お待たせしました。
この度、新たに三重交通でICカード『emica』が導入されました。そして全国共通のICカード乗車券も利用が可能となっています。そんな4月上旬のある1日。生じた空き時間に魔がさしたので、懲りずに利用して小旅行へ出かけてしまいました。特に工夫はなく、欲望に忠実なだけです。
どういうわけか、今回は桑名からスタートとなる。駅前は高層建築物が建ち、商業ビルなど都会らしい要素も。眼下にはコミュニティ路線向けの小型バスも。
軌間762mmの三岐鉄道北勢線は、わずかに離れた西桑名から発着する。バス乗り場もこの付近にあり、行き先によって分かれている程の規模を持つ。
桑名駅から続く、バス乗り場の"跨線橋"。途中に階段やらスロープがあり、異質な形状を持っている。
このバス乗り場から、三重交通のバスに乗ろうと考えた今回。計画そのものはほぼ即席で立てたようなものなので、ほぼノープランといえよう。
高速路線車両である、ガーラが入ってきた。行き先は桑名駅前を示していることから、どこかはわからないものの到着便である。横に停車していたのは、中型としてもかなり短めな路線車両。
最近になり、三重交通のバス停はデザインが変わったという。桑名駅前にあるものは…、停留所にあたる箇所に数字が入りルビも振られている。…まあ、間違ってはいない。
2.桑名駅前15:10発→イオンモール桑名着 路線バス48-1・循環大山田団地 三重交通5811
入ってきたのは新しめなフロントマスクを持ちながら、側面を見ると古めかしいツーステップ車両。この度、三重交通でも交通ICカードが導入されたためタッチしよう。近年導入され続ける低床車両と比べて気のせいか座席が多く、座席間隔も狭め。窓は下段を開けることができる。
他に10人ほど乗車して発車。駅周辺はビルらしいビルが見られるので、都会っぽさはあるのだろう。では、どのレベルをもって都会と言えるのだろうか?何をもって都会なのか…?
桑名シティホテル前で1人乗車し、線路をまたぐ高架道路へ進む。雰囲気は一変し、丘陵地の住宅街となってくる。ついでにこのバス、降車ボタンの多くは交換されたものの天井周りにあるものは未交換。
国道258号との交差は、クローバー型の立体形状をなしている。正確には不完全であったため、三つ葉のクローバーといったところか。周辺に、都会らしい要素は見当たらない。イオンモール桑名のバス停で降りよう。
桑名駅前から15分ほどで到着。降車ボタンを押すと、古いボタンを押したような音が鳴った。そしてICカードは、運賃箱に設けられた読み取り部分にタッチする。運賃は300円。
正確には敷地内になく、真横の道にあるバス停。周辺は丘陵地に開発された住宅街となっている。大山田団地はこのあたりだったか…。
住宅地はともかく、せっかく来たからには何もせず帰るわけにはいかない。イオンモール桑名を少々見ていこう。今回はあくまで軽くという程度で。
チキンフィレサンド(ケンタッキーフライドチキン) 360円※クーポン利用30円引き
欲しいものがないわけではなかったものの、気づけば特に目を付けていなかったケンタッキーフライドチキンがあったという。そして魔がさしたのか、auのクーポンで1つ買っていたという。
で、要するに骨なしケンタッキーをはさんだようなもの。チキンの味は確かにケンタッキーのチキン。実は和風チキンカツサンドと選択可能であったようなので、次回あるとするならばそちらを選ぼう。
パスケース(セリア) 108円
ついでに、100円ショップでカード入れを買い直し。
今日はこのぐらいにしておこう。降りしきる雨によって、咲き誇っていた桜も幾分散ってしまった様子。それでも残った花が、雨上がりに美しいものとなって…。週末まで持つのだろうか?
帰りは少々離れた位置にある、イオンモール桑名口のバス停から乗ることとしよう。ところで、そもそも休日には無料のシャトルバスが桑名駅前から運行されるはず。にもかかわらず、雨模様の平日をなぜ選んだのか。
さて、デザインが変わったという三重交通のバス停。停留所名が入り、ルビも振られたという正しい形。近距離向けながら高速路線であるためか、上部分に"EXPRESS"の文字が入っている。
栄行きとなるガーラが来た。三重交通グループ内に三重いすゞ自動車があるため、いすゞ製車両が多いとのこと。考えれば、一昨年乗車したイオンモール名古屋茶屋(栄・南陽高速線)もいすゞ製。側面にも表記があるため、同一車体を持つ日野製車両とも見分けがつく。
栄行きを見送ってからおよそ10分、名古屋駅(名鉄バスセンター)行きが入ってきた。本数は20分おきと多い。
3.イオンモール桑名口(16:28)発→名鉄バスセンター着 高速バス・名鉄バスセンター行き 三重交通5945
乗り込むのは旧式のガーラで、いすゞと日野のバス製造部門が統合される前のモデル。やはりICカードが利用可能となり、乗車時に読み取り機へタッチする。その際に運転士から、到着が(おそらく最大で)40分ほど遅れるということを伝えられる。座席は12列で完全に定員重視。
発車すると名鉄バスセンターまで停留所がない。所要時間は通常の場合で35分ほどとなる。まずは往路の続きを走行するように、片側2車線の国道258号へ進む。最前列左側を確保したのはいいとして、配管などによる突起で余計に足元が狭い。
(つづく)
渋滞に突っ込む系は連休だけにあらず。ということで、バス遠足シリーズの番外編的なものとなりました。次回は単なる帰り道ながら、単純な終わり方はさせません。気が向いた方はお楽しみに。
この度、新たに三重交通でICカード『emica』が導入されました。そして全国共通のICカード乗車券も利用が可能となっています。そんな4月上旬のある1日。生じた空き時間に魔がさしたので、懲りずに利用して小旅行へ出かけてしまいました。特に工夫はなく、欲望に忠実なだけです。
2016年4月7日(木)午後2時50分 三重県桑名市・桑名駅

どういうわけか、今回は桑名からスタートとなる。駅前は高層建築物が建ち、商業ビルなど都会らしい要素も。眼下にはコミュニティ路線向けの小型バスも。

軌間762mmの三岐鉄道北勢線は、わずかに離れた西桑名から発着する。バス乗り場もこの付近にあり、行き先によって分かれている程の規模を持つ。

桑名駅から続く、バス乗り場の"跨線橋"。途中に階段やらスロープがあり、異質な形状を持っている。

このバス乗り場から、三重交通のバスに乗ろうと考えた今回。計画そのものはほぼ即席で立てたようなものなので、ほぼノープランといえよう。

高速路線車両である、ガーラが入ってきた。行き先は桑名駅前を示していることから、どこかはわからないものの到着便である。横に停車していたのは、中型としてもかなり短めな路線車両。

最近になり、三重交通のバス停はデザインが変わったという。桑名駅前にあるものは…、停留所にあたる箇所に数字が入りルビも振られている。…まあ、間違ってはいない。

2.桑名駅前15:10発→イオンモール桑名着 路線バス48-1・循環大山田団地 三重交通5811
入ってきたのは新しめなフロントマスクを持ちながら、側面を見ると古めかしいツーステップ車両。この度、三重交通でも交通ICカードが導入されたためタッチしよう。近年導入され続ける低床車両と比べて気のせいか座席が多く、座席間隔も狭め。窓は下段を開けることができる。

他に10人ほど乗車して発車。駅周辺はビルらしいビルが見られるので、都会っぽさはあるのだろう。では、どのレベルをもって都会と言えるのだろうか?何をもって都会なのか…?

桑名シティホテル前で1人乗車し、線路をまたぐ高架道路へ進む。雰囲気は一変し、丘陵地の住宅街となってくる。ついでにこのバス、降車ボタンの多くは交換されたものの天井周りにあるものは未交換。

国道258号との交差は、クローバー型の立体形状をなしている。正確には不完全であったため、三つ葉のクローバーといったところか。周辺に、都会らしい要素は見当たらない。イオンモール桑名のバス停で降りよう。

桑名駅前から15分ほどで到着。降車ボタンを押すと、古いボタンを押したような音が鳴った。そしてICカードは、運賃箱に設けられた読み取り部分にタッチする。運賃は300円。

正確には敷地内になく、真横の道にあるバス停。周辺は丘陵地に開発された住宅街となっている。大山田団地はこのあたりだったか…。

住宅地はともかく、せっかく来たからには何もせず帰るわけにはいかない。イオンモール桑名を少々見ていこう。今回はあくまで軽くという程度で。

チキンフィレサンド(ケンタッキーフライドチキン) 360円※クーポン利用30円引き
欲しいものがないわけではなかったものの、気づけば特に目を付けていなかったケンタッキーフライドチキンがあったという。そして魔がさしたのか、auのクーポンで1つ買っていたという。
で、要するに骨なしケンタッキーをはさんだようなもの。チキンの味は確かにケンタッキーのチキン。実は和風チキンカツサンドと選択可能であったようなので、次回あるとするならばそちらを選ぼう。
パスケース(セリア) 108円
ついでに、100円ショップでカード入れを買い直し。

今日はこのぐらいにしておこう。降りしきる雨によって、咲き誇っていた桜も幾分散ってしまった様子。それでも残った花が、雨上がりに美しいものとなって…。週末まで持つのだろうか?

帰りは少々離れた位置にある、イオンモール桑名口のバス停から乗ることとしよう。ところで、そもそも休日には無料のシャトルバスが桑名駅前から運行されるはず。にもかかわらず、雨模様の平日をなぜ選んだのか。

さて、デザインが変わったという三重交通のバス停。停留所名が入り、ルビも振られたという正しい形。近距離向けながら高速路線であるためか、上部分に"EXPRESS"の文字が入っている。

栄行きとなるガーラが来た。三重交通グループ内に三重いすゞ自動車があるため、いすゞ製車両が多いとのこと。考えれば、一昨年乗車したイオンモール名古屋茶屋(栄・南陽高速線)もいすゞ製。側面にも表記があるため、同一車体を持つ日野製車両とも見分けがつく。
栄行きを見送ってからおよそ10分、名古屋駅(名鉄バスセンター)行きが入ってきた。本数は20分おきと多い。

3.イオンモール桑名口(16:28)発→名鉄バスセンター着 高速バス・名鉄バスセンター行き 三重交通5945
乗り込むのは旧式のガーラで、いすゞと日野のバス製造部門が統合される前のモデル。やはりICカードが利用可能となり、乗車時に読み取り機へタッチする。その際に運転士から、到着が(おそらく最大で)40分ほど遅れるということを伝えられる。座席は12列で完全に定員重視。
発車すると名鉄バスセンターまで停留所がない。所要時間は通常の場合で35分ほどとなる。まずは往路の続きを走行するように、片側2車線の国道258号へ進む。最前列左側を確保したのはいいとして、配管などによる突起で余計に足元が狭い。
(つづく)
渋滞に突っ込む系は連休だけにあらず。ということで、バス遠足シリーズの番外編的なものとなりました。次回は単なる帰り道ながら、単純な終わり方はさせません。気が向いた方はお楽しみに。