最終日、4年半前と同じく広島から名古屋へ帰ります。しかしその帰り方は全く違うもの…。

九州リベンジ~Remix15~
2013年9月7日(土)午前7時22分 
058.三原7:22発→福山7:45着 新幹線こだま728号・新大阪行き 727-7005
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レールスターの代名詞とも言える、濃い青色の指定席向け2列2列座席。これは0系ウエストひかりの系譜を引き継いでおり、そしてそれはN700系さくらへと引き継がれるのであった。レールスターの多くは『こだま』となり、"2列2列の自由席"もある。
さくら「…横とか広いよね?」
なぎさ「…まあ、肘とかすごい安定してる。」

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G25.生もみじ 110円
やはり横幅が広かった2列2列座席と共にもうひとつ。過去に某番組で"レールスター"の前身であった0系ウエストひかりの"2列2列座席"で早朝から"もみじ幕の内"(24個入り)を食べるタレントの姿を見た。そして今それぞれが進化して再びあいまみえる…。

以上。ところで新幹線は海沿いの"尾道"を通らず、海の見えない新尾道で通過待ち。ついでにこだまでは、レールスターの特徴でもあった8号車の個室が使われない。

乗車時間が23分では物足りなかったか…。
ももか「ここでまた時間余らせてさ…。」

トイレに入った後、新幹線改札で"自由席特急券だけ"回収され、一般の改札を18きっぷで出る。
ももか「最初から狙ったでしょそれ。」
めぐみ「…?」

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時間があるので外に出ておこう。駅の目の前に福山城がそびえる。

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お次はもう少し近づいてから携帯カメラで1枚。
めぐみ「…終わり。」
ももか「また何もしないで、いつもみたいに駅前も…。」
さくら「駅前の城だけど。」

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在来線ホームも高架だが、新幹線の真下に位置する。しかしながらここからでも福山城は十分望めてしまう。接近メロディは季節ごとに変えているようで、9月に入ってからはまだ暑いながらも秋らしく『もみじ』が使われる。

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府中まで電化されている福塩線だが、井原鉄道の単行ディーセルカーがここまで乗り入れてくる。山陽本線はここからが正念場…。

059.福山8:17発→相生10:21着 普通422M・相生行き モハ114-1207
現れたのは黄色くなった115系だがやはり"フェイク"で、6両編成。しかしながら結構乗客が多い。

大門を過ぎると岡山県に入る。ここからは乗る客ばかり。実は途中で新幹線に乗らなければ、この列車に新倉敷から乗る計画でいた。しかしすでに座れないどころか、立ち客も多いぐらい。
めぐみ「…作戦成功で。」
ももか「言っとくけどどこ始発よ?」

この列車は三原始発だったのだが、そもそもが"フェイク"なために肘の置き場に困るのは規定事項だっただろう。落ち着かない中で岡山に着き、乗客が入れ替わる。特に県境をまたぐ区間は本数が少ないためか、シーズン中は乗客が集中して混雑が絶えない。
ももか「…そっちはどうなの?」
さくら「…限界。」

それからしばらく、長旅の疲れと相まった体の痛みと足元の狭さに苦しめられる…。

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外はというと、今日は雨模様。雲がかかった山はなぜか美しく見えるから不思議なもの。
なぎさ「峠越えたか…。」
めぐみ「…越えたっぽい。」

さあもう少し。工事でホームが遠くなった有年を過ぎると、次は終点の相生である。
ももか「これアレじゃない?前に乗った…」
なぎさ「あ…、ああ。名古屋を朝1番に出ると乗るやつか。」

124分の激闘の末、なんとか荷物を忘れることもなく相生に着くことができた。この列車はそのまま"岡崎からの始発列車ルート"を待ち、三原へ折り返す。ここまで来てしまうと帰ってきた感があるのだから、九州遠征というのは恐ろしいものだ。

060.相生10:23発→姫路10:43着 普通760T・米原行き クモハ223-3041
乗り継ぐのは223系8両固定で、前は空いている。

まあ姫路までの20分ぐらいで休まるわけではないので次に期待しよう。ここで新快速に乗り換えるが、2年前から休日は全て12両となった。しかし近江塩津へは4両編成しか入れないので、必ず前に連結される。8号車の位置で待っていても乗客が少ない状況から、前方の4両が225系であってもこの時点で勝算があった。
さくら「225来い…。」

061.姫路10:57発→京都12:29着 新快速3252M・長浜行き クモハ223-3012
やはり前方に4両編成を連結した12両で、前後とも225系ではない。
さくら「……。」
ももか「アンタらの負け。」

もっとも、座った姿勢と荷物量は225系だったかどうかでどうにかなる問題ではない。加古川で先ほどの米原行きを抜かす。西明石、日本標準時に位置する明石と停車していく。世間で持たれるイメージよりも普通列車は速いものだが、新快速はそれ以上に速いものであることがよくわかる…。
ももか「…荷物を上置いて寝なさいっての。」

長かった山陽本線は神戸で終わり。東海道本線に入ってからは神戸市中心部にあたる三ノ宮、山の斜面に建つセレブな住宅地芦屋と停車していく。乗客も乗ってくるのでうかつに動けない。尼崎で福知山線と合流すると次は大阪。

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降りずに乗り続けよう。新大阪を出ると次は高槻。そして京都府に入ると見えるのが大山崎ジャンクション。京都縦貫自動車道が接続したことによって、名神高速や第二京阪から高速を降りることなく京丹波町へ向かうことができるようになった。

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広島から乗り継ぐこと合計6時間36分、京都まで戻ってきたがまだ終わりではない。
ももか「京都タワーはいいから、コインロッカー。」

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コインロッカーは通常サイズが300円でICは使えない。ともあれこれで大荷物から一時ではあるが解放され、軽く動けるようになった。18きっぷはしばし休憩。

062.京都12:43発→四条12:47着 普通・国際会館行き 1604
乗るのは去年と変わらない地下鉄オリジナルの10系。乗車時間は4分と短いので座ろうが座れまいが関係ない。ついでに"急行"も地下鉄では各駅に停車する。

(つづく)