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めぐ「歴代に乗車した交通車両といいますか、評価するシリーズ。いよいよJR東日本も終わります。この企画において、系列はすべて"系"で表記しています。とりあえず重要なので、念のため繰り返しておきました。」

歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~関東甲信越のJR在来線一般車両6~


TE38.東日本E233系6000番台
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最高速度95km/h
性能:★★★――(路線最高速度そのものが高くない。)
外形:★★★★―(基本的にE233系として変わらない。)
外色:★★★★―(205系の黄緑帯と緑線に加え、編成毎に異なるロゴが入る。)
車内:★★★★☆(先に導入された7000番台と同じくLED照明を採用。)
座席:★★★★―(オールロングシートながらグレードは高い。)
内色:★★★★―(先に導入された7000番台と同じく座席の色は青緑系。)
レア:★――――(205系はあっという間に置き換えられた。)
状態:★★★★★(E233系の中でも後期に投入が進められたタイプ。)
拡張:★★★★―(番台区分がインフレ化したうちの1つ。)
合計点:74点

「これは1回だけ、1km乗ったかどうかですし。あんまり役に立たないのかな?一応レアレベルは低いんですけど、編成ごとに異なるロゴでいいのかな?それがあるので飽きないと思います。」

TE39.東日本E233系7000番台
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最高速度100km/h
性能:★★★☆―(快速運転を行うためか速度がやや高い。)
外形:★★★★―(基本的にE233系として変わらない。)
外色:★★★☆―(205系から引き続き緑帯を巻く。)
車内:★★★★☆(このタイプだけ液晶画面式案内のフォーマットが異なる。)
座席:★★★★―(短距離に特化したはずのロングシートが長距離でも耐えうる。)
内色:★★★★―(E231系500番台と同じく青緑系の座席とLED照明。)
レア:★★―――(205系を置き換え全体として多数派となった。)
状態:★★★★☆(E233系の中でも後期に投入が進められたタイプ。)
拡張:★★★★―(番台区分がインフレ化したうちの1つ。)
合計点:76点

「なんででしょう?番号の若い6000番台より先に登場しました。相変わらず、オールロングなのに多少長く乗ってもいけました。これが最終的に103系に続く歴代2位の製造数になるなんてね…。」

TE40.東日本415系1500番台
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最高速度100km/h
性能:★★★――(あくまで113系に準じた交直流電車。)
外形:★★★☆―(211系と同じFRPを用いたフロントマスク。)
外色:★★★――(ステンレス車体となり塗装せず青帯が巻かれた。)
車内:★★★――(車内案内装置など国鉄末期になし。)
座席:★★☆――(ワンパターンで面白くないオールロングシート。)
内色:★★★――(外と異なる赤い座席。)
レア:★★★――(水戸線のほとんどと、勝田以北が主な線区。)
状態:★★☆――(走行機器だけでなく車体も疲労が目立ってきた。)
拡張:★★☆――(JR以降の車両は周波数が50kHzに限定された。)
合計点:58点

「なんだろう…。まず、正面の表示が211系のそれより小さかったりします。それともう使わないのでしょうから、いっそ取っ払って埋め込んでもよかったんですよ?それで乗ったら、音は元の国鉄車両で違和感バリバリ。オールロングばっかりでボックスないから益々がっかり。ももちゃんが旅の厳しさを教えたという中学生たちも、大学生なのよね…。」

TE41.東日本E531系普通車
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最高速度130km/h
性能:★★★★★(快速としては日本最高速クラス。)
外形:★★★☆―(E231系を基本として形状がやや変わった。)
外色:★★★☆―(415系由来の青帯を巻く。)
車内:★★★★―(後にE233系へ引き継がれるものが多い。)
座席:★★★☆―(E231系より座席幅が拡大された最初の車両。)
内色:★★★★―(E231系の青系に対してこちらはオレンジ系。)
レア:★★―――(品川~竜田の間で遭遇率にバラつきが見られる。)
状態:★★★☆―(登場直後に乗って10年も経てば新車らしさも…?)
拡張:★★★★☆(3000番台の登場は東北本線向けの予定があるため?)
合計点:72点

なぎ姉と迎えた2005年の夏休み、登場したてのこれを目的に出かけました。E231の正当な進化で、乗った価値は確かなものでした。あれから10年して、ほぼこの高性能高品質な車両に占領されてしまってまして…。特別快速のほか、ごく一部の列車だけが品川まで乗り入れるようになりました。」

TE46.東日本キハ40系1000番台
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最高速度90km/h
性能:★★☆――(烏山線ならともかく宇都宮乗り入れは無理がありそう。)
外形:★★★☆―(良くも悪くも国鉄気動車らしく頑丈。)
外色:★★★――(好みでなかった塗装が国鉄色に塗り変わる。)
車内:★★―――(デッキもトイレもない殺風景な車内。)
座席:★――――(107系と同じダメなロングシートが長々しく続く。)
内色:★★―――(モケットが赤いだけ。)
レア:★★―――(烏山線が非電化であることから居座り続けた。)
状態:★★―――(見劣りは明らか。)
拡張:★――――(遠く離れた男鹿線に片割れがいるそうな。)
合計点:42点

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「本当、殺風景なもん…。まあ説明しろって言うから、これは短距離専用車両ではないかってね。帰りは誰も乗ってませんでしたので、横にさせてもらいました。」

TE47.東日本キハ110系一般車両
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最高速度100km/h
性能:★★★★―(関東において性能を発揮するのは高崎線。)
外形:★★★★―(軽量化されつつも頑丈で豪華な造り。)
外色:★★★☆―(関東甲信越もごく薄い緑に抹茶のような緑。)
車内:★★★☆―(デッキがなく窓は固定式で横引きカーテンのある車内。)
座席:★★★――(長時間座り続けるものではない。)
内色:★★★――(寒色系のモケットが主に使われている。)
レア:★★―――(JR東日本非電化区間の標準車両。)
状態:★★★――(くたびれ感も見せ始める頃。)
拡張:★★☆――(最近になって国鉄色の車両が出てきた。)
合計点:63点

「いい車両だとは思うんだけどね…、小海線では相性が悪いって言うかな?シーズン中で人が多かったのもあるんだけど、どうもボックスに座れなくって。八高線では眠くなっちゃってあまり覚えてません。」

TE48.東日本キハE130系列0番台
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最高速度100km/h
性能:★★★★―(従来の基本性能に加えて環境対策を施した新型エンジン。)
外形:★★★★―(ステンレス車体を採用し片側3ドアとした。)
外色:★★★★―(紅葉を連想させる朱色か新芽をイメージしたという青緑。)
車内:★★★☆―(JR東日本の新型電車と同等のパーツを使用。)
座席:★★★――(ボックス席部分を2列1列のままとした意義を疑いたくなる。)
内色:★★★★☆(E531系と同等としつつ相違点もそれなりに。)
レア:★☆―――(運用線区は水郡線に限定される。)
状態:★★★★―(まだ登場して時間が経っていないほう。)
拡張:★★★☆―(久留里線用の新型車両等へ発展。)
合計点:71点

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「混雑対策のために2ドアだったのを3ドアにしたんですよね?それだったら、座席も2列ずつでよかったんじゃないかって。結果としては、…それでも乗れるかわからないぐらいで。時間のせいだよね?」

TE49.東日本キハE200系
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最高速度85km/h
性能:★★★★―(日本初の営業用ハイブリッド鉄道車両。)
外形:★★★★―(今後JR東日本で標準となろうステンレス車体。)
外色:★★★★―(ハイブリッドの文字が入るなど近未来感を演出。)
車内:★★★☆―(キハE130系列と同じく新型電車と同等のパーツを使用。)
座席:★★★☆―(2ドアなのでボックス席が元の2列1列でさほど問題ない。)
内色:★★★★☆(キハE130系列と異なりクールな青系。)
レア:★★★★★(全3両中2両が連結状態で運用され残り1両は試験に利用。)
状態:★★★★―(そもそもハイブリッド気動車自体が最近登場したもの。)
拡張:★★★★★(リゾート向け車両や仙石東北ライン用車両に発展。)
合計点:83点

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「何と言ってもハイブリッド。これだけでまとめるのはアレなので、他にも言いましょうか。水郡線の新車と同期だからでしょう、E233系と共通点があります。…あ、やっぱり下りではあまりエンジンを使ってなく静かでした。」

TE51.東日本キハ30系
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最高速度65km/h
性能:★★☆――(そもそも久留里線の路線規格が低い。)
外形:★★★☆―(外吊りドアは日本国内で採用例が少ない。)
外色:★★★――(晩年は国鉄色に塗り換わっていた。)
車内:★★―――(トイレがなく殺風景なもの。)
座席:★――――(特徴もなさげなオールロングシート。)
内色:★★―――(座席の色が青なぐらい。)
レア:★★★★☆(久留里線の3両が唯一の生き残り。)
状態:★――――(時代の流れから取り残された車両。)
拡張:★★★★―(久留里線を去ってからも現役続行…!?)
合計点:52点

「久留里線の近代化が進まなかったのは、曰くつきの労働組合があるとかで…。かく言う私も、2010年時点で完全制覇まで最後に残ったのが久留里線でした。」

TE52.東日本キハ38系
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最高速度65km/h
性能:★★☆――(路線規格が低ければエンジン出力も高くある必要はない。)
外形:★★★☆―(窓部分に黒パーツが多用され近代的。)
外色:★★☆――(白ベースに青と緑という独自のものを纏っていた。)
車内:★★☆――(トイレはあっても使用できないようになっている。)
座席:★★★――(どっしりして構えのよいバケット形状を持つロングシート。)
内色:★★☆――(トイレ横部分はボックス席となっている。)
レア:★★★☆―(製造された7両全てが久留里線で使用される。)
状態:★★―――(幾分ましと思わせる。)
拡張:★★☆――(日本国内では水島臨海鉄道に1両引き継がれただけ。)
合計点:54点

「これは元々少ないんですね…。一応乗った記録があるので、評価対象にはしています。とりあえずは、トイレ横のボックスではあったのかなって。」
(つづく)

「JR東日本は一応これにて評価し終えました。もし他に乗るようなものがあれば、別項にてまた紹介して評価しましょう。それではまた。」