
めぐ「すっかりこちらも忘れがちになってしまってます…。東日本は結構数自体が多いといいましょうか、バリエーションが多いんですよ。特に直流の。東北はほとんど交流電化で、数も多くありませんでした。」
歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~関東甲信越のJR在来線一般車両2~
TE07.東日本115系通常タイプ
最高速度100km/h
性能:★★★☆―(平坦路線での高速性能より勾配線区への対応を重視。)
外形:★★★☆―(113系と同じ貫通型の前頭部を持つ。)
外色:★★★――(113系と塗り分けが異なるものの同じ湘南色と横須賀色が基本。)
車内:★★★――(113系と同じく基本に忠実な近郊型車両。)
座席:★★★――(やはり国鉄の基本となるボックスシート。)
内色:★★★☆―(JR以降は長野の未更新車を除いて多彩なモケットが登場。)
レア:★★☆――(現在においても主力で活躍する線区がある。)
状態:★★―――(さすがに新型を前にすると…。)
拡張:★★★★―(113系と同じく多種多様な改造例が登場。)
合計点:62点
「113系を勾配向けにするとこうなりました。基本編成が短くなりますので、…まあ色々と。E231系の投入で上野から撤退しましたので、グリーン車はありません。」
TE08.東日本115系豊田・高崎更新タイプ
最高速度100km/h
性能:★★★☆―(性能面での改造はない。)
外形:★★★☆―(同じ貫通型の前頭部で変わりない。)
外色:★★★――(基本を守って豊田は横須賀色、高崎は湘南色。)
車内:★★★――(良くも悪くも基本は同じ。)
座席:★★★☆―(房総地区の113系リニューアルと同じ座席。)
内色:★★★――(座席のみ交換されて壁面などがそのままな車両も。)
レア:★★★☆―(中央東線では少数派、高崎の3両編成では多数派。)
状態:★★☆――(新型に勝るものなし。)
拡張:★★★――(富士急行絡みの運用ぐらいしか多様性がないか。)
合計点:63点
「これ当たったら喜んでいいでしょう。113系も同じ横須賀色のリニューアルが同じ座席なので、結構好きなのかなって。それが高崎の湘南色もありまして、…1点しか上がってない。」
TE09.東日本115系新潟初期更新タイプ
(※同一塗装を纏った未更新車両)
最高速度100km/h
性能:★★★☆―(やはり走行機器においては無改造。)
外形:★★★☆―(これも同じ貫通型の前頭部で変わりない。)
外色:★★★――(新潟地区の車両は緑系の帯色が基本。)
車内:★★★――(基本はそのまま。)
座席:★★★★―(カバーをかぶせただけなのに重厚感がある。)
内色:★★★☆―(青緑系は好きなのでヘッドカバーがあれば尚よかったと。)
レア:★★★★―(3両編成しかない上に運用はランダム。)
状態:★★☆――(リニューアルしてからも時間が経過したため再施工も。)
拡張:★★☆――(新潟地区で2種類のカラーリングが併結される程度。)
合計点:66点
「これは乗れてよかったと思います。国府津の113系がリニューアルされても、この座席ではありませんでしたし。…なんだろうね?」
TE10.東日本115系長野・新潟後期更新タイプ
最高速度100km/h
性能:★★★☆―(下手に改造するより安定した走行を優先。)
外形:★★★☆―(やはり同じ貫通型の前頭部で変わりない。)
外色:★★★――(長野地区は他と同じ淡い青と緑。新潟は青系で区別がつく。)
車内:★★★――(ロングシート部につけられた風よけガラスをどう見るか。)
座席:★★★☆―(背もたれは低くなるも傾斜がついて改善。)
内色:★★★☆―(ライトグレー系の床と壁に青系モケットはE217系より好印象?)
レア:★★★――(運用はランダムで長野において見分けがつかない。)
状態:★★★――(長期使用を視野に入れた。)
拡張:★★★――(長野地区で引退後に新潟へ転出した車両も。)
合計点:64点
「これは外せません。長野で115系に乗ってきたんですけど、リニューアルって気分いいじゃないですか。中央東線だと、基本的に甲府で区切りますからちょうどいい時間なりますし。」
TE11.東日本123系ミニエコー
最高速度95km/h
性能:★★★――(見た目より性能は高かったりする。)
外形:★★★――(荷物車の面影を残す箱型車体。)
外色:★★★――(赤系の目立つ塗装でオンリーワン感をアピール。)
車内:★★―――(トイレがないため長距離運用には適さない。)
座席:★☆―――(超を付けるほどのロングシート。)
内色:★★☆――(107系などと同様のモケットを採用。)
レア:★★★★★(最後まで1両のみの存在だった。)
状態:★★★――(末期まで運用区間が限られたため劣化は抑えられた?)
拡張:★★★☆―(ミニエコーの歴史は改造の歴史でもあった。)
合計点:59点
「これは1回乗っただけで終わってしまいましたし、辰野回りも大晦日の1回だけ。そもそも123系自体、東日本はこの1両。西日本は5両ある中で、タイプが2種類なのに通し番。東海は40番台と600番台に分けられて現存しません。」
TE12.東日本E127系100番台
最高速度110km/h
性能:★★★☆―(大糸線では速度に制約があった。)
外形:★★☆――(701系と同じ平面で安っぽい車体を採用。)
外色:★★★――(長野地区らしく淡い青と緑を帯色を採用。)
車内:★★★――(美しい景色が見られるようクロスシートを配備。)
座席:★★★――(701系のボックスシートでも、115系リニューアルのそれでもある。)
内色:★★★――(座席モケット以外に魅力らしい色遣いはない。)
レア:★★★☆―(絶対数は決して多いと言えない。)
状態:★★★――(ステンレス車体故に車体は損傷が少ない)
拡張:★★★☆―(ワンマン対応ゆえに重宝するため、運用範囲が拡大した。)
合計点:62点
「123系の代わりがこれです。運用範囲も拡大しまして、篠ノ井線でもワンマンになります。…もう1回辰野回りで乗らなきゃね。」
(つづく)
「とりあえず、大糸線と辰野回りはもう1回なのかな?まあ予算とか日程とかありますので、いつかはわかりません。期待は程ほどにお願いします。」