
今回は愛知県でも北のほう、犬山を目指します。
2016年4月23日(土)午後4時 愛知県丹羽郡扶桑町・柏森駅周辺

以前より降りることは少なく、車内から見ることで終わっていた柏森駅。付近の焼肉屋は大人数に対応できることから、家族連れの利用も想定してファミリーレストランと掲げているのだろうか。駅そのものは橋上駅化後、相対式ホームの犬山方向が島式に戻っている。行き止まり式の外側は、地下鉄直通車両が留置するために用いられる。
愛知県道159号 柏森駅(扶桑町)→伊勢帰(扶桑町)
とりあえずは犬山へ向かおうか。相変わらず狭苦しい片側1車線が続き、交通量もそこそこなことから可もなく不可もない状態。気のせいか雲が多くなってきており、50ccスクーターもガソリン残量が少ない。とりあえず、犬山なら大丈夫だろう。ついでにこの道は、県道が気づかぬ間に入れ替わっていた様子。
愛知県道64号 伊勢帰(扶桑町)→出来町(犬山市)
これまた合流箇所となる交差点の形状から、先ほどの道が旧道だったことを思わせる。主要地方道も片側1車線ながら、幅がやや広く走りやすくなっている。交通量も当然増えるので、足し引き0だろうか。そしてしばらく進むと上り坂とともに、地形が盛り上がっているような箇所へ。よくよく考えれば、犬山市は城下町。天守閣を囲う形で何かあっても不思議ではなかったのだ。

清水屋犬山店
せっかくだからと、名鉄犬山線から繰り返し見るうち長らく気になって仕方がなかった建物。どこかデパートのような存在感を持つ大きさで、どこか古めかしい建物。総合スーパーではあるものの、線引きが今ひとつわかりにくい。

1974年の法律施行当時から続く、大規模小売店の建物へ。中もどこか古典的で、エスカレーターも古めかしい印象。1階が食品スーパー、2階は婦人服。3階紳士服、4階子供用品や書店。5階は家具売り場や催事場となっており、エスカレーターの通っていない6階は何もなく暗かった。イベントスペースとなっているようで、今日は何も行われていない。エレベーターは外観こそ往時の面影を残すも、内部はしっかりと更新済み。
(現)フリスク・スペアミント 90円※見切品半額
何も買わずにというのも悪いので、期限が近い品を1つ。何でこれ選んだかって?そりゃあもう、マスクしたら口が臭うて臭うて…。

犬山本町通
せっかく来た以上、犬山らしいものも押さえておこう。土曜日は歩行者天国でないため、一方通行ながら走行は可能。ただ…、置き場所は困った。

適当に置いてから、昭和横丁を見ておこうか。どうしても何か食べたくなってしまうのだから、どうなのだろうと。内部はまさしく昭和の横丁。

(現)メガフランク(地ビール処 巴克斯) 400円※100円引き
ドイツで金賞を取ったというフランクと共にある、大きなタイプを購入。店の方が持ってきた段階で焼き目が見られないことから、茹で上げたものと思われる。言われたとおりに熱々で、肉汁が滴り落ちる。添えられたケチャップとマスタードは無理して使わなくてもよさそう。

当時の公衆電話とバス停留所を模したものがあり、バス停ポールには店の営業時間などが表記されている。多くの店は夕方5時に閉めてしまうようで、夜は…。もう1回か。

写真用のパネルが2つ、左は犬山春節祭とある。最近では中国人観光客がどこにもいるようなもので、旧正月にはより多く訪れるとか…。実際は犬山市と襄樊市の友好都市提携が1983年から続いている。

このあたりでお暇しよう。一方通行の通りを、今回はざっくりと見るだけで終わる。見た感じでは、4年前と比べてもやや変化があるようなないような。
愛知県道187号 犬山駅西(犬山市)⇔犬山駅西口
無性にロータリーを回りたくなったので、回っただけ。これはまた、城下町を歩いてみたほうがいいか。

(IC)國際油化・オブリステーション犬山(エッソエクスプレス・愛知県犬山市) 104円×4.19L※値引券配布
念のため、もうちょっと言うところで給油しよう。給油前に店の方から値引きチケットを渡され、それが期限まで何度も利用可能という。給油機本体と操作端末が分離しており、見たところ小銭に対応するなどこのブランドでは初めてのパターン。問題なのは、フルサービス式のエッソが近接した位置にあること。入る前に一度間違えてしまった。

犬山駅東口
さあ、これでガソリンの心配はなくなった。せっかくなので、東口のロータリーも回ってみよう。こちらは県道指定されておらず、付近の道路が県道186号(岐阜県道122号)の経路となっている程度。
国道41号 兼清(犬山市)→高岳(名古屋市東区)
メインイベントのごとく、幹線国道を通ることとした50cc。本線は片側2車線で交通量が多く、側道があればかなり役に立つ。名鉄小牧線の高架橋をくぐった先の高架橋は、通行できたものの見誤って側道へ。あとは交通量の多さとともに、片側2車線の国道を進む。犬山から名古屋は22kmと、実は遠くない。そのまま大口町に入り、ひとまず愛知県北西部は制覇と考えた。結果、小牧市も制したものの実感が沸かず。
小牧インターからは名古屋高速の下を通る片側3車線となる。しばらくして豊山町に入り、改めて愛知県北西部を制覇したと考えよう。有名な空港バッティングは反対側であった。楠では国道302号が下を抜けているため、国道41号は平面交差する形となる。庄内川と矢田川は高速と並行する形で渡る。
そのまま名古屋市に入り、ラストスパートへ。黒川の『ネックス・プラザ』付近からは片側2車線となるため、流れが悪くなる。基幹バスも通る出来町通にかけては上り坂。そこから国道19号までの1kmは片側3車線で、ゴール!
今回は江南市,扶桑町,大口町,犬山市,小牧市,豊山町と制覇。…あれ、何か1つ忘れていない?
(おわり)

「ってか、何でこんな格好させてんのよ?」
「出てきて使えそうだったから?」