さっさとはじめましょう。

2015年7月24日(金)午後4時49分 愛知県稲沢市・JR稲沢駅西口

イメージ 1

 後半は稲沢市のコミュニティバスに乗る。ここから発着する路線バスは、稲沢中央線だけ。

イメージ 2

6.JR稲沢駅西口16:55発→稲沢市役所17:21着 路線バス稲沢中央線・矢合系統 名鉄バス8456
 稲沢中央線は通常の路線バスとしても扱われており、名鉄バス一宮営業所の中型車両『エアロミディ』が用いられる。いたのはその番号から新車とわかるが、2代目津島市ふれあいバスのポンチョと同期である。さて、他に乗る客はいないようだ。

 この路線は稲沢市コミュニティバスとしても扱われており、名鉄バスの停留所ポールにも記されている。夕方5時の稲沢市内はそれほど流れがよろしくなさそう。

イメージ 3

 稲沢市のランドマーク的存在ともなり得る、エレベーター試験塔を水田地帯と共に見る。このあたりで右左折し、県道136号へ。名古屋に近い地とあって住宅も多い。

イメージ 4

 バスは稲沢市民病院にあるロータリーへ入り、ここでようやく2人乗車。出てからしばらくは来た道を戻る形になる。左折して県道62号へ。Uターンが禁止されなくなったのはいつのことか…。そして右折し県道62号から離れ、国府宮駅へ。

イメージ 5

 稲沢市のバスターミナルとして扱われる、国府宮駅バス乗り場。ここで病院からの2人が下車し、新たに4人乗車。イチョウ通り、中大通線を少し進む。左折した県道65号は国府宮参拝の際に家族でよく使う道だが、いつの間にかセンターラインが点線となっていた。

 小沢で1人下車。気づいたら雨がわずかに降っている。バスは県道65号に沿うように右折。この交差点は県道62号と、県道139号の起終点でもある。城見ヶ丘で1人下車。

イメージ 6

 稲沢町前田を過ぎ、左折して美術館・保健センターへ回り込む。ここでの乗り降りはない。稲沢市役所で降りよう。

イメージ 7

 稲沢市役所は病院や駅、津島市役所のようにロータリー状となっていない。そのため他1人とともにそのまま歩道へ降りる。運賃は均一制の200円で、名鉄バスの路線であることからICカードが利用できた。

イメージ 8

 木々が覆っている稲沢の市役所庁舎。玄関の前は駐車場となっており、ロータリーを設置できるスペースがないことがわかる。バス停ポールには稲沢中央線だけでなく、発着する全ての系統の時刻がある。そのまま待てばいいのだろうが、やや不安が残る。

イメージ 9

 駅へ向かうバスは反対側から発着する。近くには県道14号の起終点があり、"2県にまたがる10番台県道の起終点"としてはやや頼りない感が否めない。それもそのはず。市中心部となり得る駅から離れており、県道もそのまま『西尾張中央道』として扱われているため…。

イメージ 10

7.稲沢市役所17:30発→勝幡駅18:11着 稲沢市コミュニティバス平和線
 ワゴンタイプ車両との記載があったとおりに、停留所ポールの前でハイエースが停まった。運賃は同じく均一200円で、行き先を運転手に告げてから運賃箱に現金を入れる方式。他に誰も乗ることなく発車。そのまま右折して県道14号をしばらく進む。

 9人乗りとあったものの、運転手もいるため実質的定員は7人。車内の床はカーペット敷き、座席背面にカップホルダーも付く。この手の車両は片側2車線の道路がむしろしっくりくる。左に曲がるとヨシヅヤ新稲沢店。

イメージ 11

 ポンチョ以上に小回りの利くハイエースワゴン。ヨシヅヤ新稲沢店の駐車場に乗り入れるも、乗客はなく通過。次のアピタ稲沢まで少し直進し、右折してすぐ左折。

イメージ 12

 アピタ稲沢も複合型商業施設であり、程近いヨシヅヤより規模が大きい。競合しあうもの同士なのに、不思議と両者は共存しあっている。ここでも乗り降りはなく、そのままユニー本部の敷地に入って方向を変える。従業員専用らしきコンビニもあるようで…。

 その後は新幹線の高架横にある道を進み、程なく右折。しばらく進んだ後、植木センターを回り込む形をとる。そして戻る。…これではよくわからないか。この手の巡回バスとして用いられることの多いマイクロバスとも、まったく違う乗り心地。

イメージ 13

 ルートの多くは田んぼの中を進む道。感覚としては、バスに乗るというよりかは送迎してもらうようなもの。旅行系企画のみならず、公共交通機関としても異質である。車体も小さく、振動が伝わりやすいので車酔いもしやすい。稲沢市独自の停留所ポールは、気のせいか名鉄バスと比べて造りが立派。待つ人はいない…。

イメージ 14

 そんな中、新しい工場群とともに姿を見せる平和らくらくプラザ。プールやトレーニング施設などを備えており、平和支所が隣接している。乗り降りはなく、ここも経由しただけ。付近は工業団地として、土地が確保されている。

 右折して県道126号に入ると、北津島病院の停留所を通過。辺りはすっかりおなじみの道。この"バス"は曲がりなりにも定期路線である。ここまで乗降客が他にいないのだが、需要が全くなければそもそも運行されていないはず。

イメージ 15

 ヨシヅヤ平和店に来たものの乗る客はいない。この路線は主に買い物をする高齢者を対象としたものと思われる。毎日というわけではないだろうが、今日がたまたま誰も出かけない日だったのかもしれない。さて、車は北津島病院まで戻りそのまま直進。なんとなく道がわかってきたかも…。

イメージ 16

 結局、勝幡まで貸切状態が続いた。車はそのまま千代田線となり、平和線から稲沢市民病院まで乗り続けることができる。国府宮駅も経由し、効率こそ悪いものの運賃は安い。『はだか祭』の日は運休となるので注意すること。

8.勝幡18:16発→青塚18:18着 普通・須ヶ口行き 3566
 今回自転車を置いたのは、1駅手前の青塚。電車の運賃は60円安くなった。
(おわり)

あま市もコミュニティバスとか、巡回バスを運行させる計画があるようです。車両はマイクロバスとなるようで、運賃体系や運行系統がどうなるか注目されます。
…で?
※平和らくらくプラザのプールは現在休止中。