前回に続いて、神宮球場で野球観戦したというの話を今回はしましょうかと。


2015年9月4日(金)午後7時40分 東京都新宿区・明治神宮野球場

 2階に売店が全くないのに席へ持ち帰らず、カレー牛丼を1階で食べ終えて席に戻ったのは5回表。幸いにしてこの間何も起こらなかった。

 5回裏、先発の石川に代打が出たのでここまでとなる。2アウト2,3塁となるも畠山はライトフライ。イニング間のイベントとしては、うちわでアピールして高級和牛をもらおうというものぐらい。翌日も夜まで回るため、クール宅配が可能かよくわからない状態で持ち帰るわけにはいかなかった。

 スワローズの2番手はロマン。6回表、先頭のエルドレッドがレフトへ強烈な1発を放って1点差。ただ、それだけで終了。6回の裏は特に何もなかったはず。

 さあ、ラッキーセブン。神宮球場でもそれ行けカープが流れるものの、ジェット風船は禁止されているため恒例の光景はない。1アウトで先発のジョンソンへ代打シアーホルツ。スワローズは3番手として久古をマウンドへ。

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 シアーホルツは凡退。丸を四球で出塁させ、スワローズは投手を秋吉へ交代。丸は塁を飛び出してアウトとなった。そして東京音頭が流れ、傘が舞う。

 そういえば以前より"ビニール傘のジンクス"なる、旅先で傘を買うと雨が降らないという何かを信じていた。スワローズファンは得点時にも傘で舞うため、必然的に傘を持っていることになる。何も心配はいらなかったのだ。

 カープの2番手はヒース。2アウトとなったところで代打となれば、秋吉は打者0人で交代となる。ということで、スワローズの5番手はオンドルセク。

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 8回表のカープは1,2塁とチャンスを作る。2アウトとなり、ヒースへ代打松山。ファーストゴロで終わり、追いつけない。カープの3番手は一岡。ここまでスタンド見ると、左右でそれぞれ赤と緑に分かれている。内野2階席は半々か、ややカープファンが多かったぐらいか。

 8回裏、1アウト1塁から畠山は内野ゴロ。これをエラーし、1塁ランナーを一気に返して4点目。これで決まってしまったか?いや、もっと見たい。今更荒れ模様にはできないだろうけど、まだ延長戦もサヨナラも見たことがない。何せ、ここは大都会東京。夜11時半までなら大丈夫だ。

 ただ、スワローズの抑えとなるバーネットはここまで負けがない。2アウトからシアーホルツが出塁するも、丸は三振に終わってゲームセット。試合時間は3時間11分、観衆25884人(NPB試合結果参照)。4対2という、得点数だけをすべてと考えるなら物足りないものであった。

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 お立ち台は先制(決勝)2ランのミレッジと、自己最多セーブをここまで無敗で記録したバーネット。実はシーズン最多本塁打記録を持つバレンティンが長期故障離脱しているため、外国人枠を3投手に割り当てられるのだ。

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 さあ時間が余った。すぐ帰ろうとしても混雑して動きにくいだけなので、1階スタンドへ降りてみよう。もちろん、最高なのはバックネット裏に違いない。そこは、同額となる2階席か両側の内野席となる。神宮球場であれば2階に売店がないことから、1階のほうがいいのかもしれないということ。

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 Pontaドリームシートは2人用と4~5人用がある。グループ席はテーブルもあり、全体的にゆったりした造り。

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 2人用のペアシートもテーブルを備え、足元も広い。さらには座席そのものもクッションのきいたもので、座ってみたところなかなか快適なもののようだ。

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 清掃作業が行われているので、迷惑とならないうちにお暇しよう。コンコースの照明は電球色のLEDが用いられ、外から見ても落ち着くもの。

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 入口で左右に分かれ、それぞれ外苑前駅と千駄ヶ谷駅へ通じている。まだまだ人が多く、先に進みにくい。横断歩道を渡った側はやや進みがいいという。

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 往路と同じく外苑前へ。さて、通りには阪神タイガースのグッズショップがある。ナゴヤドーム近くにも出店しており、相手球団の本拠地にも平気で踏み込んでいる姿勢には敬意すら覚えてしまう。

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 ぶれたので撮り直したところ、またしてもぶれる。このコンデジも使い始めて6年。夜間は相変わらず難しい。
(とりあえずここまで)

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ユン「…それで一応終わりですか。」
ひろ「野球だけだし。この続きは後々、完全版として特設ブログって言いますか。最近はそちらがメインになっちゃって。」
ユン「書いてる人もたぶん迷ってるんだと思いますよ。ブログがどうあるべきか。」

迷い…。

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 ここ2~3年明るくない名古屋の野球も、たぶん迷っているはず。本当に守り勝つ野球でいいのか。それで観客は満足するのか。
 シーズン席を押さえるような大口の"顧客"と、野球を見たくてチケットを購入する"ファン"。それぞれ求めているものが、おそらく一致していないのかもしれない。

 "顧客"も"ファン"も、派手な打撃戦をもっと見たいのかもしれない。そこで、博多の"ホームランテラス"が出てくる。開幕前は賛否両論あったものの、今のところ結果として大成功といえよう。ただ、そのまま取り入れても芸がない。
 そこで、"可動式ラッキーゾーン"というのはどうだろう?それぞれ試合ごとにグラウンド面積を変化させるというもので、1mずつであれば外野フェンスまでの距離が短くなろうともそこまで大きな問題にはならないかと。外野フェンスの高さも可変式になる。実現できれば面白いんだろうけど…。フィールドシート(これも11球団目。神宮はその位置にブルペンがあるため設置不可)だけが全てではない。

 そしてもう1つ。ドームは火を使えないからと、割高なだけの弁当類が名物であるというのは好ましくない。何か可能な方法はあるはず。ナゴヤ球場のパスタなど(食べてないけど)、名物グルメの1つは欲しい。

 まずはアンケート調査から始めよう。"顧客"と"ファン"が何を求めているか探るべきだ。

…失礼致しました。