魔がさして、生じた空き時間を懲りずに利用しての小旅行後半戦。ちょうどこの時期は東名阪自動車道で集中工事となっており、…あとはある程度察してください。

2016年4月7日(木)午後4時35分 三重県桑名市・桑名東インター

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3.イオンモール桑名口(16:28)発→名鉄バスセンター着 高速バス・名鉄バスセンター行き 三重交通5945
 桑名東インターに入る前、長島から大治南まで渋滞12km40分と出てきた。ちょうど集中工事の時期となったため、平日でも大規模な渋滞が発生しやすくなっているのだ。休日は工事が行われない。実は今回、これが最大の目的だったりする。

 可変式となっている最高速度標識には50とある。所要時間案内には名古屋西まで40分、東名名古屋インターは名二環経由で110分といずれも赤で表示。情報案内にあった長島では渋滞が始まらなかったものの、車線規制が始まる形。

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 木曽川に架かる長さ900mの橋の途中、愛知県との境目がある。ご丁寧にも最高速度標識が並んでおり、固定式で80と異常気象用の50がいずれも始まりを指している。車線規制が長く続いているのは、工事区間が途切れる箇所での事故などを防止するため。

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 愛知県に入り、下の高架線路は名鉄尾西線。複線規格で造られたものの、現状では単線で間に合っている。それにしても雨の日は、窓ガラスの内側が曇りやすい。

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 弥富インター手前で渋滞となり、大治南(名二環)までの10kmを30分とのこと。反対側は2車線とも空いているものの、四日市~鈴鹿付近で断続渋滞9km100分というものがある。

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 下は国道155号。雨で遠くは見渡せない。上を通るバスは一旦、完全に停止した。

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 程なく再発進したバスは、1車線幅で狭いのかかなりゆっくり進んでいる。前方に車列がなくても、速度を上げずゆっくりと。広域情報にはここから渋滞8km、25分とある。

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 この集中工事において、主なものは劣化した路面を再舗装するもの。1980年ごろには開通していたとあり、老朽化は進みつつあった東名阪自動車道。外壁の劣化も目立っており、修繕作業が度々行われていた。

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 この工事は2週間という長期に及ぶものであるためか、所々で関係者用の仮設トイレが見られる。その外は、見慣れた水田の風景が広がっている。

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 そして舗装下地が"露出"している箇所も。このバスがゆっくり走っているのは、集中工事の際に現れるというペースカーの役割なのだろうか?

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 日光川を渡る際、側道との"上下関係"がわずかに逆転する。工事時期は最高速度がどちらも50km/hとなり、極めて限定的とはいえ間違ってはいないのかも。

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 蟹江インター付近では再び前方が詰まってきた様相。ここからの渋滞は、名古屋西までの2km15分とある。名二環では楠から松河戸まで5km35分とあり、これからの帰宅時間帯でどうなるか気になるところ。

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 名古屋西料金所の手前で、長島から続いてきた車線規制は解除。最高速度となる60は、この期に及んですっかり体をなさなくなっている。このあたりが、あま市と名古屋市の境目となる。

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 料金所を出て程なくある、名古屋西の出口標識はローマ字表記がない旧式のもの。今後開通予定の名二環南西部によって、インター番号は変わるのだろうか?バスはそのまま本線に進み、名古屋高速5号万場線へ。

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 名古屋駅周辺のビル群と、JRの名古屋車両区。このタイミングは意外に合わないもの。

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 グローバルゲートや中京テレビ新社屋が正面に現れる。程なくして新洲崎の分岐となり、栄行きはここで都心環状線に進む。名古屋行きは直進し、いつしか2号東山線となっていたりする。

 白川の出口をもって、高速走行は終了。国道19号でUターンする形をとる際、陽だまりの丘へ行くバスと並ぶ。これからハマるかと思ったものの、よく考えれば反対側の渋滞は四日市~鈴鹿付近で桑名までは流れていた。

 あとは名鉄バスセンターまでそのまま直進。遅れ幅は15分ほどと、予定より短く済んだこととなった。ICカードは同じように、降車時に運賃箱の読み取り機にタッチする。運賃は1030円。

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 名鉄バスセンターの3階は三重交通の路線、名鉄バスの一般路線と長距離高速路線が発着する。長距離高速路線用車両は総じて固定窓となっており、座席が4列スタンダードな形状でも不思議と豪華に見える。今日はこれにて終了。

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 名鉄バスセンターの"玄関ホール"付近に、青ワンピースを着たナナちゃん人形がそびえ立つ。大名古屋ビルヂングに新しくオープンした『イセタンハウス』も気になるところだが、今日はやめておこう。

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4.名鉄名古屋17:50発→木田着 準急・佐屋行き 3581
 実質2本パスする形で、"インフォメーションボード"があるからと3500系の準急に乗る。この度導入された駅番号でどうなったか確かめるも、現状は車内で流れなかったという結論。栄生(NH37)は工事が進められ、印象が大きく変わったような。

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 いつもの木田もこのとおり。津島線は尾西線となる弥富まで合わせて、TBという2文字が入っている。木田はその3駅目となるため、TB03が割り当てられた。須ヶ口は名古屋本線として扱われ、NH42となっている。
(おわり)

JR北海道のように車内側で名鉄の駅番号が反映されると、英語表記はこうなるのでしょう。

This train is Semi Express bound for Saya(TB09), with stops at Sako(NH37), Futatsuiri(NH40), Sukaguchi(NH42), Jimokuji(TB01), Sippo(TB02), Kida(TB03), Aotsuka(TB04) and Shobta(TB05).


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そして集中工事渋滞から中1日、またもやメインシリーズとして出かけてしまいました。どこで何をしでかしたのか、乞うご期待!?