル編成:63点
TH45.名鉄6000系列後期型セミクロスシート車両
最高速度100km/h
性能:★★★☆―(設計最高速度は向上も共通運用を図るため変わらず。)
外形:★★★☆―(大きな正面ガラスと側面の連続窓風加工窓が好き。)
外色:★★★――(赤1色への過渡期には違いを楽しめた。)
車内:★★★――(禁煙表記が文字からマークへ。)
座席:★★★☆―(相変わらず小ぶりながらも特急らしい形状。)
内色:★★★☆―(引き続き車端部は木目の壁面で座席色も茶系が基本だった。)
レア:★★★――(4両編成とワンマン編成では少数派。)
状態:★★★――(そこまで経年が深くなく劣化が目立たない。)
拡張:★★★――(オールロングシートにならないで欲しい。)
合計点:64点
めぐ「私の新しいの好きはここからかもしれません。壁の木目はそのまま、座席ですよ。見た目が特急のそれっぽくなっちゃって。中には頭のとこカバーっぽいのなくなっちゃって、そこまで再現しなくたっていいのに。」
TH46.名鉄6000系列後期型オールロングシート車両
最高速度100km/h
性能:★★★☆―(あくまで従来型が基本。)
外形:★★★☆―(ドア窓が上に少し拡大している。)
外色:★★★――(このタイプから新製時はドア窓部分がグレー塗装に。)
車内:★★☆――(完全なる通勤専用車への一歩を踏み出す。)
座席:★★☆――(形状が傾斜付きに統一も、着席数が減少。)
内色:★★☆――(木目が排除されて座席色も紫系へと一新。)
レア:★★★☆―(ワンマン編成でのみ多数派を占める。)
状態:★★★――(老け込むには早いようだけど…。)
拡張:★★★☆―(対象となるワンマン線区が離れている。)
合計点:61点
めぐ「…ごめん、そうでもないみたい。壁も木目じゃなくなったりとか、座席も少なくなっちゃって。モノ自体は3500系を先行させたようだけど、実はそれなりに違っていたりします。」
TH47.名鉄6750系前期型
最高速度100km/h
性能:★★★――(瀬戸線は吊り掛け駆動の旧車運用に適していた?)
外形:★★★――(貫通型マスクの6000系後期型と似て非なる。)
外色:★★★――(瀬戸線は投入時点でドア部分も含めた赤1色。)
車内:★★★――(2段窓や無塗装ドアなど相違点が多い。)
座席:★★―――(背もたれが切り立っているタイプ。)
内色:★★☆――(デザイン面で特徴をあげるのが難しい。)
レア:★★★★★(2両が2本しかなく、4両となれば実質1本のみ存在。)
状態:★――――(車体よりも走行機器が古い。)
拡張:☆――――(用途はごく限られた。)
合計点:51点
めぐ「4000系の公開に合わせて、狙わずして乗った1回きり?まあ、あの時は最初になくなるもんなのかなって。そうしたら…、最後まで残ってたとかで。わかんないもんよね。」
(つづく)
2016年をマウスの故障で終えるとは…。