更新間隔が短いと人が来るもので。
『長崎くんち』の演し物に『御朱印船』がありますが、そもそも開催時期がシーズンオフな上に現物を存じないので…。今回は長崎でトルコライスを食べましたが、"ちゃんぽんもあるだろ"という声も聞かれそうです。…わかってますとも。長崎からの帰りは大村線と佐世保線を使いますが…、なんだって!?
今回の考えは佐賀16:45着の普通列車から16:53発のハウステンボス22号、もしくは併結するみどり22号へ乗り継ごうというもの。これまで883系,787系,885系に乗っているのでせっかくだからと783系にも乗りたくなっただけなのだが、乗ることで新鳥栖着は4分早くなる。しかし佐賀からの別運賃と自由席特急券の合計料金は1人4090円。
乗ることにしよう。キハ66・67を用いた普通列車は電化されていない旧線を通るが…。
047.長崎14:00発→早岐15:31着 快速シーサイドライナー3236D・佐世保行き キハ67 14
こちらも快速でありながらキハ200ではなく、普通と同じ旧型のキハ67。117系に似たディーゼル快速のようだが、実際はこの車両がベースとなったのが117系電車であった。しかし東海ではその117系が引退し、こちらは九州で現役続行なのだから皮肉なものだ。
往路のキハ200も同様だが、かつて号数もつけられた"名称付き快速列車"でありながらワンマン運転となる。そのため東海の『みえ』よりも、車両のせいか津山線の『ことぶき』に近い印象さえ感じてしまう。乗車ぶりもそこそこに、長崎を発つ。こちらもまたエンジンの音が大きく、高速走行している感がより一層わかる。諫早で少々停車時間の後、往路で乗車した長崎本線が分かれる。
大村線に入ると、左側に大村湾が望める。『シーサイドライナー』の名に偽りはない。
海沿い道は走りがいがありそうだが、道はよくなさそう。
ももか「免許ないのもいるし。」
めぐみ「悪い?」
なぎさ「別に悪くないけど…」
さくら「じゃあ自転車とかは?」
めぐみ「…ありかも。」
昨日は海をあまり見れなかった分、存分見ることができた。ところで海水浴に行かない人が必ず言うのが"海は見るもの"ということ。
ももか「…アンタらどうせ海で泳ごうなんて言わないだろうし。」
めぐみ「画は欲しいんだけどね…。」
ももか「じゃあ別にいいじゃない、内海とか新舞子とか…。」
めぐみ「…実際そういうわけにもいかないのよ。」
列車は『ハウステンボス』の最寄である『ハウステンボス』に停車。『ハウステンボス』の次は乗り換えとなる早岐だが、乗り換え時間は1分しかない。
早岐では階段こそ使わずに済むものの、ホームの前方に停車していたのでダッシュする必要は確かにあった。
048.早岐15:32発→肥前山口16:21着 普通936M・肥前山口行き クモハ817-27
ここからは再び2両のワンマン電車。ありがとう長崎。ここからは山の景色がメインとなり、写真の数も少ないことからさほど印象に残るものはない…。せいぜい有田焼ぐらいだろうか?
めぐみ「…まあ武雄温泉は考えあったの。」
ももか「それ駅名で選んだでしょ。」
めぐみ「…駅名だけど。それで浮かんだんだけど、お風呂が先延ばしになっちゃうのよ。」
さくら「それで選択肢からは外れたと…。」
めぐみ「湯田温泉で入ってから48時間ぐらい?」
…案の定である。肥前山口駅に到着し、ここから往路と同じ長崎本線に合流する。
049.肥前山口16:30発→佐賀16:45着 普通2862M・鳥栖行き クモハ817-20
今回のMVPに選んでもよさそうなワンマン2両、革張り座席もおそらくこれで最後。ここまでの疲れか眠気が襲ってくるが、乗車時間は15分なので寝てはいけない。
佐賀に到着。長崎から要した時間は165分であった。駅前は割と都会…。
050.佐賀16:53発→新鳥栖17:07着 特急みどり22号・博多行き クモハ783-12
3段跳び1本目。『ハウステンボス』と『みどり』は連結運転し、外から見れば対になっている。しかし構成は同一方向に向けられており博多方向の展望室は普通車、しかも自由席であった。そんなのだからか結構乗車し、座席は埋まっている。座席は国鉄末期からJR初期らしいもので、座りも北陸で走っていた485系に似たもの。
佐賀まで乗車した普通を抜かし、14分で1本目終了。自動改札機に通すと特急券は回収され、乗車券は出てきた。
新鳥栖駅も例のごとく写真に収めておこう。
051.新鳥栖17:24発→博多17:36着 新幹線つばめ352号・博多行き 827-6
3段跳び2本目は九州新幹線最初の車両でグリーン車なしの800系6両、最高速度260km/h。ホワイトボディーに九州の色である赤が映える。
車内は"すだれの日よけ"や、これまた暖色系車内照明など和の趣。むしろN700では本州との兼ね合いで少し抑えられているようでもある。自由席でも2列2列なのだが、木の背もたれは高すぎて空席が後ろから確認できない。よく見れば、座席はまあまあ埋まっているようだ。座ってみるとさすがの2列2列で横幅はもちろん、前後間隔も広い。ただテーブルはインアーム式で、(885系もそうだが)背面式に比べて不便さはぬぐえない。おまけに座りもしっくりこないようだ。
それでも乗車時間12分では足りない。博多に着くが、車内チャイムはチャイムらしからぬ完成度が高いもの。デッキも凝っており、洗面所入り口ののれんも特徴的であった。2本目終了。次は…
さくら「また西日本…」
(つづく)
『長崎くんち』の演し物に『御朱印船』がありますが、そもそも開催時期がシーズンオフな上に現物を存じないので…。今回は長崎でトルコライスを食べましたが、"ちゃんぽんもあるだろ"という声も聞かれそうです。…わかってますとも。長崎からの帰りは大村線と佐世保線を使いますが…、なんだって!?
2013年9月6日(金) 九州リベンジ~Remix12~帰りのルートである考えが浮かんだ。"ハイパーサルーン"こと783系が使われる特急列車は、基本的に"白いかもめ"と同じく時刻表への記載がある。長崎本線ルートの列車には記載がない場合もあるが、787系はDXグリーン席と4人用個室の記載があるので容易に判別できる。ハウステンボス号はみどり号と併結運転する関係上、すべてハイパーサルーンが使われるのですぐわかる。
今回の考えは佐賀16:45着の普通列車から16:53発のハウステンボス22号、もしくは併結するみどり22号へ乗り継ごうというもの。これまで883系,787系,885系に乗っているのでせっかくだからと783系にも乗りたくなっただけなのだが、乗ることで新鳥栖着は4分早くなる。しかし佐賀からの別運賃と自由席特急券の合計料金は1人4090円。
乗ることにしよう。キハ66・67を用いた普通列車は電化されていない旧線を通るが…。

047.長崎14:00発→早岐15:31着 快速シーサイドライナー3236D・佐世保行き キハ67 14

こちらも快速でありながらキハ200ではなく、普通と同じ旧型のキハ67。117系に似たディーゼル快速のようだが、実際はこの車両がベースとなったのが117系電車であった。しかし東海ではその117系が引退し、こちらは九州で現役続行なのだから皮肉なものだ。

往路のキハ200も同様だが、かつて号数もつけられた"名称付き快速列車"でありながらワンマン運転となる。そのため東海の『みえ』よりも、車両のせいか津山線の『ことぶき』に近い印象さえ感じてしまう。乗車ぶりもそこそこに、長崎を発つ。こちらもまたエンジンの音が大きく、高速走行している感がより一層わかる。諫早で少々停車時間の後、往路で乗車した長崎本線が分かれる。
大村線に入ると、左側に大村湾が望める。『シーサイドライナー』の名に偽りはない。
海沿い道は走りがいがありそうだが、道はよくなさそう。
ももか「免許ないのもいるし。」
めぐみ「悪い?」
なぎさ「別に悪くないけど…」
さくら「じゃあ自転車とかは?」
めぐみ「…ありかも。」

昨日は海をあまり見れなかった分、存分見ることができた。ところで海水浴に行かない人が必ず言うのが"海は見るもの"ということ。
ももか「…アンタらどうせ海で泳ごうなんて言わないだろうし。」
めぐみ「画は欲しいんだけどね…。」
ももか「じゃあ別にいいじゃない、内海とか新舞子とか…。」
めぐみ「…実際そういうわけにもいかないのよ。」

列車は『ハウステンボス』の最寄である『ハウステンボス』に停車。『ハウステンボス』の次は乗り換えとなる早岐だが、乗り換え時間は1分しかない。
早岐では階段こそ使わずに済むものの、ホームの前方に停車していたのでダッシュする必要は確かにあった。
048.早岐15:32発→肥前山口16:21着 普通936M・肥前山口行き クモハ817-27

ここからは再び2両のワンマン電車。ありがとう長崎。ここからは山の景色がメインとなり、写真の数も少ないことからさほど印象に残るものはない…。せいぜい有田焼ぐらいだろうか?
めぐみ「…まあ武雄温泉は考えあったの。」
ももか「それ駅名で選んだでしょ。」
めぐみ「…駅名だけど。それで浮かんだんだけど、お風呂が先延ばしになっちゃうのよ。」
さくら「それで選択肢からは外れたと…。」
めぐみ「湯田温泉で入ってから48時間ぐらい?」
…案の定である。肥前山口駅に到着し、ここから往路と同じ長崎本線に合流する。
049.肥前山口16:30発→佐賀16:45着 普通2862M・鳥栖行き クモハ817-20
今回のMVPに選んでもよさそうなワンマン2両、革張り座席もおそらくこれで最後。ここまでの疲れか眠気が襲ってくるが、乗車時間は15分なので寝てはいけない。

佐賀に到着。長崎から要した時間は165分であった。駅前は割と都会…。

050.佐賀16:53発→新鳥栖17:07着 特急みどり22号・博多行き クモハ783-12

3段跳び1本目。『ハウステンボス』と『みどり』は連結運転し、外から見れば対になっている。しかし構成は同一方向に向けられており博多方向の展望室は普通車、しかも自由席であった。そんなのだからか結構乗車し、座席は埋まっている。座席は国鉄末期からJR初期らしいもので、座りも北陸で走っていた485系に似たもの。

佐賀まで乗車した普通を抜かし、14分で1本目終了。自動改札機に通すと特急券は回収され、乗車券は出てきた。

新鳥栖駅も例のごとく写真に収めておこう。

051.新鳥栖17:24発→博多17:36着 新幹線つばめ352号・博多行き 827-6
3段跳び2本目は九州新幹線最初の車両でグリーン車なしの800系6両、最高速度260km/h。ホワイトボディーに九州の色である赤が映える。

車内は"すだれの日よけ"や、これまた暖色系車内照明など和の趣。むしろN700では本州との兼ね合いで少し抑えられているようでもある。自由席でも2列2列なのだが、木の背もたれは高すぎて空席が後ろから確認できない。よく見れば、座席はまあまあ埋まっているようだ。座ってみるとさすがの2列2列で横幅はもちろん、前後間隔も広い。ただテーブルはインアーム式で、(885系もそうだが)背面式に比べて不便さはぬぐえない。おまけに座りもしっくりこないようだ。

それでも乗車時間12分では足りない。博多に着くが、車内チャイムはチャイムらしからぬ完成度が高いもの。デッキも凝っており、洗面所入り口ののれんも特徴的であった。2本目終了。次は…
さくら「また西日本…」
(つづく)